裏山赤太郎~ゲイでエイズで、でも生きてくよ!~

ゲイとして生きて、50代でエイズを発症したけど、自分らしく生きていくことには変わりないないんだよってブログ。

私のエイズ症状~下痢と精神の悪化

2015-07-06 16:33:57 | 日記
私は下痢症状も次第に悪化していることから、
以前行った肛門科のクリニックではなく、
8月には別の胃腸科のクリニックを受診した。

下痢症状が出る周期は次第に短くなり、
夏にはほぼ毎日、下痢をしていた。

下痢症状と並行して、
精神状態も悪い状態が続いていた。
仕事のストレスと友人関係の溝、
私は相変わらず自分の感情を押し殺して、
ただただその日、その日の仕事をこなし、
生活をすることだけに集中していた。

夏になるころには、
すでに休日は自宅でぐったりと休むことが多く、
どこかへ出かける気持ちさえ起らなかった。

味覚もおかしくなっていた。
それまで好きだったコーヒーは、
酸っぱくて苦くて、美味しく感じなくなっていた。
甘いものが大好きだったのに、
甘いものまで美味しく感じない。
何を食べても、美味しく感じなくなっていた。

私は下痢も味覚異常も、
ストレス性に起因しているからで、
神経性腸炎だろう勝手に考えていた。
肛門の痛みも改善することはなくなった。

もう以前に診察を受けた肛門科のクリニックには行きたくなかった。
あの冷ややかな、軽蔑を込めたような表情、
仕方ないから薬を処方して追い返すような態度が忘れられなかった。

夏になっても症状が改善せず、
近所の胃腸科を受診した。
下痢が長引いていること、
仕事で強いストレスがあること、
人間関係でもうまくいかず精神的に参っていることを放した。
そのクリニックでも神経性腸炎と診断され、
そのための薬を処方された。
肛門の痛みについても話をし、
肛門の触診を受けた。
触診の範囲では、直腸に問題はないようだとのことだった。
肛門薬で経過を観察することになった。
私は丁寧に診察をした医師の言葉に、
少し安心することができた。

その医師からは、
念のため大腸内視鏡検査をするように勧められた。
50代という年齢からすると、
大腸内視鏡検査はやっておいた方がいいとのことだった。

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