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輝きつづけて

あなたの勇気で救える命があります。
一人でも多くの方に「AED」を知っていただきたいと願っています。

HALの若い力

2008-12-14 22:51:55 | 若い力
HAL大阪の生徒さんにお願いしていたロゴが決まりました。

5つのグループがコンペ形式でプレゼンをしてくれました。
何よりもうれしかったのは、私達の思いをしっかりと受け止め、
PUSH講習を受けてくれたことで、救命の大切な所をしっかりと理解してくれていたところでした。
どのチームも、ロゴの中に自分たちが感じた思いをしっかりとこめてくれました。
プレゼンといえば、パワーポイントで映し出されるものを想像していた私達ですが、彼らのは違っていました。
実際にTシャツにロゴをプリントしていたり、ピンバッチやストラップ、名刺や封筒を作成してくれていました。
実際に救命処置法をしながらプレゼンしてくれたチームもありました。

感動!!感激!!でした。

ロゴはひとつに決まってしまいましたが、私達は27個の素晴らしい思いをいただきました。
みんな、ありがとう!!

授業の後、担任の先生にプレゼンの方法が素晴らしかったとお話ししました。
先生は、生徒たちには五感で感じることの大切さを教えたいと思っているとお話しされました。
たとえば、田舎の景色を描く時、パソコンで田舎の景色を見て描いてもそれは違う。
実際に田舎に行って、その場の空気、風、匂い、音などを肌で感じることが一番大切なことだとおっしゃっていました。
そうかぁ・・・基本はここにあるんだ。
パソコンの中で景色を見て「行った気になってる」んじゃやっぱり嘘っぽいのかも・・・今の時代はそっちが大半だから、今こそ肌で感じることを大切にしないといけないのかもなぁと思いました。

新しい出会いがあるといつもたくさん学ぶことがあります。
HALの生徒さんにもいろんなことを学ばしてもらいました。
若い力は素晴らしい!先生も素晴らしい!!

今週はポスターやチラシのプレゼンをしてくれます。
楽しみです。



若い力

2008-11-12 23:38:32 | 若い力
気がつけば、一ヵ月もブログを更新していませんでした。
そして季節はしっかり秋11月も半ばになろうとしています。

この一ヵ月何もなかったわけではありません。
嬉しいことがたくさんありました。

HAL大阪の学生さんが
PUSHのロゴ作成に若い力を発揮してくれました。
それぞれの作品をプレゼンしてくれる彼らの熱意に大きな力をもらいました

春に、お話を聞いてもらった関西医科大医学生主催の一次、二次救命処置ワークショップに、今回も声をかけてもらいました。
もう一度、私達の話を聞きたいと思ってくれたことをとても嬉しく思いました。
今、私達が不安(?)に思っていることも含めお話したいと思っています。そして
たくさんの意見を聞かせてもらいたいと思っています

息子の友達が、春から公立学校の教師になることを報告してくれました。
「面接でAEDのこと話しました」と言っていました。
今年の文化祭では、心肺蘇生の指導をしてくれた一人です。
頼もしい先生の誕生です

嬉しい事も、いや~な事も、考えさせられる事もイッパイあった一ヵ月でした。


おはよう日本

2008-08-25 23:28:58 | 若い力
です。

8月27日の「おはよう日本」の中で「O157」の放送があります。
12年前、堺市集団発生した時、我が家の二人の子供たちは小学生でした。
この時、3人の可愛い命も奪われました。
学校給食が原因という報道があり、子供を持つ親にとっては忘れられない大事件でした。
今でも夏になると思い出します。

放送では、当時被害にあわれた子供さんのご家族の方が「O157は気をつければ防げる(減らせる)ものなので、同じように苦しむ子供たちを出してほしくない」との思いから、当時の恐ろしい体験を語ってくださったそうです。
辛い思いをした者は、みんな「誰にもこんな思いはしてほしくない」と思うのですね。ご家族の思いがたくさんの方に伝わることを願います。
皆さん、是非是非ご覧になってください。(6時台か7時台に放送予定 決定しましたらアップします)

今回の「O157」は以前に私たちがお世話になったNHKの記者の方が取材されました。
彼女は一児の母です。子供を授かったからこそ見えてくる問題に、母としての視点と記者としての視点から取材をされています。
「子供を持ったから見えてくるものがある」とおっしゃっていました。
大変なことが多い中で頑張っている姿は応援したくなっちゃいます











キラキラ☆新米先生

2008-08-16 00:24:35 | 若い力
養護教諭繋がりでもう一つ

先日、なりたてホヤホヤ(4月になったばかり)の養護教諭にお会いしました。
彼女たちの卒業論文のテーマが「公立学校におけるAED設置と危機管理」だと聞き、お会いしてお話を伺いたいと思い連絡をさせて頂きました。

想像していた通り、多方面にわたるデーター収集、問題点の提起など「よく調べたよねぇ・・頑張ったよねぇ・・・」と、感心してしまいました。
若い先生たちが、子供たちの命を守るための、学校の危機管理について真剣に考え、向きあってくれることはとても嬉しく心強いことです。
あんなにキラキラした目を見ているとこっちまで嬉しくなってしまいます

社会人になり年月を重ね、仕事に慣れると最初の頃の志よりも、雑用に追われていくというのが現実です。ですから、一番大切なことを見逃している先生方もいらっしゃいます。
「この人は何を思って教員という道を選んだんだろう??」と思う先生にも会いました。
もちろん志高き先生もたくさん知っていますよ!!

新米先生達可愛い生徒のために頑張ってくださいね

市大医学部LSCの講習に参加しました

2008-05-12 22:06:41 | 若い力
金曜日、大阪市立大学医学部ライフサポートクラブの講習に参加させていただきました。
一時間の中で胸骨圧迫心臓マッサージとAEDの使い方を学びます。
以前にも書きましたが、テンポよく、ポイントを押さえた講習は気持ちの良いものでした。

傷病者を発見し、119番をお願いするときには、「この人意識がありません。119番通報をお願いします。AEDを持ってきてください。 たくさんの人を連れて戻ってきてください。」と指導されます。
どうしてたくさんの人を連れてこないといけないのか?と疑問を持った方がいらしたようです。
そうかぁ、初めて受講される人は胸骨圧迫心臓マッサージを続けることのしんどさをまだ知らないんだぁ・・・

一分間に100回の速さで、胸が4~5㎝沈む程度に、絶え間なく続けることは、思いのほか大変なことです。ましてやAEDがなければ、救急隊が到着するまで続けなければいけません。
たくさんの人が近くにいれば、交替で続けられます。
たくさんの人が周りにいることは、有効な胸骨圧迫を続けるためにも必要なことなのです。そして、とても心強いことです。
大阪では胸骨圧迫をするときに「イチ、ニィ、サン・・・」と大きな声を出せば絶対人が寄ってきてくれるから」と救命士さんが言っておられたと、学生さんが話してくれました。
ほんまや!それは間違いない!大阪パワーやで!!って思いました

胸骨圧迫は決して難しい手技ではありません。
誰にでもできます。
たくさんの人が知ってくれれば、絶え間なく有効な胸骨圧迫を続けられます。
一度でも講習を受けて、胸骨圧迫を体験してください

最後に学生さんが「倒れている人を見かけたら、声をかけてあげてください。今まで声をかけられなかったのは、声をかけても何をしてよいかわからなかったからだと思います。でも、今日この講習に参加されたことで何をしたら良いのかを知ってもらたっと思います。どうか、通り過ぎたりせずに、勇気をもって声をかけてあげて下い」と話されました。ほんと、その通りです

一緒に参加した息子の学校の養護教諭も「こんな若い人達がいるって、嬉しくなりますね。心強いですね。元気もらいました!」っておっしゃっていました。


大阪市立大学医学部ライフサポートクラブ

2008-04-14 23:56:56 | 若い力
先日のワークショップでお会いした大阪市立大学医学部の学生さんのサークル「大阪市立大学ライフサポートクラブ(LSC)」の救命講習を見学させて戴きました。

私達が会場に着いたのは、ちょうど一回目の講習が終わり受講者の方が出てこられているところでした。
一人の方が、二回目の講習を受けるお友達に「楽しかったよ。心配ないよ、楽しかったから」って声をかけていらっしゃいました。
「良い講習されてるんだなぁ。」と思いながら会場に入りました。

受講者は市大病院に勤務される、さまざまな方でした。
白衣を着た方、事務関係の方、ガードマンさんなどです。
一体の講習用の人形に受講生2名、インストラクターが1~2名つきます。

素晴しい講習でした

たった一時間の中でポイントをしっかりと抑えたシンプルな講習でした。
シンプルだからこそ、大切な事がより明確になっているのかもしれません。
もちろん、細かな説明もきっちりされています。
胸骨圧迫の位置、絶え間なく、強く押す、解除時には完全に戻す事などをビデオを交えながらテンポよく進んで行きます。

一連の流れを復習した後、チェックテストをして修了書とAEDバッチを渡されていました。
市大病院の中にはこのバッチをつけている職員さんがたくさんおられるようです。
そして最後に「助けようと勇気を持って一歩踏み出す事が大切です」と話されました。

とても学生さんたち主催の講習会とは思えないくらい素晴しかったです
この日も、若い力の素晴しさを感じ、とっても元気が出ました。
彼等にパワーをもらいながら、一緒に進んで行けたらいいなぁ



嬉しかった事

2008-04-06 00:40:30 | 若い力
若い医学生にパワーをもらい、心優しき54歳に優しさをもらって「今日は最高やん」と思いながら帰宅しました。
パソコンをあけたら、また嬉しいメールが入っていました。

メールをくれたのは、この春新卒で養護教諭として勤務される方です。
彼女達は以前テレビで見た、群馬で子供さんを心臓突然死で失ったお母様のAED普及に対する思いを感じ、卒業論文に「大阪府内公立学校におけるAED設置と危機管理」というテーマを選んだという事でした。
私は、ブログで彼女たちのことや、卒論の内容などもお知らせしたいと思い、一度お会いしてお話がしたいのですが・・とのメールを送っていました。
そのお返事を戴きました

若い人たちがAEDの普及や救命について真剣に考え、行動してくれている事をとても嬉しく、頼もしく思います。
彼等の力で日本の救命はきっと変わっていくはずです!


医学生も、ライブで歌っていた子達も、そして新任の養護教諭も息子と年が変わりません。
彼等が親になる頃には、日本中の学校に当然のようにAEDが設置され、皆が心肺蘇生法を学び、「救命の心」の根付いた社会となっている事を願います








大阪ライフサポート協会

嬉しかった事 

2008-04-05 21:37:26 | 若い力
昨日は嬉しい事がたくさんありました

先日、「テレビを見たのですが・・・」と医学生の方からお電話を戴きました。
彼の話によると、学生主催でBLS(一次救命処置)とALS(二次救命処置)のワークショップを開催するので、お話に来てもらえませんか?との問い合わせでした。
「ヘェ~感心な若者がいるんだ」と思い、二つ返事で了解しました。

いつもの事ながら、出かける前は「上手く伝わるかしら・・」と少し不安になります。そして、いつもの事ながら、「気持ちは伝わるって!!」と自分を勇気づけながら出かけて行きます。

30分の時間を戴いていたので、私達が学校教育の中でのBLS教育を進めている経緯、思いなどを話し、その後彼等の思いなども聞かせて戴きました。

私達はいつも、話を聞いて下さった後「じゃあ自分には何ができるのか?」と考えてくださる事を願っています。
そして、みんなが自分のできることを自分なりの方法でやっていけば、きっと「救命の心」の裾野は広がると信じています。
今回の、学生さんたちにもそれを感じてほしいと思っていました。
ましてや医師になろうとしている皆さんですから、感じてもらわないと困るよなぁ・・・と思っていました。
ところがどっこい(今時、こんな言葉はつかわないですよね・・・)私の思いなど杞憂に過ぎませんでした。

彼等、彼女等の思いや、活動は素晴しいものでした
何人もの学生さんが、どれほど一般市民のBSLを大事な事だと思っているか、そしてそれを知ってもらうために自分達がどんな活動をしているかを熱く語ってくれました。
もう、脱帽脱帽です。
たくさんの刺激と、たくさんの力と、たくさんの熱い思いを頂きました。
本当に皆さんありがとうございました
帰りのホームで「僕たちの活動を見てください!」って手渡してくれた連絡先を書いた小さなメモを見ながら、心が熱くなるのを感じていました。

家に帰って、今回のワークショップの資料を見ていると、企画の代表者の(電話をくれた彼です)言葉が印象に残ったので・・
「今回、僕は『人としてできること』ということをより伝えたいので、BLSを最重視したいと思っています」
『人としてできること』う~ん、良い言葉です






息子へのプレゼント

2008-01-22 23:02:56 | 若い力
先日のNHKの取材の折に、作年4月に飛翔館高校で救命された高校球児の上野君が、素敵なプレゼントを持って、息子に会いに来てくれました。

上野君の救命は、今の日本ではまだ奇跡だったと思っています。
すぐに心肺蘇生を始めた事、学校に設置されていたAEDが誰もが、いつでも使えるところに設置してあった事、そして上野君の生命力。それらがあって、奇跡は生まれたのだと思っています。
飛翔館高校のAEDはたくさんの人の思いが繋がって、繋がって設置されました。
思いを伝える人と、それをしっかりと受け止める人が命を繋げていくのです。