山猿日誌

~春夏秋冬~クライミング・山スキー・登山の記録集。

北ノ俣岳スキー2010

2010-04-25 | 山スキー2010

寺地山より北ノ俣岳を望む。あの広大斜面が待っている。

4月25日(日)晴れ
飛騨山脈・北ノ俣岳(2662m)
メンバー:単独
コース :車発4:00~飛越トンネル5:10~寺地山7:30~北ノ俣岳山頂9:50
     山頂発11:05~寺地山11:45~飛越トンネル13:00~車13:40


当初は神岡新道からスタートしようと思っていたが、林道かなり手前で通行止めになっていたため予定を変更して飛越トンネル方面から登ることにした。
しかし、こちら側もトンネルまで3キロ以上手前で、雪の為車は通行不能となってしまった。
自転車をもってきてせいかいだった。

 朝3時起床。食事をとって速攻準備を済ませ自転車にまたがる。途中途中に雪で道を塞がれていたり路面が凍っているので、
何度となく自転車から降りて押して歩くこととなった。
2キロほど進んだ所で大分雪の量も増えてきたので、自転車はデポしスキーに履き替える。

 二年前のGW時期にも来たがその時よりも雪は多い。トンネルからの取り付きも以前は、登山道沿いにスキーを担いで登ったが、
今回はトンネル右手の尾根からスキーを履いて登ることができた。
尾根はカチカチになっているがシールが効かない程ではないため順調に距離を延ばす。
誰もいない静かな山の中を黙々と一人歩く、なんか気持ちが落ち着く。

頂上付近でクトーを付けるがクトーが刺さらないほどカチカチになっている所もあった。
9:50分頂上着。北ノ俣岳はこれで三年連続訪れた。いつ来ても景色が素晴らしい。


道路の雪が融けてもこいつがある限り車は奥へは進めないだろう。


取り付きの尾根。ばっちり雪が残っている。


頂上から薬師。またあの斜面滑りたいな~。

雪面はまだカチカチなためカップラーメンを食べて時間をつぶすが、すぐに食べ終えてしまい
寒くなってきたので、我慢できず1時間休憩後、頂上をスタートする。
登っていた尾根とはルートを変え頂上から谷へ向かって滑り込み。また大地へ乗り上げた。
最初はクラスト斜面に緊張したものの慣れてきたら気持ちよく滑れた。
寺地山からは雪も緩みアップダウンを繰り返しながら来た道を下る。
トンネルからは自転車デポ地点まで、スキーを脱ぎ履きしながら下り、そして自転車で一気に駆け下りていく。


うっすらと映るシュプール。

北ノ俣岳いつ来ても良いところだ、今度は一気に薬師まで足を延ばしてみよう。


帰りに寄った割石温泉のさくらが満開だった。温泉に浸かりながらこのサクラを眺められる。

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