Akatsuki庵

日々と向き合って

谷庄さん夏の茶道具展

2017年07月08日 09時13分01秒 | 美術画廊・ギャラリー
半年に一度の銀座にある谷庄東京店さんのお道具展。
 (本日7月8日の午後4時まで)

最近は初日にお邪魔することが多かったけれど、
今年は7日めになってしまった。

それだからというわけではないけれど、
表が「籠花入」ではなく、向付。

そして、店内はわりと閑散とした感じ?

今年は籠花入が中心~のはずだったんだけど、、、

予想はしていたけれど、思ったより出ている点数が少なくなっていた。
(出ていたのは、けっこうな大物が多かった~)

聞けば、初日の開店前から行列ができるほどだったとか。

お店の方曰く「籠花入はお求めやすい価格ですしねぇ」。

なるほど。

やはり、先手必勝ということか。

お店の方でも補充はしているけれど、
7日目ともなると、やはり苦しいよねぇ。

でもでも、籠花入に生けられている夏の花々が美しくて。

本当に涼を感じさせてくれて、幸せな気分になった。

半夏生に桔梗、矢筈芒~などなど。色々も彩が豊かで美しい~


そんな感じで、他の茶道具も楽しく鑑賞できた。

2代寒雉の雲龍釜。小ぶりでかわいい。

雲龍釜に合わせて造ったという土風炉は比較的新しい時代のものだそうで、
すっごくステキだった。

お座敷の六角形の琉球風炉。大西定林の作。

仁清はお茶碗、茶入。 ちょっとビミョーだったかな。

籠花入からみで茶箱が出ていたら、どうしよう~とドキドキだったんだけど、
今回は出ていなくて、ホッとした。

金沢の和菓子屋「よしはし」の黒蜜羹で一服いただく。

祥瑞のお茶碗がまたよかった。

金沢もねぇ。。。

昨夜の『ぶらぶら美術館』でも金沢城の石垣が出てきて、ちらっと見た。

2度訪れているけど、やっぱり見方がまだまだ甘いなぁ、と反省。

またゆっくり訪れたい~
と旅のシミュレーションを考えてみたり。

石垣はね、高校時代の憧れだったんけど。

思えば当時、ゼミレポさんにお手紙を書いた際にお返事をくれた方が今は第一人者となっていらっしゃる。

すごいなぁ。
と感心しつつ、「私は趣味程度でいい」とお返事読んで思って、経済的に確実に職業になる進路を選ぶことにしたっけなぁ。

金沢への旅も視野に入れつつ。

とりあえずは今月は仕事をかんばろう。

★谷庄バックナンバーリスト
2016年12月 谷庄「歳末茶道古美術展」→こちら
2016年7月 谷庄「夏の茶道具展」風炉釜を中心に→こちら
2015年12月 谷庄「歳末茶道古美術展」→こちら
2015年7月 谷庄「茶碗」展→こちら
2014年12月 谷庄「歳末茶道古美術展」→こちら
2014年7月 谷庄「夏の懐石道具」展→こちら
2013年12月 谷庄「歳末茶道古美術展」展→こちら
2013年6月 谷庄「茶入」展→こちら
2012年12月 谷庄「歳末茶道古美術展」→こちら
2012年7月 谷庄「茶席の名脇役」→こちら
2011年12月 谷庄「歳末茶道古美術展」→こちら
2011年7月 谷庄「寄付掛けと茶器」→こちら
2010年12月 谷庄「歳末茶道古美術展」→こちら
2010年6月 谷庄「釜と炭道具」→こちら
2009年7月 谷庄「懐石の器」展 →こちら
2008年7月 谷庄「茶杓」展 →こちら

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