輝きつづけて

あなたの勇気で救える命があります。
一人でも多くの方に「AED」を知っていただきたいと願っています。

来年も・・・・・

2008-12-31 22:47:16 | 想い
2008年もあと少しで終わってしまいます。

先日、取材されたNHKの記者の方に「息子さんを亡くされて5回目のお正月が来ますね」と言われました。
「エッ?5回目・・・・」
なんだか不思議な気がしました。
やっぱり私達の時間は、あの日のままで止まったままなのだと実感しました。
でも今年、「就職決まりました」「教員採用試験に合格しました」そして
「結婚します」という嬉しい報告をたくさん聞きました。
やっぱり、時間は流れて行っているのですね。

私達は止まっていても、息子の友達たちはしっかり前を向いて歩いています。
その姿を見るだけで、幸せな気持ちになります。
私達は来年もやっぱり流れのままに、思いのままに進んでいくのだと思います。



HALの若い力

2008-12-14 22:51:55 | 若い力
HAL大阪の生徒さんにお願いしていたロゴが決まりました。

5つのグループがコンペ形式でプレゼンをしてくれました。
何よりもうれしかったのは、私達の思いをしっかりと受け止め、
PUSH講習を受けてくれたことで、救命の大切な所をしっかりと理解してくれていたところでした。
どのチームも、ロゴの中に自分たちが感じた思いをしっかりとこめてくれました。
プレゼンといえば、パワーポイントで映し出されるものを想像していた私達ですが、彼らのは違っていました。
実際にTシャツにロゴをプリントしていたり、ピンバッチやストラップ、名刺や封筒を作成してくれていました。
実際に救命処置法をしながらプレゼンしてくれたチームもありました。

感動!!感激!!でした。

ロゴはひとつに決まってしまいましたが、私達は27個の素晴らしい思いをいただきました。
みんな、ありがとう!!

授業の後、担任の先生にプレゼンの方法が素晴らしかったとお話ししました。
先生は、生徒たちには五感で感じることの大切さを教えたいと思っているとお話しされました。
たとえば、田舎の景色を描く時、パソコンで田舎の景色を見て描いてもそれは違う。
実際に田舎に行って、その場の空気、風、匂い、音などを肌で感じることが一番大切なことだとおっしゃっていました。
そうかぁ・・・基本はここにあるんだ。
パソコンの中で景色を見て「行った気になってる」んじゃやっぱり嘘っぽいのかも・・・今の時代はそっちが大半だから、今こそ肌で感じることを大切にしないといけないのかもなぁと思いました。

新しい出会いがあるといつもたくさん学ぶことがあります。
HALの生徒さんにもいろんなことを学ばしてもらいました。
若い力は素晴らしい!先生も素晴らしい!!

今週はポスターやチラシのプレゼンをしてくれます。
楽しみです。