街活ワーキング2080・・・通称、マチワグ

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コミュニティを意識した、あたらしい英国のスーパーマーケット、『The People’s Supermarket』

2011年05月06日 | 気になった事
レストランのシェフ、アーサー・ポッツ・ドーソンの発案により、 昨年(2010年5月)にちょっと変わった「食品スーパー」を オープンした。 アーサーは、あのミック・ジャガーの甥。しかも両親は ヒッピーだったという。 場所は、ロンドン・大英博物館に近いブルームスバリーに ある。その名も、『The People’s Supermarket』。 開店して、およそ1年。店舗は1店舗のみ。 仕組みとしては、協同組合。 だが、他とちがっていることがある。 それは、有給のスタッフがいないこと。 驚くことに、客が荷だし・レジ打ち・仕入れまでもする。 いわば、消費者・参加型スーパーといえよう。 年会費25ポンドをおさめたうえで、月4時間働けば、 すべての商品を10%引きで手に入れることができる。 スタッフ、すなわち会員になると、すぐに働くことができる ようだ。そして、店内のシフト表の空いているところに 自分の名前を書き入れていく。 有給のスタッフがいないということは、かなりのコストダウン ができる。ということは、通常バイヤーは常に卸先や メーカーに対して値引き圧力をかけるわけだが、 それも不要ということだ。 参加者・会員の職業もさまざま。 雑誌記者もいれば、弁護士もいるし、年金生活者も いる。また、場所柄、国籍もまちまち。 . . . 本文を読む