
7月22日(晴れのち一時曇り)
赤谷
メンバー:Sさん・なべしん・shibata
ルート:市ノ瀬~別当~赤谷~別山~御舎利~チブリ尾根~市ノ瀬
当初裏比良へ行こうと計画していたが、Sさんから白山の沢へ行ってみたいという要望と連日の猛暑から逃れるため水にがっつり浸かれる沢のほうが楽しいだろうということで赤谷へ向かった。
市ノ瀬駐車場へ着くと駐車場はほぼ満車に近い状態、こんな日に来るのは初めてだ。駐車場でK師匠と偶然お会いする。女子3人と白山登山とはなんと羨ましい限りです。師匠にはかないません。
市ノ瀬からバスに乗り込み別当へ。実は白山には何度も来ているがバスに乗るのは初めて、都会の満員電車並みで嫌になる。
別当に6:00着。
赤谷目指して下り、赤谷への入渓点探してウロウロ、林道があるはずと探すが分からない。藪を漕いで行くがどうも堰堤越えられずどうも間違えたらしい。急斜面登ったら廃道となった林道に出た。それを辿って行くと赤い橋、一度渡ろうとするがこんな危険なの渡らず沢から越えていこうと入渓するが、どう考えても越えられない滝、また登り返して先ほどの赤い橋を慎重に渡る。(結果的に私達の今回の核心はこの橋渡りだとみんなの意見が一致した。)

後ろのなべしんは流石余裕で渡ってきます。Sさん・・・。
橋を渡りしばらく進むと6m程の滝をロープを出して右岸より越えその後のゴルジュ帯をそのまま右岸をトラバースしていく。更に進みチョックストーンの滝は左岸よりロープ出さずに落ちないよう慎重にトラバース。
その後は特に困難な箇所は無いが、滝が出てくるたびにみんなわざわざ難しいライン取りしたり、水線をじゃぶじゃぶ登ったりとそれぞれが楽しみながら登る。久しぶりに一緒に登るSさんもクライミングが上達していて驚きです。なべしんはクライミングやっているだけあってさすがの登りといった感じで安心して見てられる。



名誉挽回、Sさん水流をガンガン行きます。

難しめのラインどりしてもみんな余裕でついてきてしまいます。
心配していた残雪も無く、何かしらの工事現場通過して登山道到着。(11:30)
南龍から砂防新道下山予定だったが、少し物足りなさと時間も早かったので別山経由で下山することに。(バス代500円も浮かせられるから)
別山方面からはほとんど登山者来ないだろうと思っていたが、トレランしていると思われる方々とやたらとすれ違う。途中からガスがかかりだし幾分涼しくなって助かった。別山までの道のりニッコウキスゲとコバイケイソウが見ごろを迎えていて綺麗だった。

こういうのが無いともっと良い雰囲気の沢になります。

白山はお花の山です。

お花について語り合うお二人似合わんです。

別山頂上でガスる。
別山に13:30到着。20分ほど休憩したらチブリ尾根から下山。途中の水場の水が美味しかったので家にお土産で持って帰る。
16:40市ノ瀬到着。
思っていたより癒し系で、水にもしっかり浸かれ暑さも忘れられる沢登、今回はこちらの沢にして正解でした。

今回の山行中トンボが沢山飛んでました。