aiaiのきまぐれ日記

子どもたちとの日々、いなかの暮らしで感じたことを、きままにおしゃべり。

中山間地を明日につなぐ研究塾

2011-06-23 14:24:43 | ナチュラルファミリー
ほしはら山のがっこうを会場に行われる研究塾の紹介・お誘いです。

中山間地域とは・・・農林統計の地域区分の一つであり、平野の周辺部から山地に至る、平坦な耕地の少ない地域。日本農耕地全体の40%を占める。(広辞苑)


中山間地域は、里山や谷合いの棚田などの美しい景観や暮らし文化、自然との共生力など様々な魅力を持ち、水資源や災害防止の場としても貴重な場所です。しかし、効率性や生産性を求めるグローバル社会において、条件不利地域として位置づけられ、そのコミュニティーは過疎高齢化など数々の課題を背負ったことににより集落機能維持が困難となり既に廃村現象がはじまっています。
 行政は、地域住民や自治体の個々の取り組みだけでは対処することが難しくなった中山間地問題に対し、都市農村交流や居住支援、地域おこし協力隊など数々の制度を導入しはじめました。それらは概ね有効な取り組みとして着目されています。一方で、それらの新たな制度に対し、行政や活動の担い手は予測しえなかった様々な問題に直面し始めてきています。
 また、コミュニティービジネスの動きが地域問題の解決に向けてユニークな取り組みを始めています。エコロジー思考、ロハス思考などを持つ個人・団体も地域内で対処してきた問題に対し、Iターン、Uターンなどによって新たな価値観からのアプローチを始めています。ところが世襲制で引き継がれた文化や習慣と彼らとの間にもまた、様々な問題が発生しています。
 今、中山間地に何が起きているのでしょう。
 この研究塾では、①今まさに起きている現象を見る「視力」をみがきながら、②中山間地域づくりに関わる様々な立場の研究員がそれぞれの情報をシェアしあい、③その組み合わせの中で常に新鮮な角度からの解決法を研究していくことを通し、④各自の立場における実践に役立てたり、または様々な機関に対し提案していくことを目指します。
 立場や機関を超えたつながりによる研究への取り組みこそ、持続可能な中山間地域づくりへの一歩に貢献するのではないでしょうか。この度の企画では、その可能性を探る機会と位置づけ、実施するものとします。

◆開催場所:ほしはら山のがっこう(広島県三次市上田町388)0824-69-2888
◆開催日時:2011年7月2日(土)
      13時 受付    13時半~17時 研究塾
         ☆午前~ 鮎漁体験  ☆17時半~ 交流会を開催します。
◆参加対象:地域政策提言グループ2011、地域おこし協力隊、行政職員・地域おこしに関係する方(NPO・各種団体員・個人・学生)
◆参加申込:メールにて6月29日までにご連絡ください。hoshihara★twoone.net ★→@に変えてください。

◆スケジュール・参加費などの詳細・・・下の画像をクリックしてください。
                   画像をもう一度クリックするとさらに大きくなります。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (sakane )
2011-06-29 07:19:10
う~ん行きたいけど、重なってしまいました。
残念。
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残念 (aiai)
2011-06-29 12:22:38
sakane さん

それは残念!
でもまたの機会に!!
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