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言語力をつける!だれでも出来る「論文の書き方」とは!その具体的方法を解説する

2010年08月13日 | 気になった事
言語力をつける!だれでも出来る「論文の書き方」とは、

論文の書き方 「な・た・も・だ」というフレームを利用すれば、誰もが簡単に論文を書きおこすことができると言います。この「な・た・も・だ」。web検索をしてみると、宮川俊彦氏によるもののようですね。

では、その方法を説明しましょう。意見文や、主張文では、
最初に、意見や主張をかき
「な」、なぜなら 
「た」、たとえば
「も」、もしも
「だ」、だから
と、この順で展開していくと、だれもが書き進めることができるというもの。

「な・た・も・だ」を解説しましょう。
論文の場合、「意見・主張」と、「事実・根拠」に2分できます。書き出しは、主張ですね。「私はこう思っている」。そして次に、「な」「た」「も」で、根拠となる事実を書きます。そして、最後に「だから」で、最初の主張を補足するわけです。

「な・た・も・だ」を、もう一つのフレームワーク、「起・承・転・結」から見ていきましょう。
「起」で、主張を書きます。
「承」で、根拠となる事実をあげます。「な・た・も・だ」でいう、「な」と「た」ですね。
「転」で、転回するわけで、別の視点からの事実をあげます。「な・た・も・だ」の「も」にあたります。
「結」で、最初の主張を別の言葉であらわします。「な・た・も・だ」では、「だ」つまり、「だから○○だ」ということです。

私の個人的考えとしては、「な・た・も・だ」の頭に、主をいれて「しゅ・な・た・も・だ」にした方がいいと思いますね。「起・承・転・結」からみて、よりハッキリしますので、。もちろん「主」は、主張のことです。

ついでに、「しゅ・な・た・も・だ」という呪文の覚え方もやっちゃいましょう。
田んぼの主(ヌシ)が、鉈(ナタ)に藻がからんだ状態で持ってあらわれる!イソップの寓話にある「金の斧」ですか。そんなイメージを頭にいだけばいいでしょう。
イソップの方は、斧ですが、こちらは鉈(ナタ)ですけど、、。ちなみに斧は、「長い棒の先に扇状の刃の付いた物。刃はそれほど鋭くなく、叩き切る様な感じで使います」
これに対して、鉈は「小型で肉厚の包丁ぐらいのサイズの刃物。木の枝を払ったり、ちょっとした木を割ったりするのに使う」ものです。

論文の場合は、「意見」と「事実」ですが、作文の場合は、「意見」と「事実」だけでなく、「意見」と「根拠となる意見」でも良いことなります。小学校低学年では、「意見」-「意見」という形でもいいでしょう。
 
あともう一つ学んでおきたいのが、「な・た・も・だ」とパワーライティングとの関係。欧米では、文章作成の基本として「パワーライティング」を学ぶようです。日本でこの「パワーライティング」の第一人者は、つくば国際大学の入部明子教授とされています。入部明子教授によれば、欧米諸国ではディベートのスキルを身につけることが必須事項。つまり、仕事やプライベートでも、生きていくには発言力や文章力が求められる社会ですから。幼稚園や小学校時分から、教育機関ではこの技術を学ばせるといいます。

産経新聞 参照 2010年6月30日版 「国語力を問う」より
入部明子教授のほか、宮川俊彦氏の話もでています。
http://www.ktt.ac.jp/tiu/tiu-style/category2/ishigaki21/ishigaki20-10.pdf
入部明子教授によれば、根拠が大事で、具体的な事実を示すことがポイントとされます。この事実には、いくつかの段階があり、その事実をより説得性を持たせたものにしなければならない。または、説得性のある事実を列挙する。そんなことが「パワーライティング」のポイントのようです。

「な・た・も・だ」との関係でいえば、前の3つ「な」「た」「も」で、より説得力のある事実をあげるという事でしょう。ちなみに、先の産経新聞の記事にあるように、入部明子教授は、裁判員裁判についての著書を執筆。『その国語力で裁判員になれますか?』(明治書院刊)ですが、日本人もいつ何時、裁判に加わるかもしれない時代です。デベート力が必要とされる時代がやってきたという事でしょう。

http://blog.livedoor.jp/nikkanmiyagawa/
宮川氏 とは、どんな人物
「はてなキーワード」によると、(そのまま引用)
1954年、長野県に生まれる。国語作文教育研究所所長。
小中学生を中心に100万人におよぶ作文を分析し指導、学校教育における文章力向上「作文教育」を提唱している。一方で教育評論家としても活躍。テレビなどのコメンテーターとしても定評がある。また、大手上場企業など500社を超す企業昇進昇格論文や入社試験の作文などを開発、分析。日本で唯一の文章分析のスペシャリストとして多岐にわたり活躍している。

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