京都から沖縄料理の本が届きました。
10数年ほど前に水道管の取り換え工事をしなくてはならなくなり
お店を5日間も! 閉めなくてはならなくなった時がありました
今でこその笑い話ですがマスターが大病を患った後で
入院、手術、治療・・そこに乗っかる土管工事費
まだまだ幼い子達と認知の始まった姑
しっかりと肩にのっていた返済
母子家庭を想像してガタガタしていた数か月。
自分に何が出来るのかを自問自答する日々でもありました。
私は元々ちゃんと料理など習った事もなく
特別な資格も持ち合わせていません
喉元過ぎた後でもこの思いが忘れられず、
突然湧いた5日間を無駄には出来ませんでした。
当時 太秦にあった「にんじん食堂」さんへ
料理を教えてもらいに伺った黄金の3泊4日。
今ある「あんまープレートご飯」もコロナを乗り越えた「お弁当」も
この時間があったからこそ。
そんなにんじん食堂さんからこの度大切な沖縄料理の本をお譲り頂きました。
メモ書きや線が引かれたりとじっくりと研鑽されたご様子が
あちこちに残った有難い本です。
あの時走った鴨川の河川敷の景色、趣のある上七軒通り、
京都御所で迷走しながらも
いろんな思いを抱えていった京都で
にんじん食堂さんと過ごした時間の中で
ぴょんと心臓に毛がはえた瞬間でもありました。
三人で呑んだお酒がオイシかった
にんじん食堂さんとのご縁に感謝です。
今後の藍風に活かせていけますように
しっかりと受け継がせて頂きます
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