言語分析未来予測

上石高生
言葉の分析からの予測です。分析の正しさは未来に答えが出ます。分析予測は検証可能でなければなりません。

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鈴木宗男衆院議員被告収監

2010年09月10日 06時08分27秒 | 批評
 「認識」とは、物事の意味の理解だから主観的なものである。

宗男氏「わいろ頂いた認識ない」 会見で無実主張
 受託収賄罪などに問われ、最高裁の決定で上告を棄却されて実刑判決が確定する見通しになった新党大地代表の衆院外務委員長、鈴木宗男被告(62)は8日午後、東京都千代田区の衆院第1議員会館で記者会見し、「わいろを頂いた認識はない」とあらためて無実を主張し、「裁判所の真の公正公平はどこにあるのか」と批判した。
2010/09/08 18:58 【共同通信】


 「主観的な認識の違いで有罪にさせられた」と言いたいのであろうが、物的証拠や証言、合理性、客観性を重んじる裁判で、単なる認識の違いだけの争いであるはずがない。

【宗男被告収監へ】「闘っていく」 会見でムネオ節炸裂…「真の公正はどこにあるのか」 (1/2ページ)
2010.9.8 19:36
 「国策捜査」と声高に叫ぶ無罪主張は、最終審でも退けられた。「いかなる環境でも検察権力と闘っていく」。
 「私の事件や小沢一郎前民主党幹事長の事件を見ても、密室での取り調べや調書を金科玉条のごとく裁判所は採用している。真の公正はどこにあるのか」
 「青年将校と化した検察官が冤罪(えんざい)を作る。何をもって公正公平か、死ぬまで発信していきたい」
 「司法の判断が出たことは、支援者、後援者にはすまないという気持ち。だが分かってくれる人は分かってくれている」
 強気な発言を続けた鈴木被告だったが、家族について話題をふられると突然、涙を浮かべた。「一番つらいのは犯罪者の家族。申し訳ないという思いでいっぱい」と声を震わせた。


 検察には「国策捜査」、「青年将校」、「冤罪」と政治家として恫喝し、支援者、後援者には泣き落としで同情を引こうとする。政治家にあるまじき傲慢さと、狡猾さである。相応しくない。
 改めて政治家は三権分立の意味を問い直すべきだ。でなければ、金権悪徳政治家が権力を乱用し、独裁政権ともなりかねない。

 自分が任命した弁護士がどんなに努力しても、法廷で裁判官を説得できなかったものを、「何をもって公正公平か」とは、まったく反省がないということだ。実刑も仕方がない。

 支持者たちはいい加減目を覚まして、政治と金の問題がある、ということを改めて認識し直すべきだ。小沢一郎元幹事長の民主党代表選も、である。

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