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輝きつづけて

あなたの勇気で救える命があります。
一人でも多くの方に「AED」を知っていただきたいと願っています。

お願い

2006-07-10 22:34:50 | 命を思う心(命の教育)
息子の母校が保健体育の授業で救急救命講習を行っているという事を前にお話しました。
先日、先生からとても嬉しい贈り物をいただきました。

子供たちの感想文です。
AEDや心肺蘇生法のことを書いてくれている生徒達は
「今まで知らなかったことを習えてよかった」
「勇気を出して習った事を実行しよう」
「そんな場面に遭遇したらできる限りの事はしようと思う」

などなど・・授業の内容、そして先生方がほんとに伝えたかった事を良く理解してくれていると感じました。
子供たちは素晴しい

難しい年頃の子供たちに理解してもらえるか本当は少し不安でした。
でも、感想文を読んで、子供たちにAEDや心肺蘇生法を知らせないことはいけないことだ
と思いました。
知らずにいた子供たちが「知れてよかった」「使い方がわかってよかった」と思っているのです。知らせずにいたら何も始まらないのです。そう、「救命の心」も生まれては来ないのです。

大人のみなさん、子供たちに勇気を出せば救える命があることを教えてあげてください。



嬉しかった事

2006-06-14 23:23:20 | 命を思う心(命の教育)
息子の通っていった高校では本年度から、生徒を対象に授業で救急救命講習を行っています。
その様子が、学校のホームページにUPされています。

こちらから

学校は、AEDが解禁になってすぐの10月に1台目を、その後2月に2台目、そして息子の同級生達の寄付によって、この春に3台目と4台目が設置されました。

そして、先生方はAEDの設置に伴い「命の教育」というプログラムに取り組んでらっしゃいます。

プログラムの目的は、自分と他人の命を大切にできる人間の育成目の前で、人が倒れたとき勇気を持って助ける事のできる積極性と行動力を、実践的な講習から学ぶということです。

とてもシンプルで当たり前の事ですが、とても難しいことのように思います。

子供たちの命を守る事、子供たちが命を大切にする事に真剣に取り組んでおられる先生に感謝です
そして、真剣に取り組んでいる子供たちにも拍手です


理想です

2006-04-15 22:07:32 | 命を思う心(命の教育)
久しぶりの日記です。
花冷えで、体調を崩してしまいました。12月からもう3度も寝込んでしまいました。やっぱり、タガが緩んでいるのでしょうか?単に歳のせい?


先週、仕事先でうれしいことを聞きました。
阿倍野高校と鳳高校が、AEDを設置されたそうです。
大阪府からではなく高校独自の判断で購入されたようです。(詳しい事はわからないのですが・・・)
阿倍野高校では講習も行われたそうです。

AEDも発売当初はとても高価でしたが、今は一台約30万円ほどです。
ランニングコストもかかりますが(パッドやバッテリーの交換費用)学校やスポーツチーム、企業などでは手の届かない値段ではないんじゃないかと思います。

行政には予算や、公益の平等とかいうものがあって、一気にたくさんを設置する事は無理のようです。ならば、ならば・・一番命と向き合っている町の「開業医さん」がAEDステーションになってくだされば、こんなに心強い事はないと思います。
公共施設、学校、幼稚園関係はもちろん、駅、交番、診療所、欲を言えばスーパー、コンビ二などがステーションになり、そこに働く人達がみんな講習を受ければきっと、今よりももっとたくさんの人の命が助けられるはずです。

私たちが願う理想です

「AEDがあれば助かったのに・・・」という言葉は聞きたくありません。


親の気持ち

2006-02-26 22:51:21 | 命を思う心(命の教育)
先日、ひょんな事から「学校における色覚異常に関する配慮」のお話を聞く機会がありました。

色の見え方には個人差があるそうですが、検査の結果明らかに大多数の人と、見え方の違う人を医学的に色覚異常と診断するそうです。
その頻度は男子の5%、女子の0,2%といわれています。
しかし、異常と診断されても大半は学校生活に支障はないという理由から最近は定期健康診断から色覚検査が削除されているそうです。

学校では、青と赤のチョークを特殊なものにしたり(黒板をバックにすると青、赤は色が沈んで見えにくいそうです)板張りの体育館のライン(コートなどの)や、ゼッケンの色に配慮したりという事が必要になるようです。
そのほかにも、採点に使う赤ペンや、色で観察や、実験結果を判断する時、グラフを見る場合などに先生方に少しの工夫と配慮が必要なようです。

特殊なチョークは従来のものよりやや高価なようです。
私なんかとっても単純ですから、「全部の学校のチョークをこれに変えてしまえばいいやん」なんて思ってしまうのですが、予算、予算に縛られてしまうのですねぇ

人間が健康で安全に暮らす事は全部の人達が平等に持つ権利です。
ですから、どこから予算を使うかという順番を(?)つけることはとても難しい事なのだと思います。
でも、日本の将来を担う子供たちの健康と安全を一番に願うのは、私が「親」だからでしょうか?


救命の心

2006-02-23 23:49:28 | 命を思う心(命の教育)
嬉しいことに、最近はAEDの設置が急速に進んできているようです。

今朝の新聞にも、大阪市の交通局が2006年度に主要56駅に59台を配備するための予算を計上した。という記事が出ていました。2008年までには市営地下鉄の全駅に設置するそうです。

公立の学校にも設置する動きも出てきているようで、嬉しい限りです

問題はその後です。
設置するだけでは「宝の持ち腐れ」「無用の長物」になりかねません。
大切なのは、誰もが有効的にAEDが使えるように心肺蘇生講習を受ける事です。
今年度にAEDが設置された大阪府立の高校12校のうち6校が講習を実施していなかったそうです。
先生方の認識の甘さにガックリきました。たくさんの大切な子供たちの命を預かっているという自覚がないんだと思うとほんとに悲しくなります。

広くAEDが普及し、それをきっかけとして”救命の心”を持ってもらいたい。
本来は、”救命の心”が浸透している社会にこそ、AEDが広がるべき。
もともとの日本人にはその意識が浸透していないので、 AEDの配置とともに”救命の心”の醸成を進めるのが現実的なのか?

これは、AEDに深くかかわっていらしゃる方の言葉です。
私たちにとって、とても印象的な言葉でしたので、勝手に書かせていただきました。
本当に大切なのは「救命の心」なんです。
この言葉いい言葉です

みなさーん講習を受けようね