新入りシニアの独り言（その7）

10月初めに25日間のK2バルトロ氷河トレッキングを終えパキスタンから帰国しましたが、残暑が続いており驚きました。　庭の金木犀も何時もの年は9月中旬に咲きますが、今年は先週にようやく咲き始めました。　金木犀のほのかな香りで秋の気配を感じていましたが、今年は香りがせずやはり天候不順のせいかなと思いました。

今にも雨が降り出しそうな空模様で紅葉の色が余り出ていませんが、標高1200m辺りではそれなりに楽しめました。　また、秋の花である“イワシャジン（別名イワツリガネソウ）を見かけました。　岩場の草が生えそうもない個所に咲く花で、お気に入りの一つです。　やはり、家内と二人でのトレッキングは良いものです。　尊敬する植村　直己氏が単独登攀に向かった気持ちが分かる気がします（勿論、足元に及びませんが）。

とは言いながら、こんな年は一気に晩秋を迎えるような気がしております。　この27日（土曜日）に裏丹沢の風巻きの頭から袖平山へのブナ等の自然林の気持ちの良い尾根道を歩いてきました。　普段と異なり神の川の駐車場には車が一杯。　やはり秋の紅葉を楽しもうと出かける方が多くなってきました。　紅葉は標高1200m位まで降りてきていました。　もう１，２週間もすれば道志道の渓谷が紅葉で染まることでしょう。