「ぼんくら ２」

　佐伯という同心に総右衛門は内々にことを進めるのでお目こぼしをお願いしていた。
（何両だか手渡していた）

佐吉は総右衛門から自分の母親の消息を聞いていた。

おかず屋にいた二人の子供がイヤミたらしくお徳の店を見ていた。
（実はここの店のおみねという女将さんがいなくなってしまったため、子供達はお徳が
何かをしたからいなくなったと思っていた）

おとよは弓之助から手紙を預かってきたので幸兵衛長屋までやってきた。
平四郎に手紙を渡す。なぜ弓之助が直にこないかと聞かれて、「おねしょをして…」
またか～「お布団が乾かなくて」とおとよが言う。

弓之助は「もうおねしょは致しません、もうおねしょは致しません」
と何行も書いていた

おとよは見合いをしたと平四郎に報告にきた。
まあそれは嬉しそうな顔で…
「私の手が観音様の手のようで…」と誉めてくれたと満面の笑みだった。
おとよは誉められたことがことのほか嬉しかったようだ。
おいおいそれって家で何もしていないってバレバレじゃん
大店のお嬢様って何もしないというイメージ。この当時では当たり前か～

煮売り屋のお徳は近所のおかず屋で煮売りを始める。
というのも、つい最近自分の所で鍋釜を焦がして、鍋の底に穴を開けてしまったので、
自分の所の鍋で煮炊きが出来なくなってしまった。

年下の女の子がネギを切ったら全然切れてなくて…
平四郎に「どんなしつけをしたんだろうね」とお徳は嘆いていた。
鍋が変わると味もかわるとお徳は言っていた。
平四郎もそれがわかったようだった。

繋がれていた佐吉もようやく帰ってきた。
（佐吉とお恵は抱き合ったよ～）

お六の子供、おゆきとおみちがまり投げしていた。
平四郎と久兵衛（？）が通り過ぎようとしたとき、
おゆきの頭をそっとなでていたような…

葵は病死扱いに。久兵衛の知っているお寺へ葬ることになった。

帰って来た佐吉を前にした平四郎は正直に話してくれることを信じていると
直に言った。
「オレは殺していない」と告げる佐吉。
（少し離れた所で平四郎のお内儀と小平次が話しを聞いていた）

ここから話が膨らんでいくんだね。
何？来週は「子盗り鬼」の話？なんだか話が前後してないかい？
（原作にあるが順序が…前後しているような…一応読んでいるから
解ることだけどね）