輝きつづけて

あなたの勇気で救える命があります。
一人でも多くの方に「AED」を知っていただきたいと願っています。

大仙公園

2007-03-21 16:55:44 | 救える命(AED)
今朝、大仙公園の中の日本庭園に行ってきました。

大仙公園

この日本庭園を管理されている会社とは、よく一緒に仕事をさせてもらっています。昨年には、「AEDを設置しました。従業員も講習も受けましたよ。」と、連絡を頂いていました。AEDは入り口の横の事務所のところに設置してありました。ここには常にガードマンの方がいらっしゃいます。

大仙公園には子供が小さい頃よく行っていましたが、日本庭園がこんなに立派で綺麗だったとは知りませんでした。今日行ってみて、ビックリしました。川が流れ、木製の橋が架かり、季節の花が咲き(今は椿、沈丁花、馬酔木、多分・・・花の名前詳しくないので)本当に綺麗な庭園でした。美味しいお抹茶とお菓子もいただきました。

庭園の中には立派な休憩所があり、そこで近くの幼稚園児たちに茶道を体験してもらうという催しもされているようです。(なんせ、堺はお茶の街ですから・・)
まだまだPR不足で入場者が少ないのですが、是非ともたくさんの人に知ってもらいたいとおしゃっていました。

AEDも設置してある「人に優しい公園」をPRさせていただきます


繋がった命

2007-03-19 23:56:35 | 救える命(AED)
友人が「嬉しい記事なのでお知らせします」と、新聞の記事を送ってくださいました。

昨年の12月、体育の授業中に突然倒れ、心停止となった15歳の少女が、素早い119番通報、教諭の迅速な人工呼吸、心臓マッサージと、学校近くを走っていた救急車の救命士が行ったAEDのショックで、心停止からわずか5分後に心臓が動き始めました。
心拍が戻ってからも意識不明でしたが病院で投薬治療を受け、2週間後に意識が戻りました。今では日常生活に支障がないまでに回復し、3月14日に退院したという記事でした。

彼女を襲ったのは不整脈の一種で、心臓がけいれん状態になる「心室細動」。2分以内にAEDを使えば75%以上が助かるが、5分後なら40%、10分後ではほぼ0%。助かっても後遺症から植物状態になる危険が高いとされている。
病院の教授は「本人の生命力ももちろんだが、教諭と救命士の迷いのない行動が彼女の命を救った。通報、応急処置、AED,院内治療と一連の流れがかみ合い、理想的な初期治療だった。偶然と必然が重なって、生命の鎖がつながった。非常にまれなケース」と話している。
                        (読売新聞の記事より)

素晴しい
これこそ完璧な「救命の連鎖」です。
迅速な通報→迅速な心肺蘇生→迅速な除細動→迅速な二次救命処置、この連鎖がスムーズに行けば今回のように命が明日に繋がっていくのです。
本当に嬉しい記事でした。

救命の心

2007-03-18 23:12:13 | 大阪ライフサポート協会 PUSHプロジェクト
昨日、大阪ライフサポート協会のAED、BSL講習のお手伝いをさせていただきました。

大阪ライフサポート協会

今日の講習はいつもと少し違い、聴覚障害の方と車椅子の方が参加されました。
私がご一緒させていただいたのは車椅子の男性でした。
膝を着いて胸骨圧迫(心臓マッサージ)ができないということでしたので、口頭で指示を出してもらうという方法で講習を行いました。
とても熱心に受講されていました。

今回のように、体にハンディがあっても救命講習を受講しようと思っている方がいらっしゃるということは、とても勇気づけられる事でした。
もちろん、意識の確認、胸骨圧迫、AEDと的確な指示を出されていました。
「救命の心」があればどんな場合でも、命を繋げる可能性が生まれて来るのだと思いました。




救命講習を受けましょう

2007-03-15 23:07:46 | 踏み出す勇気(CPR)
2月13日に和歌山県田辺市で悲惨な交通事故がありました。

その事故に遭遇したご兄弟が、事故をおこした車の中から3人を助け出し、その後炎上した車の消火活動と、けが人に心肺蘇生をされました。

新聞でこの記事を見てビックリ!そのご兄弟は私たちのよく知っている同業者の方でした。

後日、同業の業界新聞にも事故の記事が載っていました。その中でお兄様が話されています。

=とっさの事だったが、途中から腹が据わった。夢みたいな事が現実に起こるとは、まるで地獄でした。でも、救急救命の訓練は日ごろからもっとやっておくべきです=

実際に体験した方の言葉は本物です。

お兄様は、昨年の秋に同業の組合が開催した救命講習を受講されていました。
この講習は、私達がAEDのお話をさせていただいた事がきっかけとなって、親しくしていただいている組合の方々の発案で行われました。
そのことは以前日記にも書かせていただきました。

皆さんありがとうございました


悲しい結果になってしまう事もあるでしょう。
でも、救える命もあります。

絶対に救命講習を受けましょう!!

私達の思い

2007-03-15 11:12:55 | 踏み出す勇気(CPR)
先日、息子の担任だった先生とお会いした時に、「この間、ちょっと嬉しい事があったんです」とおっしゃいました。

息子と同級生だった生徒が、学校へ先生を訪ねてきたそうです。その時、「最近はどこの大学にもAEDが設置してありますよね」と話し出したそうです。彼と息子は、特に親しい関係でもなかったようですが、彼はやっぱりAEDのことを意識してくれてるんだと思い嬉しくなったそうです。
私たちも、本当に嬉しく思いました。ちゃんとAEDを知ってくれている子がいるんだ、息子の思いが繋がっているんだと思いました。
息子の学校には、AEDが一般市民にも使用が認められてすぐに一台目が設置されましたし、同級生達には、AEDのことを知ってもらえるように手紙を出したりもしました。
やっぱり、発信する事って大切なんだと感じました。


此処のところずっと、AEDと心肺蘇生法とどちらが大切なんだろう?と馬鹿なことを考え続けていました。
もちろん、どちらも大事には決まっているのですが(そんな事は百も承知なんですが・・・)
「初めての人でも音声ガイドで簡単に使える」と、AEDだけが注目されているようで、そうじゃないんだけどなぁ・・と思うことがしばしばありました。

シアトルの町がAEDの設置台数が少ないにもかかわらず、世界一の救命都市だったことが考えるきっかけになっていたのかもしれません。

救命講習を受講してもらえれば、AED重要性がよくわかるはずです。でも、AEDを知っただけでは充分ではないんだと思います。
最近は、新聞の記事にも「救命講習を受けて・・」という文章が出てくるようになったことは嬉しい傾向です。

でも、取っ掛かりはAEDでいいんだなぁと先生の話を聞きながら思いました。
まずは、知ってもらうこと、意識してもらう事、そして体で感じてもらう事ですよね。
学校や、私たちが発信した事で意識してくれている人がいるのならそれはとても嬉しい事ですし、発信し続けていく事が私達の「仕事」なのかもしれません。




薫英女学院AED講習会

2007-03-04 16:51:34 | 救える命(AED)
昨日、大阪薫英女学院PTAのAED講習会を見学に行ってきました。

大阪薫英女学院
薫英中学は娘の母校です。

昨年の11月頃に娘のお友達のお母様から、「今年度中に、生活安全委員会主催の救急救命講習を行おうと思っています。その前に、PTA役員が消防署で講習を受けてきますね」というメールをもらっていました。

学校行事や、授業の都合でなかなか体育館を抑えることが出来ないだろうし、今年度中は無理かなぁ・・・などと思っていました。

ところがところが、2月の初め頃には講習会が3月3日に決まったことや、かねてから先生方が学校にお願いされていたAEDの設置がされたという連絡を頂きました

やっぱりすごい!薫英のお母様方はスゴイパワーの持ち主だとかねがね思っていたのですが、本当に行動が早いです。「準備期間が短くて反省点がいろいろあるの・・」と、おっしゃていましたがたくさんの方の参加(お父様や、当日に「参加させてください」と来られた方もいらしたようです)で、皆さん熱心で、とっても有意義な講習会でした。

「子供たちにも受講してほしいわ」という声もあがっていました。
それも実現したら嬉しいですね

きっと、「少しの勇気で救える命がある!」と感じていただけたと思っています。
ほんとに、素敵な時間を頂いた一日でした。ありがとう