言語分析未来予測

上石高生
言葉の分析からの予測です。分析の正しさは未来に答えが出ます。分析予測は検証可能でなければなりません。

まるで泥沼

2009年03月07日 05時38分27秒 | 話題
シティ株とAIG株が低迷、上場廃止の可能性も(読売新聞) - Yahoo!ニュース

 米政府の出資比率36%で、米金融大手シティグループが米政府の管理下に置かれたのだから、上場してても意味がない。国営化したのであれば、安値で株を買い占められても困るし、資金調達もこれで必要ないと思えば、それまでだ。

 AIGは昨年すでに、FRB(連邦準備制度理事会)から850億ドルの緊急融資を受けて事実上の政府管理下に入ったが、またしても9.6兆円赤字と手の施しようがないようだ。

 オバマ大統領が、この2社を潰せない理由は、住宅ローンの借り手への支援を選挙で公約として掲げていたからだ。この2社に公的資金を注入し続けることが、住宅ローンの借り手支援である。
 サブプライムローン問題での、住宅ローンの担保になってた金融商品の市場を、何とか復活させようとしているのなら、それはまるで泥沼に足をとられているような状態なのではないか。

過敏な反応と合理性の後退 2009年03月01日 06時08分23
 このように批判を予期しての過敏な対応と、理性が優先することにより、合理的な判断が妨げられている欠点が見とれる。
 GMやクライスラーなどの経営難を救うとは、民主党と労組のしがらみを断ち切れないのが理由なのだが、それを理性で解決しようとすることこそ、政府が民間企業を救済するという不平等を生む結果となっている。これがあのアメリカにして合理的判断に至らない、という欠点である。
 以前ならこんなことはなかった。自由と合理性に拘るのがアメリカらしさであったのに。オバマ大統領となってからのことである。
 まるでゴールデンタイムに出てくる絶大な人気のあるニュースキャスターのようではないか。
 しかし、言葉に頼るばかりで、合理性や論理を無視してるのではないか? 心配である。


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