山猿日誌

~春夏秋冬~クライミング・山スキー・登山の記録集。

間名古の頭山スキー

2009-03-08 | 山スキー2009

間名古の頭より白山を望む。

3月8日(日)薄曇り・風弱い
メンバー:猿
地 形 図:新岩間温泉・平瀬

あまり記録では見たことがないので間名古の頭までスキーで行ってきた。
荒谷の林道はすぐに雪の塊で通行できないようになっている。スタートからしばらくは雪が付いていない所などもあり、
スキーを履いたり、脱いだりしなければならなかった。

取りつきは林道終点、大白水谷と奥原谷との間の尾根。最初は急で細尾根、
そしてクラストしていたためスキーを担ぎあげる。1300mを超えた辺りから傾斜も緩みだす。
もう少し進むと尾根は広くなり、ブナ林へと変わってくる。なんとも癒される。

1786mピークから間名古の頭までもクラストした斜面が続くが特に問題はなくトラバース気味に登り上げて行く。
間名古の頭に着いてようやく白山が見渡せるようになる。かっこいいー。
今日は空気も澄んでいて、遠く北アルプスも見渡すことが出来た。来て良かったー。

エネルギーを補給して早速滑降開始だ。以外にもふわふわのパウダー状の所もあるが、
クラストした斜面と混ざり合っているためすべりにくい。途中転倒して谷へ落ちかかった。
帰りは来た道と少しルートを変えてオモ谷を少し滑る。傾斜は緩いが、
ガチガチのデブリが所々にあったり、釜が大きく口を開いているところもある。
1786mピークへ登り返し、そして一人じめ、一気にブナ林をすべる、藪もほとんど無くどこでも滑れる。
しかしガチガチの斜面を滑るのは難しい。足がパンパンで何度も転倒した。
1300m~1100m付近の細尾根は大白水谷側の斜面をトラバース気味に滑り、
難なくクリアできた。下部は樹木の間も短く傾斜もあるので、必殺横滑りで落ちていく。
林道に着くと雪は緩んでいた。おかげで少し登り返しになるがシールを付けなくても歩いて行けた。
登り返しが終われば後は一気に滑り降りるのみ。しかし傾斜がゆるくてあまりスピードは出ない。
下りはあっと言う間に車着。

取りつきまで距離があり、長いルートだったが、思ったいた以上のブナ林の良い斜面と景色で気分上々。
久しぶりに気持の良い山スキーが楽しめた気がする一日でした。


林道途中の橋、ちょっとビビる。                             取りつきの尾根

      
尾根途中の目印の青々とした木。                 ブナ林が広がる。



                   頂上より奥三方岳、遠くには北アルプスも


オモ谷を滑りまーす。


到着。まだまだ上部は雪がいっぱい、滑れそうなところがたくさんあります。

出発4:45~尾根取りつき6:36~1786m地点9:35~頂上11:15~
滑降開始11:45~尾根取りつき13:05~車着14:15

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ご苦労様でした (パンダ)
2009-03-10 08:25:48
たしかにあまり報告を見ませんね。
今年は時間的に余裕がないので
来年のパンダの宿題にしておきます。

林道歩きで つぶれなきゃいいけど!おほほ。
返信する
余裕ですよ ()
2009-03-10 20:23:41
宿題とは、パンダさんなら余裕ですよ。
しかし林道はカチカチだと悪いところがあるから気をつけないといけませんね。
返信する

コメントを投稿