言語分析未来予測

上石高生
言葉の分析からの予測です。分析の正しさは未来に答えが出ます。分析予測は検証可能でなければなりません。

支離滅裂の鳩山邦夫議員

2010年03月16日 05時39分47秒 | 事件
 この政治家の支持者たちは、いったいどんなところに共鳴しているのだろう。まったく分からない。

「夢のない離党だ」渡辺氏離党、閣僚らから批判相次ぐ 2009/01/13 12:42更新
 自民党の渡辺喜美元行政改革担当相が13日に離党届を提出することについて、同日午前の閣議後の記者会見で各閣僚から「本当にけしからん。二度と仕事できない」(金子一義国土交通相)「夢のないわびしい離党だ」(鳩山邦夫総務相)などと批判が相次いだ。


 閣僚にいた頃は、見下したことを言っていた人だった。

みんなの党支持率急上昇 「小さな政府」明確だから渡辺喜美・みんなの党代表インタビュー(上) (1/2) : J-CASTニュース
――読売新聞が2010年3月上旬に実施した世論調査では、参院選でみんなの党に投票しようと思っている人は4%で、公明党と並ぶ3位でした。共産党(3%)や社民党(1%)より多い支持率で、他の調査でも同様の結果が出ています。
渡辺 おかげさまで、非常に手ごたえがいいですね。自民党の迷走が終わったと思ったら、民主党の迷走が始まっちゃいましたからね。政治の閉塞感が再び高まってしまいました。逆にそうなると、我々の活躍する場面が広がるということなんでしょうね。


 この時期に機運を見たとでも思ったのでしょうか?
 新党結成の下にドジョウがまだ泳いでいるとでも?
 機を見て敏か、サプライズ好きなだけか?

坂本龍馬をやりたい…鳩山邦夫氏、新党結成意向
 政党助成法で定める政党要件を満たす国会議員5人の参加のメドは立っているとし、「与謝野(馨・元財務相)さん、舛添(要一・前厚生労働相)さん、みなが一緒になれるよう、私は坂本龍馬をやりたい」とも強調した。新党結成の理由は「自民党は賞味期限切れだ。いまだに派閥政治をしている」と説明した。


 かつては「かんぽの宿」一括譲渡を問題視し、麻生政権の郵政民営化阻止の先方を買って出たが、裏切られ更迭された。
 「麻生太郎氏の総理大臣にする」後援会会長を自認していた鳩山邦夫氏だが、それに袖にされるや、今度は舛添氏に宗旨替えだ。

鳩山邦氏、新党「覚悟は完全」 「新報道2001」で
 --喜美氏との連携は
 鳩山氏「喜美さんとも連携、とれるだけとりたい。よろしくお願いします、喜美さん」
 喜美氏「理念も政策も違う人たちとは一緒にできない」


「鳩山邦夫氏は夢のある離党を」渡辺喜美氏が促す

 まともな人なら、そう言うでしょう。
 しかしこの鳩山邦夫氏の離党には焦りが見える。支持率という世論調査ばかりに目がいって熟慮したようにはとうてい見えない。

 恋愛でもそうだが、援助行動を求めている人は、「自分が二人の関係をコントロールしている」と思いがちだが、実際は相手にコントロールされている場合が多い。
 麻生政権ではポストとして総務相を与えられたが、「かんぽの宿」一括譲渡を問題視しても、声ばかりででかくて役に立たなかった。結局は更迭され、閣僚から追い出された。執行部と疎遠になって、党内で孤立することを恐れ、焦って離党からの新党結成をぶち上げた。これが真相だろう。

鳩山邦夫衆議院議員の分析 << 作成日時 : 2009/06/19 17:34 >>
 鳩山邦夫氏自身の性質に、他人を「じらす」ような癖がある。
 「じらす」とは、からかったり、理由もなく待たせたりして、人の気をいらだたせることである。


 鳩山邦夫氏は今頃、「さぞや自民党の執行部は焦っていることだろう」とほくそ笑んでいるに違いない。参院選いかんでは、「自民党から政策協力を呼びかけてくるだろう」と夢を見ていることだろう。
 まさに、自民党を苛立たせ焦らしているのである。
 しかし実際は、党内窓際族として時間がどんどん過ぎていくことで自身の存在感が失せていくのを、いても経ってもいられないほどなのである。

「鳩山邦夫氏にも母資金 年1億8000万円」 2009/12/02 19:40
 資金提供はいずれも貸付金名目で行われていたとされるが貸し付けの実体はなく、税務当局が「贈与」と判断した場合、兄弟それぞれに贈与税の納税義務が生じる。過去6年余りの11億円で計算した場合、納税額は5億円を超える。


 「秘書と政治家は一体」と兄を批判していた本人も脱税していたという事実である。
 口ではきれい事ばかりだが、やっていることは滅茶苦茶だ。

 支持者は、鳩山邦夫氏の過去の言動を忘れないようにしてもらいたいものだ。

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