草をむしる手は残酷だ。
それが何の草であれ、
雑草という名でまとめてくるめて
無心にずんずん刈っていく。
草の命にカマをふるうことに
心が痛まないように、
時々出てくるミミズや団子虫の住処を
奪うことに御免と思わないように、
なるべく無心に刈っていく。
この残酷ができるような心に
生まれてこなければ
生きることができない人間の動物性を思いながら
草を刈る。
この残酷に手を染めないで済む
石の囲いの不思議な時間を思いながら
草を刈る。
それが何の草であれ、
雑草という名でまとめてくるめて
無心にずんずん刈っていく。
草の命にカマをふるうことに
心が痛まないように、
時々出てくるミミズや団子虫の住処を
奪うことに御免と思わないように、
なるべく無心に刈っていく。
この残酷ができるような心に
生まれてこなければ
生きることができない人間の動物性を思いながら
草を刈る。
この残酷に手を染めないで済む
石の囲いの不思議な時間を思いながら
草を刈る。
たくましさを素敵と思うときと。
むかし読んだ「大草原の小さな家」で
ローラ一家のたくましさに打たれたよね。
豚を一頭つぶしたら、捨てる所無く利用して、
最後に尻尾の先を子どもたちの玩具にしたんじゃなかったっけ?
あの本では、野焼きっていうのも出てきたと思う。
(大草原の火事と混同しているかも)
こっちでも広い畑では野焼きをするところがあるみたい。
それこそ、そこに生きている生物は焼き払われるのよね。
人間のエゴといえばエゴだよね。
私も最近、草刈り機で雑草を刈ったのよ。
小さなかわいい花の咲いているところは、つい避けるのよね~。
そう思って見ると、花の役割って大きいわ~。
花のおかげで摘まれずに済んだり、
植えてもらったりすることで
子孫を残せるんだとしたら、
その美しさは計算外なんでしょうか。
TAMUさん、私も
スミレは摘み残しました。