裏山赤太郎~ゲイでエイズで、でも生きてくよ!~

ゲイとして生きて、50代でエイズを発症したけど、自分らしく生きていくことには変わりないないんだよってブログ。

遠近両用コンタクトレンズ

2015-09-26 16:07:33 | 日記

私を悩ますもの。

HIVウイルス、

アトピー性皮膚炎、

ややもすると制御不能になりそうな性欲、

そして、超ど近眼で緑内障で老眼の目。

まあ、HIVウイルスはちゃんとお薬を飲んで、
良い子な生活を送っていれば、
自分の場合は日常で取り立てて苦労することはありません。

しかし、目が悪いけとについては、
日常で不便を感じることがしばしばあります。
特にど近眼になって、緑内障を発症して、
さらに老眼が追い打ちかけてきたおかげで
私の視界は既に70歳くらいかなぁって気分です。
その点では、視覚障害をお持ちの方々のご苦労を、
ほんの少しだけわかるようになりました。

お若い方々は知る由もございませんが、
ど近眼で老眼だと、遠くに眼鏡を合わせると、
近くが全く焦点が合わないのです。
おまけに緑内障だと、視野の一部が欠けてしまい、
見えない部分があるのですよ。

だから40代後半からは、
眼鏡やコンタクトレンズをその場その場で併用し、
なんとか仕事や日常生活をやってきました。

そんな眼だけジジイの私に救世主が降臨!

遠近両用コンタクトレンズ!(ジャーーーン!)

試して一週間になりますが、
かなり快適です。
遠くから近くに視点が移動しても、
遠近両用メガネよりも違和感がありません。

残念ながら、私の老眼と緑内障の状態では、
手元の小さな文字を正確に読み取るところまでは
矯正しきれませんでしたが、
100円ショップの老眼鏡を併用すれば大丈夫!
古い新潮文庫の小さな文字も読めます。

若い頃には目がこんなに悪くなるなんて、
考えもしませんでした。
これも老いてゆくプロセスなのですね。

今日は久しぶりに文庫本を持って外出、
この日記を書いたら一人お茶をしながら志賀直哉を読みます。

女優 川島なお美さんの訃報

2015-09-25 10:41:50 | 日記
昨夜寝る前に、ちょっとツィッターをチェックして、、、

そうしたらいきなり川島なお美さんの
訃報を知らせるツイートが、
あれよあれよという間に画面に溢れてきました。

ショックです。

自分は特別、
彼女のファンだった訳ではありませんが、
同じ歳であることから、
その死を我が身に重ねてしまいます。

先日の記事会見の様子が、
あまりに痛々しくお痩せになられていたので、
もしや、、、、とは思っていました。
単に病気療養で痩せたとは、思えない様子だったからです。

考えてみれば、自分も一年前は、
一歩間違えれば命を落としていたかも知れなかったのです。

あの時、大腸内視鏡検査の結果、
深刻な下痢症状の原因は
HIV感染によるサイトメガロウイルス腸炎だと
医師から宣告されました。

その時の私の心の声は、
良かった!癌じゃなかった!でした。

川島なお美さんの訃報を見て、
その時の記憶が蘇ってきます。

明日は我が身。
人生は一寸先は闇。

だからこそ、今をしっかりと生き、
充実した時を重ねていこうとも思います。

謹んで、川島なお美さんのご冥福をお祈り申し上げます。

転職は恋愛に似ている、の?

2015-09-09 21:10:33 | 日記
先日書いた情けない日記のおかげで、
書くことで自分自身の心の整理ができました。
とても眠れそうになかったので書いてみたのですが、
書き終えた後は気持ちが楽になって、
眠りに落ちることができました。

おまけにグーグー眠っている間に、
心優しい方々から温かい励ましのメッセージまで頂いて、
ほんと、幸せな朝を迎えることができました。

考えてみれば、
この病気になる前の自分なら、
SNSなどの見ず知らずの人までが見る日記で、
弱音を吐くなど絶対にできなかったことです。

いい歳をして、
弱い自分を受け入れることができるようになりました。
これも病気のおかげ?でしょうか。

そんな訳で翌日はさっそく、
ハローワークに出かけて求人検索し、
新たな気分で職探しを再開しています。

今日はその求人に応募する書類を作成し、
大雨の中、ポストに投函しました。

今回、ちょっと気付かされたことがあります。
それは自分自身が望む自分の姿、
自分自身が考えている自分の姿と、
他人が見ている自分の姿とは違いがあるということです。

当たり前なことではありますが、
そのズレが不採用の一因だったのかも知れません。
当然、企業側が望むスキルや
人物像とも合わなかったことも確かです。

それってちょっと、恋愛に似ているのかも。

そうかあ、恋愛かあ。

と考えた途端に、ちょっとニヤけちゃう自分がいます。

やっぱり、恋愛は楽しいからね。
恋愛の一番楽しい時期は、
恋愛が成就する直前だったりしますよね。

転職活動のつらい思いも、
実は大切なものを得るための苦しみ。
この仕事、会社で働きたい。
応募書類を送ったけど不採用。
やっと面接までこぎつけたけど不採用。

恋愛も一緒。
彼氏が欲しい。
いい男発見!
ラブレター攻撃も不発。
やっと会ってくれても、愛の告白に冷たい視線。
もうひと押ししたら、痛い肘鉄。

それだったら転職も、
恋愛と同じように楽しみましょうかね。

ハローワークで求人検索の画面を見ながら、
そんなことを脳ミソの片隅で思っていました。

なんとお気楽な50代。

もうちょっと、頑張れそうです。

心がポキッとね!

2015-09-08 17:56:02 | 日記

心がポキッとね、折れそうです。

なかなか書類審査さえ通らず、
やっと面接にこぎつけても
思うような成果が出せない転職活動。

これまでの自分の経歴の全てを、
否定されてしまうような気持ちすらします。

せっかく助かった命だから、
前向きにやり直そうと頑張っているけど、
半年やってもダメだとさすがにツライ。

それも覚悟の上でやってはいるけど、
やりたい仕事、
ぜひ入りたいと思っていた企業からの
不採用通知には、
落胆を止めることができません。

もちろん、あきらめたら負けだとわかっています。

だから明日からは、
また前に進むためにどうしたらいいか考え、
足を進めて行きます。


今夜だけは、泣き言を書かせてください。