ハーランド・デーヴィッド・サンダースHarland David Sanders 1890年9月9日インディアナ州ヘンリービルに生まれる。 ■7才 母子家庭で貧しかったカーネル。母が働くため、弟と妹の面倒をみなければならない。もちろん料理もつくる。初めて焼いたパンだったが、周囲の大人から大好評をえた。どうも調理について天性の才能があったようだ。 ■14才 母が再婚、義父との関係がまずくなり家出。農場を手伝いながら数年間過ごす。最終学歴は小学校卒となるが、通信教育で勉強はつづけた。 ■16才 年齢詐称で、軍に入隊。キューバ内乱を平定するため航路出兵する。しかし、キューバまで船酔がつづき体重は10kgも激減。そのうえ内乱はデマという話しに。 ■16~22才 思いが空回り、職を転々と変える。 ・鉄道機関士。組合運動で目立ちすぎて会社からクビの通告。 ・弁護士。アーカンソー州のリトルロックでのこと。訴訟相手が裁判官と裏取引をしていたため一旦は敗訴する。しかし、納得がいかず州議会に提訴しなおす。裁判に勝つには勝ったが、その後仕事がこなくなり廃業する。 ・保険外交員。会社のトップセールスとなるも、仕事のやりかたで会社と揉めてしまう。 ■22~29才 さらに空転はつづき、転職歴の日々。 ・フェリーボートを共同経営(インディアナ州ジェファソンビル) ・商工会で秘書となる。 ・ガスランプを製造販売。しかし電気が普及し、全財産を失う。 ・タイヤの営業マン。成績は常にトップ。しかし工場自体が倒産。 . . . 本文を読む