「おニャン子」「AKB」産みの親、秋元康氏の講演から、自分なりに学んだこととは！

「おニャン子」「AKB」産みの親、秋元康氏の講演から、自分なりに学んだこと！

現状を打ちやぶるには、とにかく失敗を畏れずにやってみる！
学び→考え→　「やる、やらない！の選択」→→やらなければ先はない！
＝現状維持か、左下がりの道だ！


■選択に迷ったら、やってみよう！なぜなら
（１）すべてにおいて正解というものはない。やってみなければ分からない！
（２）また、やるからには期日を決めてすすめていく。
　なにかと理由をつけて先に延ばさないことが大事だ！
（３）失敗しても戻れることを、振出しにもどることを前提にすすめていく！

成功している人も、本当のところ何度も失敗しているということ。
研究の世界では、百回ためして１回成功するなんて奇跡。
千回やってもダメで、一万回やって上手くいったくらいのところが事実。
考え方としては、すべては実験であって、失敗ではないと考える。
あくまで試してみたということ。
間違えないなんてことは有り得ないこと、だからやってみるしかない。
やるか！やらないか！迷って立ち止まる、それって時間がもったいない！
戻ることを、頭にいれて、財力・気力や体力・人力をロスしないようにする。


■無駄な実験（失敗）をへらすには
（１）時代の流れにさからわない！逆に利用する！
　　時代の風をうまく取りいれることができれば、小さな努力で業績をのばせる。
　　★マイルドヤンキーとは、かつて社会に迷惑をかける困った若者「ヤンキー」
　　と呼ばれた層の人たちが、地元の友だちとの関係を大事にするという共通
　　点を残し、社会に適応し優しく（マイルドに）変ったもの。
　　地域商店や地域の中小企業は、この層に目をむけることが大事な視点だ
　　という。理由は、自宅から５kmで消費するから。
　　また、２０代の若者の３人に一人は、マイルドヤンキーといわれているから
　　無視できない存在である。
　　彼らに、どうすれば訴求できるか！を考えることも業績をのばすには必要か
　　もしれない。これも時代に沿った視点だ。
　　
（２）異質な組合わせがいい。ヒトに注意を向かせる！
　　これも力をはぶいた方法、小さな資金や手間で広報ができる。
　★1990年代にブームとなった、フジテレビの『料理の鉄人』という番組　
　　まったく異質な分野である「格闘技」と「料理」を組み合わせて、脚光をあびた。
　　格闘技であるからには、対戦者それぞれを中継。
　　そして、料理人の手の動き、ひとつひとつを絶叫をまじえながらアナウンサー
　　はコメントをいれていく。
　　まさに手に汗にぎる感覚が、なんとも異常な空気感をうみだす。
　　最高視聴率は、２３％だった。

★ふなっしー
　　「ゆるキャラ」の着ぐるみで、キモい！動作が遅いはずの「ゆるキャラ」なのに
　　俊敏で、変な動き。しゃべらないはず「ゆるキャラ」が、どんどんシゃべりまくる。
　　ご当地の「ゆるキャラ」ブームがあったから、ブレイクした。
　　異なった要素で、かなり目立った！
　　しかも人気はおちる気配さえない。絶好調そのものだ。

　★流行語
　　「肉食系女子」と「草食系男子」という言葉は、すぐに広まった。
　　理由は、異質なワードを組み合わせたことによる。
　　本来、肉食や草食は動物につかい、人につかうことはない。
　　いま、ひとびとの会話で一般的につかわれているから、浸透度はかなり高い。


（３）ヒトの本能は、「努力はいやだけど体験はしてみたい！」
　　嫌いを排除し、好きを提供する！たとえば、自分で料理をするのは嫌、でも
　　作ったものを味わってみたい！
　　マラソンを自分で走るのはしたくない！でも、どうなるかは知りたいからTV
　　中継には釘付けとなる！

（４）自分での“気づき”が必要、それがオリジナルな発想になる！
　　だれもが知りえる知識ではなく、日常にある些細な“なぜ？”に気づくこと。それ
　　には、日々手帳に書きとめる習慣をつけるといいだろう。
　　ポストイットに書いて、そのすべてを机のまえに貼り付けておく。
　★関係ないと思うような分野にも足をつっこんでみる。
　　ちがったモノがみえてくるはず。
　　たとえば俳句なんてどうだろう。ほとんどの人が「俳句なんて分からないし、やろう
　　とも思わない！」と思う。
　　でも、やってみると言葉の感性が滅茶苦茶あがってくるのだ。
　　なにせ、たった１７文字しか使えないから、、。

（５）つねにプラス思考。悪いことがおきても運がいい！…と思うべし！
　　たとえば、交通事故で怪我をした！でも、命がまもられたのだから運がいい！
　　はじめてのニューヨーク、タクシーから降りたら犬のウ◯コを踏むという幸運。
　　運が自分に味方してくれている！という思いが、運をよびこむ。