カウカウタイム

日本で働くいち美容師がハワイでヘアメイクアップアーティストになるまでの日々の記録 2008〜2012

Local Wedding 3

2008-09-28 | 〜2011迄のハワイ生活記録
1週間ほど前、
お仕事させてもらったjackieさんからコメントを頂いて
喜びつつ、驚いてるSandyです

インターネットってすごいわ~~~
世界って繋がってるんだわ~~~

てなかんじでしみじみ感動した所で

今日もロコウエディングネタ行きます



さて
挙式が終わって、レセプション(披露宴)は
ヒルトンで行われました

ヘレンさんはお色直しでオーガンジーのピンクの打ち掛けを着る予定

希望したのはご本人とのことですが
日系三世の旦那様のもとへ嫁ぐという
敬意の表れだったんでしょうか



受付では日本と同じようにご祝儀をポストのような箱に落とし
台帳に名前を書いて入場します

入り口付近にはウェルカムボードがありました


これ 全て折り鶴で作られています


ハワイで折り鶴は結婚式にかかせないもの

私は以前ミスターMが大変な手術をしたとき
日本からミニの千羽鶴らしき物を折って送ったところ
ミセスMから
「全く意味がわからないんだけど・・・」と 怪訝な顔をされた経験がある

そりゃ~、お祝いにもらう物を入院時にもらってもね



こんな風に
日本の伝統文化がハワイでは
微妙に意味合いや出現場所を変えて残っています

まるで伝達ゲームみたいな感じです

たとえば 
「それでは皆さん、乾杯しましょう」と言って
「ばんざーーい、ばんざーーい、ばんざーーい
とグラスを掲げます

なんじゃ 果たしてこれは かんぱい、ばんざい どっちなの




ひな壇の上には中央に新郎新婦
両サイドにそれぞれブライズメイドとベストマン
計8人がずらっと座っているので
まるで合同結婚式みたい・・・




二人へのお祝いの言葉を書き込んでください
と、回ってきたのは白いだるま
最後に受け取った新郎新婦がめんたま書き込んでました

         


うむむ・・・
間違ってる・・何かが間違ってるんだけど・・・



でも一番驚いたのは
披露宴そのものの進め方でした

通常日本では、食事の前に祝辞などがあり
食事をしながら電報や出し物が行われますが

ハワイではまず食べる!


新郎新婦もお父さんもお母さんも司会のお兄さんまで
食べる、そして飲む

そしてひとしきり食べ終わってから
やっと友人代表の挨拶(これはブライズメイドの仕事)
両親へのお礼や歌
その上乾杯もが行われる
当然グラスには何もなく 中には水でする人も・・・

もしもし!順番逆ですよ!!
だけどハワイではこれが当たり前で通っている訳です


おまけに日系3世と中国系ベトナム人との結婚なので
司会は全体的に英語だけど
挨拶などは人によって
英語、日本語、中国語、そしてベトナムの言葉で行われます

もう何がなんだか訳がわかりません

だけど不思議な物で
人間同士、言わんとしてることは大体分かるんですね

ヘレンさんは式の終盤で
たった一人のお母さんにお礼のスピーチをしました

それは中国語で私には理解できなかったけど
涙をぼろぼろ流しながら話続ける姿に
もらい泣きしそうになりました

途中で流れたスライドでみたところ
たくさんの兄弟を育てあげたお母さん
決して裕福な暮らしではなかったのでしょう

お母さんも泣いていました
こんな所は万国共通ですね



最後はチークタイムになって
新郎新婦やカップルがまったり踊り
だんだんフェードアウトしていくのですが

踊り出した新婦の口に
参列者が$1札をぱくりぱくりとくわえさせているではないですか

これはフィリピンの風習だそうです

お国が違えば色々な風習があることを改めておもいます・が
やっぱり乾杯の時には
「乾杯!
と言ってもらいたいのは
私が生粋の日本人だからでしょうか・・・




ランキング参加してみました。よろしかったらポチっとお願いします

にほんブログ村 海外生活ブログ ハワイ情報へ
Mahalo