3.11の震災が、超広域災害だからこそ、今までにない 対応を考えるべきだろう。 毎日、新聞やテレビ・ラジオをみていても、 ぼんやりとしか伝わってこない。 これでは、人ごとのように感じてしまうのは仕方ないこと。 そこで、提案として新たなメディア活用を訴えたい。 先に、自治体毎に担当区域をきめ、 それぞれが自分の分担するエリアのケアをおこなうべき ことを提案した。 これに準じて、メディアにも、持ち場としてのエリア を担当してもらうのである。 そして、時間をずらしつつ、毎日2時間程度、報道 してもらうのだ。 電気が復旧した地域であれば、 ネット配信との連携も有効だとおもわれる。 毎日、必要な物資や 必要な機材や人材を書き込んでもらうのだ。 支援する側にとっても、自分たちがおこなった行為の 効果を眼にすることができれば、続けていく力に なるはずだからである。 つまり、 1、生の現場状況をみる。 2、必要とする援助がわかる。 3、対応した援助をおこなう。 4、おこなった援助の効果みる。 5、継続していこうという気持ちに皆がなる。 この順である。 支援は、継続的におこなわなければ復興はのぞめない。 だからこそ、 このメディア活用は大事なのだ。 . . . 本文を読む
被災地域が、これだけ広域になると、国がすべて地域を カバーすることは不可能に違いない。 そうかと言って、多くの官僚が現場を視察し、現状を分析 して、意見を集約。そして対策を練ることも現実的では ないようだ。可能ならば、とっくにしているだろう。 ここは、まずは民間人のマンパワーの確保が必要だろう。 災害を救うには一つの法則がある。 あまりに分野が多岐にわたると、責任の所在が曖昧に なるということ。 だから、その対応は個別にせよ!である。 仮に災害にあった地域を1千箇所としてみよう! これを、災害者数・地域性や距離から3~5の グループにまとめていく。 2百から3百になるだろう。 これを、被災していない自治体で、個別対応して いくのだ。 . . . 本文を読む
今回の東日本大震災、その被害規模はどのくらい
なのだろうか。
阪神神戸大震災との比較から割り出してみよう。
阪神神戸が、約10兆円だったのに対して、その
5~10倍はあるとみられる。
ちょっと粗っぽい試算だが、
被災者数や、地域の広さからみると妥当なところ
だろう。
原発や計画停電の影響は、現在進行形であるし、
不確定要素があまりに多く、見積もること
自体、意味がない。
しかも、ことは重大だ。
金額を過少に見積もれば、それだけ対策や、
国の成すべき施策が遅れれることになる。
そして、遅れれば遅れただけ、
あらたな影響がでてくることが
懸念されるのだ。
ここは、最悪の規模を予想すべきではないだろうか。
とすれば、
100兆円の規模を考えておく必要はありそうだ。
いまにして思えば、
財政建て直しがさけばれていながら、
一向にすすまなかったことは、悔やんでも悔やみ
きれないが、そんなことを言っている暇もない。
その意味からいえば、
この際は財政再建は棚上げすべきと考える。
今後の日本の舵取りは、そのまま世界経済にも
影響をおぼよすと考えるからだ。
四の五のいわずに、早急に30兆円を計上すべきと
考えるがいかがなものだろうか。
この規模で、最低でも3年から5年かけておこなう。
この決意を、野党とはかり首相はすぐにでも
表明していただきたい。
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