aiaiのきまぐれ日記

子どもたちとの日々、いなかの暮らしで感じたことを、きままにおしゃべり。

草をむしる手

2008-05-05 19:22:36 | ナチュラルファミリー
草をむしる手は残酷だ。
それが何の草であれ、
雑草という名でまとめてくるめて
無心にずんずん刈っていく。
草の命にカマをふるうことに
心が痛まないように、
時々出てくるミミズや団子虫の住処を
奪うことに御免と思わないように、
なるべく無心に刈っていく。

この残酷ができるような心に
生まれてこなければ
生きることができない人間の動物性を思いながら
草を刈る。

この残酷に手を染めないで済む
石の囲いの不思議な時間を思いながら
草を刈る。


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2 コメント

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どっちもあるね (TAMU)
2008-05-07 10:52:24
人間の残酷に心が痛むときと
たくましさを素敵と思うときと。

むかし読んだ「大草原の小さな家」で
ローラ一家のたくましさに打たれたよね。
豚を一頭つぶしたら、捨てる所無く利用して、
最後に尻尾の先を子どもたちの玩具にしたんじゃなかったっけ?

あの本では、野焼きっていうのも出てきたと思う。
(大草原の火事と混同しているかも)
こっちでも広い畑では野焼きをするところがあるみたい。
それこそ、そこに生きている生物は焼き払われるのよね。
人間のエゴといえばエゴだよね。

私も最近、草刈り機で雑草を刈ったのよ。
小さなかわいい花の咲いているところは、つい避けるのよね~。
そう思って見ると、花の役割って大きいわ~。

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花も計算外? (aiai)
2008-05-08 13:54:22
花の役割って、きっと虫を引き寄せるためと思うけど、
花のおかげで摘まれずに済んだり、
植えてもらったりすることで
子孫を残せるんだとしたら、
その美しさは計算外なんでしょうか。

TAMUさん、私も
スミレは摘み残しました。
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