輝きつづけて

あなたの勇気で救える命があります。
一人でも多くの方に「AED」を知っていただきたいと願っています。

シアトルを目指して!

2006-09-24 22:18:23 | 踏み出す勇気(CPR)
アメリカ合衆国の北西部にシアトルという都市があります。
イチローや城島のいるシアトル・マリナーズの本拠地です。

このシアトルは世界一の救命都市です。
救命率が平均30%、時には40%を超える年もあるそうです。
ちなみに、日本の救命率は3%です。

なぜ、シアトルは世界一の救命都市になったのでしょう?
それは、バイスタンダーCPRの高い実施率にあるようです。
シアトルの現在のCPR(心肺蘇生法)の普及率は全市民の70%にもなるそうです。この高い普及率は1970年代後半から行われた、公立中学一年生(13歳)を対象にした「バイスタンダー育成のためのBLS教育」を始めた事が大きな効果となっているようです。

詳しくはHIGEさんのスポーツ救急救命inUSAをご覧下さい。
こちらからどうぞ

的確な心肺蘇生が行われ、迅速にAEDによる通電がなされ、高度な二次救命がなされたとしても悲しく、辛い事が起こることも事実です。
世界一の救命都市ですら、救命率は30%なのですから・・・・
100%でないのならやめちゃいますか?
いいえ、3%を10%に上げれる努力をしましょうよ。
シアトルのように30%を目指しましょう。
一人でも多くの人の掛替えのない命が明日へ繋がっていくように考えていかなければいけません。

私たちのように辛く悲しい思いを抱き続ける親は、このやりきれない思いをエネルギーに変えて訴え続けていきます。
AEDを知ってください!救急救命講習を受けて下さい!




講習会のご案内

2006-09-21 21:28:21 | 大阪ライフサポート協会 PUSHプロジェクト
お知らせです

10月22日(日)
高石藤井病院で大阪ライフさポート協会のAED講習会があります。

市民Bコース(9:30~12:30)   
   心肺蘇生法+AED   

市民A,Bコース(13:30~17:30) 
   心肺蘇生法+AED   

Aコース=220分 試験あり(180分講習、40分試験と解説)修了書発行

Bコース=180分 試験なし 受講証発行


受講料はAが5000円、Bが3000円です。大阪府に在住、在勤、在学の方は
Aが2500円、Bが500円です。

ライフサポート協会のページから申し込み用紙をダウンロードして協会にFAXで申し込んでください。受講料は当日でいいです。

大阪ライフサポート協会のHPはこちらから

用紙ダウンロードはこちらから

当日は私たちも参加します。
以前受講した事のある方も、初めての方も是非一度受講してみてください。
決して自分には関係ないなんて思わないで下さい。
私たちだって、こんな悲しいことが自分達に起こるなんて考えた事などありませんでした。
ほんの少し知ることで救える命があるのなら、みんなで知りましょう!!

あなたの勇気で救える命があります

もし申し込み方などわからなければ連絡下さい。(個人的に下さってもOKです)
HPのメールから下さってもOKです。
こちらからどうぞ

皆さんの参加待ってマース

感謝!感謝!

2006-09-17 22:39:19 | 命を思う心(命の教育)
昨日、息子の学校の文化祭がありました。
息子の友達達と(もう、とっくに卒業しているのですが・・・)現在の自治会の人達とで募金活動をしてくれました。
集まった募金はNPO団体に寄付するそうです。

AEDの使い方もデモンストレーションしていました。
「うちの学校にもあるよ」という高校生や、小学生くらいの親子連れが興味深く見ていらっしゃいました。

昨年の彼らの行動が(昨年も募金活動をしてくれました)学校や、PTAを大きく動かしてくれる事になりました。
学校は、今年から保健体育の授業のなかでBSL教育を始めました。PTAはご父兄対象の講習会を企画してくださっています。大学にもAEDが導入されたという事でした。

こんなふうに地道な活動を継続していく事がみんなの意識を変えていく事に繋がっていくのだろうと思っています。「継続は力」です。みんな、ありがとう


悲しい事故から学んだ事は、しっかりと胸に刻み、決して色あせる事のないようにと願っています。

お知らせ

2006-09-14 22:59:45 | 想い
ホームページUPしました。

輝き続けて

本当は、息子の学校が取り組んでいる「命の教育」を一番最初にUPしたかったのですが、工事中です。
あれも、これもと思うとなかなか構想がまとまりません。
先生方や子供達、そして私達の熱い思いが一人でもたくさんの方に伝わるページにしたいと思っています。
日本中の学校が「命の教育」に真剣に取り組んでくれる日が来る事を願って頑張ろう!

見つけちゃいました

2006-09-11 22:36:34 | 救える命(AED)
通院している歯医者さんの一階にある内科の診療所です。
AEDのステッカーを見つけて嬉しくなり思わずシャッターを押しました。

こんなふうに、開業医さんが置いてくださると心強いですよね。
たくさんの開業医さんが設置してくださる事で町の人達の意識も変わっていくのではないかと思っています。
開業医さんが、町のAEDステーションになっていただけるととっても、とっても嬉しいのですが・・・

AEDのポスターです

2006-09-11 22:07:18 | 救える命(AED)
先日、会社の近くで偶然見つけました。
大阪市消防局のポスターです。

「すぐそこに、命を救う、希望があります」という、キャッチフレーズです。
そうですよねぇ、AEDは命を救う希望ですよねぇ・・・

消防局に無理を言ってポスターを少し分けてもらいました。
大阪市の方、掲示していただけませんか?
連絡お待ちしていま~す。

新聞記事より

2006-09-10 22:30:46 | 救える命(AED)
新聞記事から二つ(日経新聞、朝日新聞)

=松竹がグループすべての劇場にAEDを設置しました(33台)
もちろん、全スタッフにAEDの使用方法の研修を実施する予定=

一般企業(サービス業などでない)でも、最近AEDを設置しているところが増えてきているようです。問題は、そこで働いている人がみんなAEDを認識しているかという事です。松竹さんのようにお客様の安全を考えて設置しているところは、スタッフの講習もしっかりされるでしょうけれど、そうでないところの意識ってどうなんだろう?宝の持ち腐れになっていない事を願います。


=救急救命法見直し 心臓マッサージだけでもOK=

救急救命法の国際基準が変更された事に伴って、日本のガイドラインも変更されました。
心臓マッサージの回数、人工呼吸に抵抗がある場合の事、AEDのショック回数などが少し変わりました。これはそれまでのやり方が悪かったというのではなく、より良くなったということです。

私もそうでしたが、やはり、人工呼吸には抵抗があります。感染症の問題もありますし・・心臓マッサージだけでもOKというのはそういう意味です。

実際、講習を受ければいろんな事がわかってきます。「百聞は一見に如かず」
一度やってみませんか?

 
 

AEDで生徒の命を救う!

2006-09-04 22:38:44 | 救える命(AED)
こんな記事を見つけました。


AEDで生徒の命救う 県内の高校、一般人の使用で初

 徳島県内の高校で二〇〇五年十一月、生徒が突然、心肺停止状態に陥ったものの、校内に設置された自動体外式除細動器(AED)による心臓への電気ショックや教職員らの心肺蘇生(そせい)措置で一命を取りとめていたことが分かった。

 医師や救急隊員ら医療関係者以外の一般の人がAEDで救命したのは県内で初めて。同校では同年四月、スポーツ部の活動中に倒れた生徒が、駆けつけた救急隊員によるAED使用で助かった。半年余りで相次いだ二件の不測の事態。一例目を契機にした教職員の危機意識の高さが、二例目の救命につながった。

 〇五年十一月のケースは、休み時間中に教室で同級生と会話していた生徒が、床に置いていた荷物を取ろうと姿勢をかがめたときに様子が急変した。駆けつけた養護教諭は、生徒が心肺停止状態になっていることを確認して蘇生法を施した。同時に、教頭がAEDが有効な状態と判断。体育教官室に置いてあったAEDが生徒のもとに届けられ、養護教諭がAEDの電極パッドを生徒に装着してスイッチを入れた。

 AED使用と同時に生徒から、うめき声が漏れた。通報で到着した救急隊員が心肺蘇生を続け、生徒は病院に搬送される途中で息を吹き返した。意識はなく予断を許さなかったが、治療の結果、生徒の命は救われた。

 同校の高い危機意識の背景には〇五年四月の経験があった。

 このときは、体育館で部活動中の生徒が突然倒れた。治療した医師らによると、胸への衝撃か何かで、生徒は心臓がけいれんする心室細動状態になったとみられる。

 体育館にいた部活指導の教員二人が協力して心肺蘇生を行った。まだ同校にAEDはなく、教諭は心臓マッサージや人工呼吸を繰り返し、到着した救急隊によるAED使用で生徒は息を吹き返した。

 二人の生徒は、これまでに大きな病気になったことがなかった。二人は倒れてから三十五-五十日後に退院し、元気に学校生活に復帰している。

 AEDは〇四年七月、医療従事者だけでなく、一般市民にも使用が解禁された。〇五年四月のケースでAEDの必要性を痛感した同校は同六月に一台を独自に購入。今年一月には、県教委の予算でさらにもう一台が設置された。設置後は、教職員や保護者を対象に使用法の講習も行っている。

 首から提げる名札ケースに緊急時の対応方法を記したメモを入れている同校の校長は「預かった生徒の生命の安全を考えるのが学校の使命。高い意識を持ち続けることが大切だ」と話している。

 徳島大学大学院(救急集中治療医学)の福田靖講師は「身近にいる人、救急隊、病院のすべてが救命の連鎖となった理想的なケース。誰かが倒れたとき一秒でも早く蘇生を始めることが大切で、心臓マッサージだけでも意義深いが、AEDがあれば救命率はより高まる。AED設置の拡大と、使用方法の普及に社会全体で取り組む必要がある」と指摘している。

 《AED》心臓の心室が収縮してけいれんしたようになる心室細動と呼ばれる症状の治療に有効な除細動を簡易にできる機器。ノートパソコンサイズで操作方法を説明する音声が流れる。救命事例は全国的にみられ、2005年の愛知万博では会場に約100台設置され、期間中に突然倒れた4人が救われた。県内の設置数は把握できないが、取り扱い代理店などによると、600台程度あるとみられる。医療機関、公共施設、学校が中心だが、民間でも1日平均1万7000人の乗降客がある徳島駅に1台設置されるなど、徐々に広がりをみせている。

 
とても嬉しい記事です。
二人の生徒にはまた、明日がやってきます。
そんな事当たり前のようですが、当たり前でなくなる事がたまに起こったりします。
それはとても悲しく、悔しい事です。

子供達に普通に明日が来るように、最善の努力をしなければなりません。
AEDを設置する事、そしてみんなが講習を受けて「助けられる命」があることをしっかりと知ることがたいせつだと思います。


熱い思い

2006-09-01 20:39:02 | 救える命(AED)
昨日、S市の市会議員さんにお会いしました。

友人が、自分達の地域の人達にもAEDを知ってもらいたいと考えてくれていたようで、「市会議員さんにAEDのお話をするのに助っ人をしてね」ということで、一緒にお訪ねしました。

友人は私たちの気持ちをよく理解してくれています。その上、とってもよく勉強していました。ネットから出した資料をどっさり持ってきていました。すご~い!ビックリしました

市会議員さんも、とっても真剣に話を聞いてくださり、すぐに市内の学校の設置状況、講習会の状況、過去の子供達の突然死の状況などを調べるよう手配してくださいました。

やっぱり、伝えないといけないのだと痛感しました。

私たちが出来る事は、AEDの必要性、救命講習の必要性、そして「救命の心」を育てる事の大切さを、私たちの言葉で、思いを込めて話す事なのだと再認識しました。
知らなかった人に知ってもらう、そしてその人が誰かに話してくださる。少しずつでもかまわないから、きちんと、正確に広がっていく事を望んでいます。

今年も息子の友達達が母校の文化祭で何かしたいと考えてくれているようです。
彼らもまた、AEDを知ってほしい、助けられる命があることを知ってほしいと思っているのだと思います。

この熱い思いが一人でも多くの人の心に響いてくれる事を願っています