![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/e5/e000713b80fa9b92863ded916dfd45d5.jpg)
揺れ動き、もがきながらも
職人として生きていく女性の姿が描かれれています。
乙川優三郎さんの時代小説は今の時代にも通じると思われる
決して甘くない現実が淡々と書かれていて好きです。
あ、ハッピーエンドじゃないとかそういう意味ではないです。
人それぞれ、なにが幸せか。
だいたい物語のハッピーエンドの後に果たして幸せは待っているのか!
疑り深い私(笑)
こちらの本、巻頭に
物語に出てくる蒔絵の櫛や印籠や棗の写真が載っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/63/2718ec6e5b005f26b026cb3265d0a558.jpg)
蒔絵は本物ですが、制作過程が架空の話。
美術館で作品を見ながらふと
「この櫛どんな人が作ってどんな人が挿してたのかな」
と考えることありますよね。
仮想の話とはいえ読み応えのあるたまらない一冊でした。
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