友人の川口重雄さんからのメールを転載します。
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各位 5月25日〔BCC、本日第4信〕
友人から届いた情報です。
興亜観音は静岡県熱海市の伊豆山にあります。
松井石根ら極東国際軍事裁判で絞首刑となった7人の遺灰の一部を収めた「殉国七士之墓」(揮毫は岸信介)は、愛知県西尾市三ケ根山頂上付近にあります。
それでは。川口重雄拝
川口さんから頂いた「殉国七士之墓」画像
-----Original Message-----
興亜観音建立80周年・終戦75年 怨親平等の例大祭執行 コロナ終息も祈願(仏教タイムス)200521
山内行脚の後、本堂に向かう伊丹住職(左)
旧陸軍大将の松井石根将軍(1878~1948)の発願により怨親平等の精神のもと、日中戦争(昭和12年)で倒れた両軍の戦没者を供養する熱海市伊豆山の興亜観音。建立80周年を迎えた今年の例大祭は18日午後、伊丹妙浄住職を導師に営まれた。新型コロナウイルスの影響により興亜観音奉賛会役員ら関係者のみが参列。終戦75年の節目にあたり平和を祈ると共に、コロナ終息も願った。
心配された雨はやみ、関係者は本堂前に距離をとりながら参席。伊丹住職は団扇太鼓を手に庫裏を出発し、お題目を響かせながら険しい山道を経て本堂へ。表白では、日中戦争・大東亜戦争戦没者や東京裁判刑死者7人の名前を一人ひとり読み上げ、さらに殉難法務者への追善であることを奏上した。
昭和15年(1940)2月に開眼された赤銅色の興亜観音 法華経の方便品・如来寿量品・普門品(観音経)・陀羅尼品を読誦。観音経は全員
で唱和し、順次焼香した。再び表白を口にした伊丹住職は、松井将軍の辞世の歌の一つ「世の人に残さばやと思う言の葉は自他平等に誠の心」を紹介。さらに新型コロナに対して、「日本人の底力を示す必然、多大にあり」と読み上げ、終息を祈願した。法要後には、参列者に感謝の言葉を述べた。
建立80周年事業として、防犯の観点から①本堂境内の防犯防災整備関連工事、②山門建立関連工事、③崇敬者ご位牌供養関連工事を計画していたが、新型コロナにより来年に延期するという。
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(了)