輝きつづけて

あなたの勇気で救える命があります。
一人でも多くの方に「AED」を知っていただきたいと願っています。

宇佐美のAED

2006-11-30 21:59:24 | 救える命(AED)
ガソリンスタンドのチェーン店「宇佐美」が全国の宇佐美スタンドにAEDを設置されました。
毎日通勤のとき堺市三宝の宇佐美の前を通ります。で、確認に行ってきました。
AEDは事務所の中の机の上にありました。

ガソリンスタンドというのは良い案ですね。
たくさんのスタンドが設置してくれると嬉しいですよね。
そこで働く人達には救命講習を受けてもらって。「街の救命ステーション」になっていただけると心強いです

ありがとう、宇佐美さん



AED搭載自販機

2006-11-27 14:03:12 | 救える命(AED)
土曜日の市民公開講座で実際に目にした優れものPart2です。

飲料水の自動販売機にAEDが設置してあります。以前から、話に聞いていたのですが今回初めて見ました。
これはキリンビバレッジ(株)の自動販売機です。近畿コカコーラ・ボトリング社の販売機にも搭載されています。

お隣の泉大津市では、近畿コカコーラ・ボトリング社のAED付き自動販売機を使用した防災訓練が行われたとのことです。(泉大津市では全国の自治体で初めて『自動体外式除細動器(AED)搭載型自販機の設置に関する協定』を締結されるそうです。)

これも優れものですよねぇ

いろいろと新しいことを始める時は勇気のいるもんだと思います

AED搭載の自動販売機を発売されるにあたってはたくさんのデメリットも考えられたと思います。
AEDはたくさんの人に認知され始めました。しかし、せっかく設置しても、いたずらされたら困るかとか、危険だからとかで、後生大事に「保管」されたり、厄介な事はごめん。と思っている人達がいるのも事実です。
そんな中で、意識の高さを感じました。

発案から販売に至るまでのご苦労を伺ってみたいと思いました。
どんなふうにデメリットを解消してこられたのだろう・・・そんな事に興味津々です。

優れもののクマちゃん!

2006-11-25 23:27:29 | 大阪ライフサポート協会 PUSHプロジェクト
NPO法人大阪ライフサポート協会・京都大学医学教育推進センター共催の市民公開講座 「OSAKA愛救フォーラム」に行ってきました。

子供の突然死の実態と対策について
突然死の現場1 救急救命士の立場から
突然死の現場2 救命センター医師の立場から
市民の救命処置によって救われた立場から

以上の講演がありました。

特に最後のお二人の方は、愛知万博と関西空港で実際にバイスタンダーによるCPRとAEDによって命が救われ、社会復帰された方ですから「勇気を持ってAEDとCPRをしてください」という言葉には本当に、説得力がありました

講演後、ロビーで可愛いクマのぬいぐるみを見つけました。
このクマちゃん優れものです!!

クマちゃんの手を握ると、乳児と幼児用のCPRの手順が音声で流れてきます。口から人工呼吸をすると胸がちゃんと膨らみます。そして胸にある赤いハートを押えて心臓マッサージをします。乳児は指2本で、幼児は片手でクマちゃんから流れてくるリズムに合わせて胸骨を圧迫します。ちょうどいい強さだと首のリボンに緑の光が点滅します。強すぎると赤い光が点滅します。

アメリカでは、産婦人科医がはじめて赤ちゃんを持った夫婦にプレゼントをしたりするそうです。このクマちゃんで両親やおじいちゃん、おばあちゃん、まわりにいる人達が新しい命を守ろうと一層強く感じるだろうなぁ・・・と思いました。
こんなところからでもCPRの必要性がわかってもらえればずっと裾野が広がっていくのだろと感じました。AEDやCPRを知ってもらうことがまずは一番大切な事ですから。

このクマちゃん残念ながら、まだ日本では発売されていません。ので音声も英語です。(サンプルとして一匹だけ日本語でした)
「早く日本へ来てください」とアンケートに書いておきました。


ひとり言・・・

2006-11-19 23:11:45 | 想い
シアトルから帰ってから二週間になります。
たまっていた仕事と雑用に追われて、なかなかシアトルのレポートをHPにUPできずにいます。

と、いうより、いろいろ考えてしまい書けずにいるというのが本音です。

自分がこれからどの方向を見て活動していくのか、もう一度しっかりと考えてみようと思っています。

今まで、どの方向を向いてもすべて壁に当たりました。
壁に当たることなど、ちっとも大変ではありません。そんなに簡単にいくなんて思っていませんし、私達はそんなにやわな人間でもありません。
ただ、いろんな人達に話していて感じる事は「この人達は一番大切なものはなんだと考えているのだろう?」ということです。
ここのところの答えが違うと、話が交わる事はないようです。

毎日悲しいニュースを耳にするたびに、私達大人の責任なんだと気持ちが落ち込みます。
今、私たち大人に本当に大切な事はなんなのかしっかり考えるようにとの警告が出されているのかもしれません。

PartⅡ

2006-11-17 23:34:07 | 救える命(AED)
お友達の開業医さん(整形外科)がAEDを設置されました。

おので整形外科

堺市では最近多くの開業医さんが設置されたようです。
お医者さんは心停止の患者さんには、私達一般市民と違ってたくさんの処置をしないといけません。先生がおっしゃるには「私のところのように看護士さんが常勤していないと難しいかもしれませんね」と、おっしゃっていました。

おので先生のご近所で開業されている耳鼻科の先生のところにも設置されたようです。「いざという時にはすぐにうちの看護士さんを走らせますから」とお約束しているそうです

こんなふうに地域の先生方がタッグを組んでくださっていると、心強いですよね

おので整形外科のHPの中の「院長のヒトリゴト」はお勧めページです




PartⅠ

2006-11-17 23:05:27 | 救える命(AED)
友人が「旅行先の郡上八幡で見つけたよ!」と写真を送ってくれました。
早速Googleで検索してみたら開業医さんのHPが出てきました。

杉下医院

診療所とご自宅の前とに設置されているそうです。
すごい!!

こんなふうに置いてくださっていると、いざという時には誰もが使う事が出来ます。
私達は、開業医さんがAEDステーションになってくださると嬉しいんだけどなぁ・・と単純に考えています。

最近は、設置してくださっている開業医さんが増えつつあります。ありがたいことです

お父さん、お母さんの講習会です

2006-11-13 21:47:47 | 命を思う心(命の教育)
11月11日に、桃山学院高校でPTAの役員さん対象の救命講習が行われました。
講習が始まるや否や講師として来て下さっていた消防士さんは現場に出動
変わりに駆けつけてくださった救命士の方もほんの何分かで出動命令が・・・
エエッと思っていたら先の消防士さんが戻ってきてくださいました。本当に大変なお仕事だということを目の当たりにしました。ご苦労様です
バタバタで始まった講習ですが、その後は順調に行われました。

皆さんとても熱心で、質問も活発で、すごいパワーを感じました。
終了後のアンケートの中で「このような講習会の受講を家族や友人に勧めますか?」という質問には、回答下さったすべての方が「すすめると思う」と答えてくださっていました。

今回、三つの班に分かれての講習だったのですが、全部の班で質問されていた事は「どんな場合でも心臓マッサージをしても良いのか」ということでした。

たとえば脳の病気と考えられる場合、大量の出血がある場合、内臓や骨にダメージがあると考えられる場合などは今までなら、救急車が来るまで動かしてはいけない。と考えられていました。
しかし、3人の講師の方皆さんが「何よりも大切なのは、心停止にさせないこと!脳に酸素と血液を送り続けてください!」と熱くおっしゃっていました。

命があれば治療は出来ます。
意識と呼吸がない場合、何もしなければ確実に心臓は止まってしまいます。
バイスタンダーが何もしなければ救命の連鎖は繋がっていきません。
自信はないけど勇気を持とうと改めて思った講習会でした。



シアトルに行ってきました

2006-11-12 23:59:52 | 想い
カナダに留学中の娘に会いに行ってきました。
娘の住むバンクーバー島がシアトルと近いということもあり、どうしても世界一の救命都市を見たいと思いハードスケジュール覚悟で行ってきました。

バンクーバーからバスでシアトルに入りました。
私達の期待とは裏腹にシアトルではじめて目にしたAEDは消防署の壁にかかっていたものでした。
シアトルは過去にAEDを設置した事で救命率が下がったという事を何かで読んで知ってはいたのですが、ちょっとビックリでした

シアトルは市民の75%がCPR講習を受けています。これは本当にすごい事です。そしてまた、911通報システム(日本では110番と119番)もすごいです。つまり、たくさんのバイスタンダーを育て、傷病者にいち早く二次救命がなされるためのをシステムが素晴しいということです。救命の連鎖がちゃんとなされている事が世界一の救命率に繋がっているのです。

私たちにできることは何なんだろうとずっと考えていました。そのヒントをもらおうとシアトルに行きました。
本当はシアトルのように行政に頑張ってほしいのですが・・・・