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輝きつづけて

あなたの勇気で救える命があります。
一人でも多くの方に「AED」を知っていただきたいと願っています。

教育現場での救命講習

2007-07-10 23:11:25 | 命を思う心(命の教育)
5月24日に娘達のクラスで心肺蘇生とAEDの講習を行いました。
桃山では昨年から保健体育の授業の一環として心肺蘇生とAED講習が行われています。
昨年は1,2年生が受講し、今年は1年生が受講しました。これで現在学校に在校する生徒は全員一度は講習を受けた事になります
娘達のクラスは昨年1年間留学をしていましたので、3年で初めて講習を受ける事になりました。
本来なら、保健体育の時間を2時間使って行うのですが、HRの時間を使っての駆け足講習でした。

以前、体育教諭と養護教諭と講習の進め方について話しをしていて、その方法がとてもおもしろいと思い見学させていただきました。(講習の方法はいろいろだそうですが、今回は次のようなやり方でした)

桃山にはトレーニング用のマネキンがたくさんそろっています。なので、14体のマネキンを使って行われました。
クラスを7人のグループに分け、まず1班と2班の14人が一斉に「大丈夫ですか?大丈夫ですか?」と声をかけるところからスタートします。3班と4班、5班と6班と交代していきます。
次は1班と2班が人工呼吸、これも順に交代していきます。そして心臓マッサージ、AEDと続いていきます。
生徒達は、1回の体験と2回の見学が出来ます。何よりも14人が一斉に行うので「恥ずかしい」とかという気持ちをあまり感じずに進んでいくようです。一度声を出してしまうと、後は恥ずかしさもなく進んでいくようです

このクラスの生徒は私達や娘の気持ちを理解してくれている子供達が多かったからかもしれませんが、とても充実した講習でした。

うちの学校にはマネキンがたくさんあるからできることだけどなぁ・・・などと考えていました。

6月15日にライフサポート協会のセミナーに行きました。
国士舘大学の田中秀治先生の「いのちの教育」という講演でした。その中でとてもコンパクトなトレーニング用マネキンが紹介されました。空気を入れて膨らませて使用するもので、教育現場では生徒が一人一体ずつ使って心肺蘇生講習ができるという優れものでした。
やっぱりこういう物あるんだぁ~と感心しました。

みんながしっかりと心肺蘇生を体験でき、安価であれば教育の現場でもどんどん取り入れられていくと思います。
「救命の心」の裾野を広げていくのは教育現場でのBLS教育だと思っています。
数学も英語も大切ですが「命」という授業も必要なんじゃないでしょうか?


今年の頑張ろう!!

2007-01-31 21:19:09 | 命を思う心(命の教育)
1月27日に息子の友達がお参りに来てくれた時に「うちの大学にもやっとAEDが入りました」と報告してくれました。

和歌山大学

AED設置報告と簡単な扱い方の説明があったそうです。
「スゴイやん!」って思いました。
ポスターを貼ったり、紙面で知らせることはあっても、デモンストレーションをする学校はなかなかないようです。それらを目にしない限り、設置されている事さえ知らない学生はたくさんいるようです。
息子に会いに来てくれる子供たちは、自分の学校に設置されているかどうか気にして探してくれるようですが・・・・

本当はAEDの設置だけではなく、救命講習を学校の中の当たり前のカリキュラムとして組み込まれていくことを望んでいます。そのためにも、今年も少しずつ進んでいかないと・・と思っています


地域安全マップ

2007-01-15 23:13:38 | 命を思う心(命の教育)
昨日、「犯罪は『この場所』で起こる」の著者 小宮信夫さんの=子供たちの手で安全マップを!=という講演を聴きに行きました。

HPはこちら

子供達に近づく犯罪者は「入りやすい場所」「見えにくい場所」を選んで子供達に声をかけてくるという共通点があるそうです。つまり、誰もが「入りやすく」「見えにくい場所」は悪い人も「入りやすく」悪い事が「見えにくい」場所になってしまうと言う事です。

子供たちが、自分達の住む場所を自分で歩いて、「入りやすい場所」「見えにくい場所」を探し、地域の安全マップを作り、犯罪にあわない力を伸ばそうという取組みをされています。

世界一受けたい授業より

なるほど!とっても良いやりかただなぁと感心しました。
子供たちが、自分の頭で考えて、自分の力で見つけ出す事に意味があるのだと思いました。
その地図に、子供たちを守ってくれる場所(たとえばAEDを設置してある場所とか・・)も書き込めたらいいのになぁと思いました。

命の教育

2006-12-18 21:10:53 | 命を思う心(命の教育)
本当はHPの中のschoolへUPしようと思っていたのですが、工事がいっこうに進まずにいますのでこちらで紹介させていただきます。

息子の学校が「大阪府私立学校 先導的モデル支援事業」として採択されました。
(10月に採択されました)

「先導的モデル支援事業」とは
私立学校の自主性・独自性を尊重する中で、私学らしい教育活動をより奨励するため、教育力の向上や教育上の困難な課題解決に向けてめざましい取組みを行う学校をモデル校に指定し、重点的に補助を行う。
このモデル校の取組みを広く周知することにより、私学全体の教育力向上をめざす。
と、いうものです。

採択された事業の概要は
【桃山学院『命の教育』プログラム】
心肺蘇生法やAED使用法を学び、人命を救える力を身につけるとともに、病院での新生児見学や助産師による講義をはじめとした思春期教育により、命の大切さを体験する指導を行う。
このプログラムで行う実践的な講習と心を育てる教育を通し、命の大切さを学ぶ。
と、いう内容です。

桃山学院「命の教育」

先生方が本当に、本当に熱い思いで「命の教育」に取り組んでくださったことの成果だと思っています。
審査委員の先生方々からも「素晴しい取り組み」と評価されたそうです。

やっと私達の目指すところのスタートラインに立ったと思っています。
まだまだですこれからです
進んでいかなきゃ








お父さん、お母さんの講習会です

2006-11-13 21:47:47 | 命を思う心(命の教育)
11月11日に、桃山学院高校でPTAの役員さん対象の救命講習が行われました。
講習が始まるや否や講師として来て下さっていた消防士さんは現場に出動
変わりに駆けつけてくださった救命士の方もほんの何分かで出動命令が・・・
エエッと思っていたら先の消防士さんが戻ってきてくださいました。本当に大変なお仕事だということを目の当たりにしました。ご苦労様です
バタバタで始まった講習ですが、その後は順調に行われました。

皆さんとても熱心で、質問も活発で、すごいパワーを感じました。
終了後のアンケートの中で「このような講習会の受講を家族や友人に勧めますか?」という質問には、回答下さったすべての方が「すすめると思う」と答えてくださっていました。

今回、三つの班に分かれての講習だったのですが、全部の班で質問されていた事は「どんな場合でも心臓マッサージをしても良いのか」ということでした。

たとえば脳の病気と考えられる場合、大量の出血がある場合、内臓や骨にダメージがあると考えられる場合などは今までなら、救急車が来るまで動かしてはいけない。と考えられていました。
しかし、3人の講師の方皆さんが「何よりも大切なのは、心停止にさせないこと!脳に酸素と血液を送り続けてください!」と熱くおっしゃっていました。

命があれば治療は出来ます。
意識と呼吸がない場合、何もしなければ確実に心臓は止まってしまいます。
バイスタンダーが何もしなければ救命の連鎖は繋がっていきません。
自信はないけど勇気を持とうと改めて思った講習会でした。



感謝!感謝!

2006-09-17 22:39:19 | 命を思う心(命の教育)
昨日、息子の学校の文化祭がありました。
息子の友達達と(もう、とっくに卒業しているのですが・・・)現在の自治会の人達とで募金活動をしてくれました。
集まった募金はNPO団体に寄付するそうです。

AEDの使い方もデモンストレーションしていました。
「うちの学校にもあるよ」という高校生や、小学生くらいの親子連れが興味深く見ていらっしゃいました。

昨年の彼らの行動が(昨年も募金活動をしてくれました)学校や、PTAを大きく動かしてくれる事になりました。
学校は、今年から保健体育の授業のなかでBSL教育を始めました。PTAはご父兄対象の講習会を企画してくださっています。大学にもAEDが導入されたという事でした。

こんなふうに地道な活動を継続していく事がみんなの意識を変えていく事に繋がっていくのだろうと思っています。「継続は力」です。みんな、ありがとう


悲しい事故から学んだ事は、しっかりと胸に刻み、決して色あせる事のないようにと願っています。

命の教育

2006-08-24 21:22:07 | 命を思う心(命の教育)
先日、友人との話の中に「ラテックスアレルギー」の話が出ました。
「ラテックスアレルギー」とはゴム製品に触れると起こるアレルギーで、医療関係者には多く見られるそうです

詳しくはこちら

友人が言うには「ラテックスアレルギー」であることをどこかに明記して、誰にでも、すぐにわかるようにしておかないといけないと言うのです。なぜなら、たとえば事故に遭って緊急手術をした時に、医師が装着しているゴム製の手袋で内臓などに触れられた場合、ショック症状を起こす事があるからだというのです。


「へぇ~ そんなアレルギーもあるんや」と思ったのと同時に、たとえ意識がなくなっても、そういう情報がちゃんと伝わるようなものがいるよなぁ・・とぼんやり思っていました。

その2,3日後テレビで、アメリカに「メディックアラート」というものがあると紹介していました。
これは、医療認識ブレス(TVで紹介されていたのはブレスレットになっていました)
アレルギーの情報、登録ID番号 連絡先が記入されていて、万が一の場合でもきちんと、自分の体質や病歴が確認されるようになっています。
「やっぱり、そういうものがあるんだ・・」と感心しました。TVではアルツハイマーのお年寄りがメディックアラートを腕にはめておられました。


アメリカは医療に関して進んでいるなぁ・・と思うことがよくあります。
以前読んだ記事のなかにこんな事が書かれてありました。

=1986年1月22日のダイエー対日立のバレーボールの試合中にフロー・ハイマン選手が突然倒れ、試合が中断することなく、試合会場から担架で運び出されるテレビニュースが米国で放送されました。この時、ニュースを見ていた米国人から、「なぜ、日本人は心肺蘇生法をしないのか」との批判を受けました。
  目の前で人が突然、倒れた時、すぐさま救急車を呼び、心肺蘇生法を行うという、米国では当たり前のことが、日本ではなされてないことを痛感いたしました。=
          (河村循環器病クリニック院長 河村剛史)

日本は、なぜか命を守る事に少し後ずさりして考える事が多いように思います。
メディックアラートが一般的になれば、個人情報云々という話が出てくるでしょうし、心停止で倒れている傷病者に関わって厄介なことになりはしないか・・・などと考える人も多いようです。

川村先生のお話によると、アメリカでは中学1年生のときに心肺蘇生法を教えられるそうです。子供の頃からしっかりと「命の教育」がされているそうです。
日本人には「命の教育」が欠けているのです。ですから「救命の心」が育っていかないのだと思います。

子供達に命の大切さを知ってほしいのなら、大人が真剣に「命の教育」に取り組みましょうよ!!大人がしっかりと「救命の心」を持ちましょうよ!!

おとなの皆さん、頑張りましょう



嬉しかった事!

2006-07-29 21:08:34 | 命を思う心(命の教育)
毎月27日は私達のエネルギーの補給日です。
今月も良質(?)のエネルギーを補給しました

27日に嬉しい話しをも聞かせてもらいました。

友達から「お知らせ」って電話をもらいました。

友達の友達が私立の学校のPTA役員をされているのですが、学校に「AEDを設置してほしい」とずっとお願いされていたそうです。新しく来られた事務長さんが良く理解してくださって、めでたく購入となったそうです。思わず「ありがとう
って言っていました。

私の友達が息子のお参りに来てくださったときにAEDの話しをして、それを自分の友達に話してくださって、それが学校に伝わって・・・
みんなが「子供たちのためにAEDが必要」と思ってくださった気持ちに「ありがとう」です。
こんなふうに、良く理解して確実に増えていく事を望んでいます。
でもね・・・
「設置するだけで、機能していない事がよくあるからね、どこにどんなふうに設置されているか、講習会はするのか、子供たちに知らせてくれたかとか、この後もしっかり見守って」と伝えてね。と話して電話を置きました。

これで、市内の高校で設置されていないのは、公立一校となりました。
頑張ってお話していこう

息子の担任の先生は「お祭り男」です。といってもおめでたいという意味ではなく、本当に祭りを、そして地元を愛してる熱い人なのです。

先生は今年のお祭り前の会合で、暑い季節のお祭りでもあるし、AEDをレンタルしようと提案されたようです。
「なんかあったらこのAEDすぐ持ってきてや!自分は使い方もわっかてるし、ちゃんとできるから!」とお祭りの本番を迎えられたようです。AEDはだんじりのそばを走る軽四に積んでいたということです。

先生、カッコいい

そうだよなぁ何か行事があるとき一日でもレンタルすればいいんですよねえ。
もちろん常設が基本だと思いますが、お祭りとか、地域の体育祭とか・・という話をしていたら

養護の先生からこんな嬉しい事を聞きました。
先日、娘のクラスのご父兄にAEDのお話しをすることがありました。その後すぐに娘の担任の先生が「自分のいないときに子供たちに何かあっては大変」と、顧問をするクラブの生徒にAEDの使い方を指導し、「合宿にも持っていかないと不安や」と言って保健室へレンタルの事など聞きに来られたそうです。

これまた、先生、カッコいい

AEDというものを知っていても、なかなかここまでしようと思わないのが現実だと思います。
そうであるなら、私達が私達の思いを直接お話しすることが一番なのだろうと感じました。こうして、私達の思いを真剣に受け止めて下さる方がたくさんいるはずです。
子供達の輝く未来は、やっぱり守ってやらないといけないのだと思います。

これからも「あなたの勇気で救える命がある」ことを話し続けていこうと強く思いました。

息子の友達がボソッと「時々ブログ見てます。講習どこであるんですか?」って声をかけてくれました。「ヘェ~見てくれてたんや!」嬉しいです。べつの友達も「アドレスまちがたんかなぁ?見れないんです」って・・

インターネットの中にはもっと面白い情報がたくさんあるのに、おばちゃんの日記によくぞ遊びに来てくれました。ありがとう

君達の子供の時代にはしっかりと子供を守る社会になっている事を願ってこれからも進んでいくね

本当に良質のエネルギーを補給した一日でした









羨ましいです

2006-07-24 22:38:07 | 命を思う心(命の教育)
写真は愛知県の光ヶ丘中学校の職員室です。
AEDが職員室に設置されています。
何か一大事が起こったとき子供たちは必ず「先生~!」って職員室に駆け込んでくるはずです。そして職員室の場所を知らない生徒はいないはずです。光中もその点を考慮されて、職員室に設置されたそうです。

本当は誰もがすぐに手に出来る事が理想だと思いますが、学校に1台しかなかったり、いたずらを心配するのなら職員室が一番だと思います
 
光ヶ丘中学のHPはすごいです。
子供たちの活動、活躍、先生方の活動や学校の方針、学校を支えてくださる地域の方々の紹介、そしてお父さん達の活動、そんなたくさんのことが、日々綴られています。

光中の保護者の方をきっとうらやましく思いますよ。だって、子供たちの学校にこんなHPあったら、親はとても安心ですし、楽しいです


HPリンクしました。遊びに行ってみてください。

こちらからどうぞ

嬉しかった事

2006-07-17 22:55:44 | 命を思う心(命の教育)
いつものように、AED関連のサイトをカチャカチャと見ていました。
あるんですよねぇ~ ちゃんとAEDのことをわかっている学校が・・・
それも、小学校でした。

今までは8歳未満、25㎏未満の子供には使用しないとなっていましたが、新しいガイドラインではそういった枠はなくなりました。その上、17歳以下の子供は心臓震盪の危険性が高いため、小学校へも設置を進めています。でも、まだ小学校にはいらないと思っている方が多いのが現状です。

そんな中で、ちゃんと消火器の横にAEDを設置されている学校があったんです。
嬉しいですよね。理想のかたちです。

もう少ししたら、どこの学校もきっとこんなふうになるんだと信じています


大阪府の教員採用試験が始まりました。
息子の事でお世話になった方がチャレンジされています。
自分の目標に向かって頑張っておられると聞きました。

Keep on shining

頑張って輝き続けてくださいね。

息子と関わってくださったすべての人が輝き続けて下さる事を祈っています。