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輝きつづけて

あなたの勇気で救える命があります。
一人でも多くの方に「AED」を知っていただきたいと願っています。

救命力世界一シンポジューム

2010-09-11 21:17:40 | 踏み出す勇気(CPR)

豊中市主催の

「救命力世界一シンポジューム」に行って来ました。

救命医療の現状や、市民による応急手当の救命効果などの講演の後

一般市民による救命都市への取り組みが発表されました。

地域は自分たちで守ろうという意識から生まれた

豊中女性防火クラブの方のお話しや、

ヤマト運輸西大阪主管支店が

1500人の正社員に救命講習を行っている取り組みが発表されました。


<以下、広報豊中2月号より抜粋>

市内に10か所の営業所を持つヤマト運輸・西大阪主管支店では、

配達するドライバーが救急の場面に遭遇したとき人命を助けられるようにと、

3年前から市の普通救命講習を受講。

これまでに全社員約千500人が修了証を取得しました。

市内には現在、ステッカーを貼った配達車が約30台走っています。

応急手当普及員の資格も取得した同社の藤村達也さんは「ドライバーは、

普通救命講習の修了証を受け取ることで自信が生まれ、

配達先でも『私はこういう講習を受けました』と話をしているようです。

何かあっても、『自分にできることは何か』とまず考えて、すぐに行動できる。

この変化は大きいと思います」と、救命講習の必要性を話しています。

今後も消防本部の協力を得ながら、普及員が中心となって、新入社員に救命講習を進めてい

くとのことです。


さすがに豊中は、市民の意識が高いと感心しました

医療機関やドクターカーなどの高度救命処置が充実している豊中ですが

やはり一番大切な事は、

「一般市民による救急車が到着するまでの救命処置です」

と何度もおっしゃられるドクターや消防の方の言葉は

会場の市民の方の心に残ったのではないかと思いました。

ただ一つ

少し気になったので・・・

豊中は小学校にも救命講習を実施しているのです。

もちろん、子供達に命の大切さを知ってもらうための取り組みだと聞いているのですが

救命率向上のために小学生への救命講習・・・・とかって

おしゃってたようで・・・・

うん?

それって、救命率の向上を小学生に担ってもらうっていうこと??

命の大切さを知る事が間接的に救命率の向上につながるっていう思い??

「大人は子供達を守らなくてはいけない」

って思っている私には少し気になる言葉でした。






PUSH講習in京都

2010-07-15 20:35:38 | 踏み出す勇気(CPR)

京都で行われたPUSH講習に参加させていただきました。

京都民医連中央病院花園大学が主催の市民講座でした。

講座には、老若男女が多数参加され「これこそ市民講座だよなぁ」と思いました。

その中で一際目を引いたのは「自分たちの町は自分たちで守る」と書かれた

おそろいのポロシャツで参加されていた方々でした。

素晴らしい心構え

とても大切な事です


自分達の住んでいる町内でも講習会を行い、「皆で守れる町内」にしたいと思いながら

まだ何にも出来ていない自分達をふがいなく思いました

頑張って本年度中には実現しなくては!!

京都の皆さんに、良い刺激を戴きました

長野マラソン

2010-06-02 21:54:59 | 踏み出す勇気(CPR)

先日、三重から友人夫婦が息子に会いに来て下さいました。

息子が橋渡しをしてくれた大切な友人です。

ご夫婦で、いえいえご家族で心肺蘇生法の普及に取り組んでいらっしゃいます。

「家族を守りたい」という気持ちが活動のきっかけだそうです。

素晴らしいです

ご夫婦から長野マラソンでの救命のお話を伺いました。

感動のお話です

是非、お二人のブログを読んで下さい。


文さんのブログ


真さんのブログ


人工呼吸のことですが・・・

2008-09-18 23:33:16 | 踏み出す勇気(CPR)

PUSHプロジェクトでは人工呼吸を省いた心臓マッサージとAEDのみを行います。
これは、決して人工呼吸をしなくても良いということではありません。

しかし
見知らぬ人に人工呼吸をすることへの心理的抵抗や危険性を考えることでCPRを
躊躇してしまうのであれば、心臓マッサージのみのCPRをすぐに行うことの方が大切です。

また
心臓マッサージは絶え間なく続けることが大切であり、人工呼吸に手間取り心臓マッサージの中断時間が長くなることは、良いことではありません。

ですから
初めてCPRを行う人には、一番大切な部分「心臓マッサージとAED」を知ってもらおうと思っています。

しかし
その多くが気道や呼吸の問題が原因の小児の心肺停止に関しては、人工呼吸が必要です。

出来る人は人工呼吸もやりましょう
出来ない人は、出来なくてかまいません
まずは近づいて、声をかけ119番とAEDを要請して下さい。
そして、絶え間なく胸を押し、AEDのボタンを押してください。

あなたの勇気で救える命があります



菰野応急手当普及員の会

2008-07-29 22:27:25 | 踏み出す勇気(CPR)
7月19日に三重県の菰野町(こもの町)という所へ行ってきました。

菰野町には菰野応急手当普及員の会があり、その会の講習を見学させていただきました。

応急手当普及員とは、一般に救命講習は医師や救急隊員や救急救命士が指導しますが、救急隊員や救急救命士は本来業務(消防・救急など)に従事する必要があるため、救命講習の普及に十分な時間・回数を費やすことが容易ではありません。
通報から救急車の現場到着まで平均5から6分かかり、心肺停止の場合は救急車到着まで何ら処置を施さなければ蘇生の可能性がほとんどなくなるため、救命手当の普及は救急分野において最重要課題とされています。そこで、一般の人に対して救命法を指導するために必要な技能と知識を有する者として設置された資格が「応急手当普及員」です。応急手当普及員なるには、消防本部が主催する講習を受講するなどの要件があります。(Wikipedia参照)

私達も堺市・高石市消防組合の応急手当普及員なのですが、何の活動もせずに2年が来ようとしています。
菰野町の普及員の活動を知り、どうしても皆さんに会ってみたくなり連絡をさせていただきました。
思ったとおり、熱い思いのパワー溢れる方達の集まりでした。

19日の講習は、午後6時から9時までの3時間講習、受講者は婦人会のお嬢さん(みのさんが言うなら・・)が中心で普段なら20名が定員ですが、26人の参加でした。会場は熱気がムンムンでした。教える方も教わる方も真面目で、熱心で、何よりも生き生きと楽しそうな姿がとても印象に残りました。
本当に素晴らしい活動をされていると感激しました。

初めてHPを拝見したときに、こんなふうに熱い活動をされる力の元は何なのだろう?と疑問に思い、菰野町を訪れました。行ってみてわかりました。やっぱり「人」なんですよね。皆さんの熱い信念と行動力とチームワークがたくさんの難関を越えて大きな力になったのだと思いました。
たくさんの刺激と優しさをいただいた一日でした。
皆さんありがとうございました


教職員講習会

2008-06-18 21:07:15 | 踏み出す勇気(CPR)
先日、息子の学校の教職員を対象に救命講習が行われました。
桃山では毎年教職員対象の講習を年に何度か行っています。
3月には、新任教諭対象の講習も行われました。

今回は、校長先生も参加されました。
とっても熱心に、一生懸命勉強されていました

組織の中ではトップの意識が裾野まで伝わり、その組織のカラーを決めるのだと思います。
トップがしっかりと危機管理意識を持つことで、学校全体の意識もよりしっかりとしたものになってくるはずです。
校長先生、率先して講習会に参加して下さりありがとうございました

胸骨圧迫だけでも大丈夫です!!

2008-04-09 00:04:09 | 踏み出す勇気(CPR)
4月4日の朝日新聞夕刊に
「心停止 ひたすら胸押して」「口合わせなくても蘇生に効果」
と題して、心停止状態で倒れている成人を助けるには、胸を押し続けて圧迫するだけでも、人工呼吸を加えた方法と同じ蘇生効果があることを、日本の2つのグループの調査でわかり、米心臓教会(AHA)はこの「圧迫」を蘇生法として市民に勧める見解を発表。とありました。

バイスタンダーが、たまたま居合わせた人に口をつけるのは、正直考えてしまいます。
今回の発表で、心肺蘇生法が身近なものと思ってくださる方が多くなるのは・・・と期待しています。

日本循環器学会

ミニアンちゃんです

2007-07-11 22:06:14 | 踏み出す勇気(CPR)
昨日紹介しました「コンパクトなトレーニングマネキン(ミニアンちゃん)」の写真を探していましたら(セミナーの時に携帯で写真を撮ったのですが、それはもう不気味で、不気味で・・・とてもここに載せれるような写真ではありませんでした)それを使って講習している様子がUPされているページにヒットしました。

こちらからどうぞ

救命率の向上を目指して

2007-07-08 22:05:29 | 踏み出す勇気(CPR)
先日、大阪ライフサポート協会の講習のお手伝いに行きました。

講習を受講されていた男性(定年退職していますとおっしゃっていました)が、「どうして救命率が3~4%なんですか?(大阪では、心臓が原因で病院外で倒れた方の救命(1年生存)率は3~4%といわれています。)ショックでした。」と質問されました。

それは、「今までの日本人の考え方は倒れて意識を失っている人を触ってはいけない。救急車が来るまで待つ。という考え方から来ていると思います。触ってはいけないということ決してありません。どんな事があろうともまずは命を繋げないといけないのです。どうか勇気を出して、周りの声に負けないで心肺蘇生をしてあげてください。」とお答えしました。

人が倒れた時、一番は救急車を呼ぶ事です。そして次はそばにいる貴方が救急車が来るまで、AEDがくるまで、心肺蘇生を行うことです。このことが二次救命への太いパイプとなります。
救命率を上げるために最も大切な事はそばにいる人の勇気ある一次救命です。

みんながこの数字をショックだと感じ、勇気を出して行動する事で繋がる命が格段に増えていくはずです。


みんなで命を守ろう!

2007-07-08 15:50:40 | 踏み出す勇気(CPR)
先日、息子の学校で本年度3回目の「教職員対象 救急救命講習」がありました。

1回目は4月に新任教員研修の中で行いました。
2回目は5月に消防署の方に来ていただいて行いました。
そして、3回目が7月3日でした。

今回の講習は、2回目の講習に参加できなかった、教員、事務室の先生方、図書室の司書の先生、そして学校管理をしてくださっている保全の方も参加してくださいました。何より嬉しかったのは、その方々が、自ら講習を受けさせてほしいと言って下さった事でした。

学校は教員と生徒だけがいるところではありません。たくさんの皆さんに助けられて子供達が安全に、快適に過ごさせてもらっているところです。
学校にいるすべての人たちが、心肺蘇生はもちろん、AEDの設置場所を知っていて、使う事が出来ないとダメなんです。
講習の後、司書の先生が「これで、自信を持ってAEDが使えるわ」と、おっしゃっていました。
次回は、食堂のお姉ちゃんを誘おう!!と盛り上がりました。