昨日は茶道のお稽古を早めに切り上げて、茶道具フリーク。
(順番が逆になるけど、稽古の話は明日に)
まずは、戸栗美術館へ。
『古伊万里 小皿・向付展-いとしき掌(たなごころ)の世界-』を観賞。
先日、五島美術館で観た向付展も面白かったからネ。→こちら
一口に古伊万里といっても、バリエーションがとっても豊富。
染付に銹釉や銹絵、白磁、色絵(赤絵に金襴手)。
初期伊万里も古九谷様式に柿右衛門様式。
製法や釉薬だけでなく、形も豊富。
お魚の形、葉っぱの形、お花の形、富士山の形etc.
文様も細かい。
とても見た目が華やかなのに、盛り付けたら料理との景色もよさげ。
さすがに時代を経て使われ、生き残ってきた逸品揃いだなぁ。
お猪口(ちょこ)もカワイイ。
先日観た五島美術館とはまた違った向付の魅力を堪能できた。
戸栗を出たところでみたら、ちょうど午後3時。
「間に合うかな?」
渋谷の人並みを抜け、半蔵門線→銀座線→丸の内で数寄屋橋交差点まで30分。
谷庄東京店の「懐石の器」展、最終日は午後4時まで。
ギリギリセーフ
折敷に載った飯椀と汁椀、向付、そして朱盃のセットが幾つか。
折敷が渋い好みのものばかり。(四角だけじゃないしね)
向付も織部の扇面など渋め趣味に、ツボツボが添えられている。
こーゆーのに酒盗とか塩辛とか盛りたいねぇ
朱盃が初代・治兵衛作。
見た目は村瀬家特有の掻きあげで同じなんだけど、挽きが薄い
だから軽~い。
飯椀と汁椀も薄い挽きだった。
(ともに十客セットがお買い得価格 でも売約済)
先々代の寒雉の燗鍋も侘びた感じがステキ。
手前のギャラリースペースは明治から大正、昭和初期の道具多し。
モノも意匠もよく、そしてお値段もそこそこ購入可能価格なのが、勉強になった。
感じることはたくさんあるんだけど、的確に書けない。
こちらのblogのように書けるとよいんだけど。
ま、仕方ない、か。
床の間にあった織部の手つき扇面の器。
時代もいっているが、手つきの扇面の形が珍しいなぁーと思った。
奥の八畳広間は寛永年間の作。
茶席の設えが雰囲気があった。
小間の塗りの香合も寛永年間のお公家さんの「納涼」をテーマにした和歌。
風炉釜も夏らしい。(平たい天明釜がよかった)
棚には萩や志野、青磁の器。
いずれも大切に使われながら、代々受け継がれてきた器なのだろうなぁ。
最後に金沢の麦羊羹と薄茶一服もご馳走になった。
お茶碗は御本三島。
正面の窪みが遠州好みの形だとか。
(織部の三島版って感じ)
お店の方から「この展覧会はどちらでお知りになりましたか」の問いに
「ハイ。植田さんのブログを見ました」
お店を出て見たら午後4時。ホントに駆け込み観賞だったネ
充実した1時間に満足
ちなみに、谷庄銀座店の展覧会は年1回、ちょうど今の時期。
昨年も茶杓を観に行ったなぁ。 →こちら
(順番が逆になるけど、稽古の話は明日に)
まずは、戸栗美術館へ。
『古伊万里 小皿・向付展-いとしき掌(たなごころ)の世界-』を観賞。
先日、五島美術館で観た向付展も面白かったからネ。→こちら
一口に古伊万里といっても、バリエーションがとっても豊富。
染付に銹釉や銹絵、白磁、色絵(赤絵に金襴手)。
初期伊万里も古九谷様式に柿右衛門様式。
製法や釉薬だけでなく、形も豊富。
お魚の形、葉っぱの形、お花の形、富士山の形etc.
文様も細かい。
とても見た目が華やかなのに、盛り付けたら料理との景色もよさげ。
さすがに時代を経て使われ、生き残ってきた逸品揃いだなぁ。
お猪口(ちょこ)もカワイイ。
先日観た五島美術館とはまた違った向付の魅力を堪能できた。
戸栗を出たところでみたら、ちょうど午後3時。
「間に合うかな?」
渋谷の人並みを抜け、半蔵門線→銀座線→丸の内で数寄屋橋交差点まで30分。
谷庄東京店の「懐石の器」展、最終日は午後4時まで。
ギリギリセーフ
折敷に載った飯椀と汁椀、向付、そして朱盃のセットが幾つか。
折敷が渋い好みのものばかり。(四角だけじゃないしね)
向付も織部の扇面など渋め趣味に、ツボツボが添えられている。
こーゆーのに酒盗とか塩辛とか盛りたいねぇ
朱盃が初代・治兵衛作。
見た目は村瀬家特有の掻きあげで同じなんだけど、挽きが薄い
だから軽~い。
飯椀と汁椀も薄い挽きだった。
(ともに十客セットがお買い得価格 でも売約済)
先々代の寒雉の燗鍋も侘びた感じがステキ。
手前のギャラリースペースは明治から大正、昭和初期の道具多し。
モノも意匠もよく、そしてお値段もそこそこ購入可能価格なのが、勉強になった。
感じることはたくさんあるんだけど、的確に書けない。
こちらのblogのように書けるとよいんだけど。
ま、仕方ない、か。
床の間にあった織部の手つき扇面の器。
時代もいっているが、手つきの扇面の形が珍しいなぁーと思った。
奥の八畳広間は寛永年間の作。
茶席の設えが雰囲気があった。
小間の塗りの香合も寛永年間のお公家さんの「納涼」をテーマにした和歌。
風炉釜も夏らしい。(平たい天明釜がよかった)
棚には萩や志野、青磁の器。
いずれも大切に使われながら、代々受け継がれてきた器なのだろうなぁ。
最後に金沢の麦羊羹と薄茶一服もご馳走になった。
お茶碗は御本三島。
正面の窪みが遠州好みの形だとか。
(織部の三島版って感じ)
お店の方から「この展覧会はどちらでお知りになりましたか」の問いに
「ハイ。植田さんのブログを見ました」
お店を出て見たら午後4時。ホントに駆け込み観賞だったネ
充実した1時間に満足
ちなみに、谷庄銀座店の展覧会は年1回、ちょうど今の時期。
昨年も茶杓を観に行ったなぁ。 →こちら
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