関西医科大学の学生さん主宰のICLS(医療従事者のための蘇生トレーニング)ワークショップに参加させてもらいました。
4月に続いて2度目です。
このワークショップにはいろんな大学の医学生さんが参加されています。今回は北は福井県、南は山口県の方が来られていました。
今回のテーマは「何かができるという自信」でした。
=講習を受けていないときは、倒れている人のそばにかけよって行く勇気がなかったかも知れない。それは助けるすべを知らない為に、自分には何もできないと思うからである。講習を受けていれば、きっとそばに駆け寄っていくだろう。それは自分には「今、この人のために何かができる」という自信があるから。
勇気をもって一歩を踏み出すことはとても大切なこと。しかし、正義感だけでは足りないと思う。救急蘇生ができるという自信を持つことが大切である。(主催学生)=
そうですよね。
倒れている人を見たとき、自分自身の背中を押してくれるのは正義感+何かをしてあげられるかも知れないという自信なのかもしれません。
講習を受けることは本当に大切なことなのです。
私達は、私達の思いや、新しいプロジェクトの事、そして今自分たちが考えている問題点などをお話ししました。
たくさんの学生さんが考えを率直に意見してくれました。
終わってからも、思いを熱く語ってくれる学生さんもいました。
頼もしい!!日本はまだまだ捨てたものではないですぞ
ほんの十何年か前までは、医学生がCPRを習うことは必須ではなかったようです。
ですから、お年を召されたお医者様の中には、きちんとしたCPRを知らない方もおられます。はじめて聞いた時は「エッェ~」ってびっくりしてしまいました。
そう思うと、今は医学生もこうして一次救命の大切さを考え、社会を変えなければいけないと語ってくれるのですから、心強い限りです
春には、セミナーを企画しているそうです。
是非、見学させてもらうことを約束しました。楽しみです。
いろんなところで、いろんな形で一次救命の大切さを訴えていけば、いつかは必ずそれが一つとなって大きな力になるはずです。そして、社会は変わっていくはずです。
千里の道も一歩から
とにかく進んで行きましょう。