Notes3~ヨミガタリストダイアリー

名古屋市在住の俳優/朗読者・ニシムラタツヤの演(や)ったり読んだりの覚え書き

節目にあたりまして2016−17

2017年01月01日 | 日々の雑感
■みなさま、明けましておめでとうございます。毎度のごとく、節目で盛り上がっていたら寝るタイミングを失ったニシムラタツヤより、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

■昨年は、2年連続となった「青空文庫朗読コンテスト」での入賞という栄誉に浴しました。しかし謙遜でも何でもなく、このような勝負は時の運であり「たまたま」の結果に過ぎません。何もしなければ落ちてゆく。ようやくそういう状態を客観的な基準によって見分けられる地点に立った、ということなのかもしれません。らせん状に巻く金属バネのように、少しでも上へ、少しでも上手く、その意識とともに1年を過ごすつもりです。それが自分自身だけでなく、朗読という行為、芸能そのものの位置を大して変わらないかもしれないけど押し上げてゆくことにつながると信じて。

■同時に、サイトの更新にあたってTwitterでつぶやいたことですが、「舞台芸術で、ナゴヤの街を『風の吹き抜ける場所』へ」ということです。短い人生。自分はあと何年こうして活動できるのでしょうか。少なくともこれからは主に体力面での衰えとの勝負が徐々に始まります。若い時にさんざん「人生は有限だ、有限だ」とうわごとのようにつぶやいていた、その「限」がいま、目の前に来ているのです。

■そこで自分だけのものを増やすのではなく、僭越ながら誰かに、住んでいる地域に「渡してゆく」「嗣がせてゆく」の主体ととなるべく始めます。他地域の劇団や個人のアーティストの、ここ名古屋地域への橋渡しと、それによる才能の発掘、そしてそれを可能にするための自分自身の「教える」「渡す」技術の習得。

■そんなこんなでやっぱりやることばかりですが、開高健のかつての対談集のタイトルにもあるような「悠々として急げ」の精神で、以下の2016年よりはゆったりペースで行けたらと考えています。引き続きのご支援、ご指導を何卒よろしくお願い申し上げます!(…やりすぎだわ、さすがに今年は)。

〈ニシムラの2016〉【通年】岐阜・名古屋での朗読

1月 
四人姉姉実行委員会「四人姉姉」ひまわりホール(実行委員)

2月 
日本劇作家協会東海支部「劇闘Ⅱ」長久手市文化の家(制作協力)

3月
壱劇屋「SQUARE AREA」千種文化(制作協力)

4月
順風女子「ツイタモチヨリ、ココロモチ」G/pit(現地制作)

5月
春野恵子の「Roukyoku Rock You!2016」ひまわりホール(企画制作)

6月
飛ぶ劇場「睡稿・銀河鉄道の夜」(制作協力)

7月
朗読劇「かなでる×かたる」東京紀尾井小ホール(出演)
演劇組織KIMYO「ハロウザディップ」東京王子小劇場(制作極力)

8月 


9月
ベピー・ピー「山ぐるみ人形劇 マクベス」ひまわりホール(制作協力)

10月
青空文庫朗読コンテスト 東大阪ライティホール(出場・銀賞)
演劇組織KIMYO「ハロウザディップ」東文化小劇場(制作極力)
不思議少年「棘/スキューバ」ひまわりホール(現地制作)

11月
黒澤世莉・大森晴香ワークショップ Studio Misoya505(企画制作)

12月
順風男女「キネマとコント」G/pit(現地制作)


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