人を呪わば穴ふたつ

オバサンだけど、小心者なんで
囁き程度に呟いてみる・・・・

いずれ行く道と思えども・・・

2011-01-17 | 娘として

 子供にとって、

どんな親でも親で、

幼いころなど、どんな目に遇わされていようと

焦がれるもので。。。


 でも、どうしたって

気づくときはきてしまう。

自分の親の情けない部分。

それでも離れているなら

見て見ぬ振りもできるが

一緒に暮らせばそんなわけにいかず

母の一挙一動にいちいち過剰に反応してしまう自分に

情けないやら、腹ただしいやら。


 気づきたくなかった、

母の言い訳ばかりの人生・・・


父のように、端から罵倒されて当たり前の人なら

私も納得できるし、仕方ないと受け入れもできるものを

「立派な母」として子に刷り込んできた人の本性、

十代のころには薄々感じてはいたけれど

今ここにきて

あからさまに突きつけられて

嫌悪のほうが先にたち

とてもじゃないが優しい介護生活の気分じゃない。



でも…

少しずつ彼女の「しかたなかったの・・・」を

受け止めて消化していかなければ、

いずれは自分も彼女そっくりに年老いて行くのかもと

恐怖すら感じるんだなぁ、これが・・・



 なかなか大変だね、人間形成。

どんな人たちであろうと、

彼らがいたからの私。

優しくない自分には辟易するけど

親の役割を放棄してきた両親の看とりを、

覚悟した自分の

ヤケクソというほどの開き直りは好きだから

これからも

彼ら二人と向き合いながら

人間修行をするしかないね。。。



。。。。。上手に年寄りの言葉を

やり過ごせる術、教えてほしい。。。(^_^;)






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