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優里被告の初公判で検察側は、結愛ちゃんの生活が厳しく管理されていたことや、死亡に至る経緯の痛ましさを説明した。
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生活ルール強要の張り紙 一部に結愛ちゃんの血痕も
事件発覚時、アパート内の結愛ちゃんが一人で寝起きしていた部屋からは、「うそをつかない」「きちんと返事をする」などと生活ルールが書かれた複数の張り紙が見つかったという。
朝4時には起きるよう強いられ、かけ算の九九の練習などをさせられていたといい、「1回も間違えずに言えるように練習する」とも書かれていた。一部の張り紙からは、結愛ちゃんの血痕も見つかった。
4日前から目元にあざ もうろうとし歩行困難に
また、優里被告の供述調書も明らかにされた。優里被告は、結愛ちゃんが死亡する4日前の昨年2月26日、目の周りにあざがあるのを見つけ、翌27日から3日連続で嘔吐するのも確認していたという。
死亡した3月2日の午後、2人はパソコンでアニメを見るなどして過ごしていた。結愛ちゃんがもうろうとしてきたため、「眠いの」と聞くと「寝ない」と答えたという。午後4時ごろには一人で歩くのが難しくなり、優里被告が手を引いてトイレに連れて行った。
証人の医師「嘔吐初日に受診させるべきだった」
午後5時を過ぎると元気がさらになくなり、優里被告が「ディズニーランドに行こう」「小学校で楽しいことしよう」と声をかけると、結愛ちゃんは「うん」と返事し、かすかに笑ったという。
だが、間もなく飲んでいたスポーツ飲料を吐き出し「おなか痛い、おなか痛い」と言って目をつむった。それから意識は戻らず、午後7時に搬送先の病院で死亡が確認された。体重は12.2キロで、5歳児標準の18キロを大きく下回っていた。
この日、証人として出廷した小児科医は「5歳児が嘔吐するときは重篤な疾患を抱えていることがある。嘔吐し始めた日に、病院に連れて行くべきだった」と断じた。
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東京都目黒区で昨年三月、両親に虐待された船戸結愛(ゆあ)ちゃん=当時(5つ)=が死亡した事件で、保護責任者遺棄致死罪に問われた母親の優里(ゆり)被告(27)の裁判員裁判が四日、東京地裁であった。夫の雄大(ゆうだい)被告(34)=同罪と傷害罪などで起訴=が「自分の暴力はやばい」と認識しながら暴行をエスカレートさせた経緯や、結愛ちゃんが「べらんだでたたされた」とノートに書き残していたことなど、虐待の実態が次々と明らかにされた。(山下葉月、池田悌一)
検察側が朗読した雄大被告の供述調書によると、雄大被告は昨年二月下旬の夜、真っ暗な部屋で結愛ちゃんの顔面を殴打した。そのまま寝かせると、翌朝、結愛ちゃんの両目は開けられないほど腫れていたという。「自分の暴力がやばいことに気づいた」が、起きてこないことに腹が立ち、バスタブに閉じ込めた。
結愛ちゃんはぐったりし、その後は四日間ほど三十分ごとに嘔吐(おうと)。三月二日、優里被告から心臓が止まっていると告げられると、「頭が真っ白になった」という。
雄大被告は香川県にいた二〇一五年八月ごろから、交際していた優里被告の長女結愛ちゃんと交流するようになった。結婚を視野に入れていたため「しっかりしつけなくては」と思い、当時から結愛ちゃんの頭を手のひらでたたいたり、足蹴りすることもあった。一六年四月の結婚後は、二日に一回ほど暴力を振るっていたという。
検察側は、結愛ちゃんが香川県で通院していた病院の診療記録も読み上げた。結愛ちゃんは医師に「パパからおなかとかをキックされる」と打ち明け、「(一時保護されていた)施設に行きたい。パパがいないから」と話していた。
(東京新聞)
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知れば知るほど腹のたつ事件だ。
『結婚前から結愛ちゃんに暴力を振るってた……』
はぁ?
そんな男と結婚したんか?
この母親はやはり母親として失格だし、頭も悪すぎる。
結婚前は、男も女も良い格好見せたいために頑張るのが普通。
その時期でさえ子供に暴力振るうチンピラとよく結婚する気になったな、アホ。
そんな奴が、結婚後に暴力をエスカレートさせるのは予想できたはずだ。
たいてい一度離婚した人は、二度目の結婚は慎重になる。
反省も学習も出来ない女と、変な理屈で全てを正当化して相手を丸め込もうとするクズが一緒になって、最悪の結果を招いた。
子供にとっては、ホントに不幸であり、『不運だった』では片付けられない問題だ。
いつもこういう事件が起こると、児童相談所などの対応が問題になるが、この事件も児相や病院、保育園の対応がイマイチ納得いかない。
『子供は親が育てるものだ』という認識をそろそろ改めるべき。
子供は親の宝であると同時に、地域の宝であり国の宝である。
よって、子供は、親、地域、国が協力して育てていかなくてはならない。