葵から菊へ&東京の戦争遺跡を歩く会The Tokyo War Memorial Walkers

パソコン大好き爺さんの日誌。mail:akebonobashi@jcom.home.ne.jp

志位和夫議長が訴える『Q&A共産主義と自由ーーー「資本論を導きに」』 革命の道筋は?

2024年07月28日 | 日本共産党

 『Q&A共産主義と自由ーーー「資本論を導きに」』を日本共産党志位和夫幹部会議長が出版発表記者会見を行ったことが、7月11日のしんぶん赤旗一面に報道されました。

 日本共産党の志位和夫議長は10日、国会内で、『Q&A共産主義と自由――「資本論」を導きに』(7月12日発売)の出版発表記者会見を行い、「この本を広く普及して、『共産主義と自由』を語り、日本と世界の前途を語り合う大運動を起こしていきたい」「『人間らしく生きたい』と願うすべての人にマルクスが語ったメッセージを届けたい」と語りました。

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

志位議長は、『日本共産党はこういう理想を掲げている党だからこそ、国民の苦難に応えた活動ができる』と述べながら、この理想を成し遂げる革命の道筋を語っていません。

日本共産党綱領(2020年1月18日 第28回党大会で改定)は、民主主義革命と民主連合政府 (12)現在、日本社会が必要としている変革は、社会主義革命ではなく、異常な対米従属と大企業・財界の横暴な支配の打破――日本の真の独立の確保と政治・経済・社会の民主主義的な改革の実現を内容とする民主主義革命である。それらは、資本主義の枠内で可能な民主的改革であるが、日本の独占資本主義と対米従属の体制を代表する勢力から、日本国民の利益を代表する勢力の手に国の権力を移すことによってこそ、その本格的な実現に進むことができる。この民主的改革を達成することは、当面する国民的な苦難を解決し、国民大多数の根本的な利益にこたえる独立・民主・平和の日本に道を開くものである。』と民主主義革命の展望を語っています。『日本共産党は、国民的な共同と団結をめざすこの運動で、先頭にたって推進する役割を果たさなければならない。日本共産党が、高い政治的、理論的な力量と、労働者をはじめ国民諸階層と広く深く結びついた強大な組織力をもって発展することは、統一戦線の発展のための決定的な条件となる。』と共産党の役割を強調しています。

革命のためには「前衛党」と、「民主集中制」が必要であると入党したときに教えられました。更に、専従革命家が必要であるからと商事会社を退職して、専従の赤旗新宿分局員になりました。大衆運動と党活動という「二本足の活動」(現在は「車の両輪の活動」)であったのに、党活動は大衆運動から次第に遠ざかり、党組織を支える科学的でない「130%」という党勢拡大運動が中心となったため、選挙のたびに有権者の支持を失っていくことになりました。

(了)

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「中国 南京・上海近代史と文... | トップ | バイデン大統領とハリス副大... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

日本共産党」カテゴリの最新記事