あづま果樹園へようこそ~あづま果樹園日記~

福島市のフルーツライン沿いにある『あづま果樹園』です。
◇◇◇くだもの狩りと季節の想い出を◇◇◇

発表!

2011-06-01 16:18:52 | くだもの

朝から曇り空が広がっています。

衣替えの今日ですが、空気もひんやりし、肌寒い1日となっています。

福島県発表のモニタリング検査の結果、





福島市内のハウス栽培のさくらんぼ・桃

露地栽培のさくらんぼともに

放射性ヨウ素・放射性セシウムどちらも

暫定規制値を下回りました。

これで安心してさくらんぼを食べていただくことができます。




福島市長からのメッセージ

~安全・安心な農産物をお届けしています~

東日本大震災による地震被害と原発事故による放射能問題という

二重の困難に直面している福島市ですが、市民が一丸となってこの

未曾有の困難に立ち向かい、普段どおりの生活を取り戻すべく懸命

の努力を続けています。

このような中、農家のみなさんは、今年も自慢のおいしい果物や野菜を

全国の皆様にお届けできるよう農作業に励んでいます。

現在、福島市の農産物は、福島県が実施しているモニタリング調査

の結果、国が定めた暫定規制値を下回ったものだけを消費者の

皆様にお届けしています。

どうぞ安心して、福島市の農産物をお召し上がりください。

丹精こめて育てた農産物を皆様にご利用いただくことが、農家の

皆さんにとってはこの上ない励ましとなります。

これからも、福島の農業を応援してくださいますようお願いいたします。

あわせて、福島市へのお越しを心よりお待ちしております。

平成23年5月28日

福島市長  瀬戸 孝則



コメントいただきました中に、本当に果物は安全なのだろうかとご質問いただきました。

先日、ブログでもご説明しましたが、

国・県より放射性物質は土の表面に積もっている状況と考えられているとのことで、

果物の木は根が深く、そこから水分や養分を吸い上げているため

土から放射能を吸い上げる割合は他の作物に比べて

低いだろうと考えられていました。

その結果が今回のモニタリング検査での数値です。

生産者としてみれば国の暫定規制値を目安とするしかないのが現状です。

しかし、私たち生産者も安心・安全な果物を皆様に食べていただきたい。

という気持ちは同じです。

これからも全ての果物においてモニタリング検査が実施されることと思います。

当園としましても、情報が入りましたら皆様に随時お伝えしていこうと思っております。

ですから、どうか福島の状況をご理解ください。

また、ご理解・応援してくださっている方々、本当にありがとうございます。




果物は風評被害でお客さまが少ないだろうから・・・と言っても

畑をそのままにしておくことはできません。

たとえお客様が来ていただけなくても、果物を買っていただけなくても

畑の手入れは同じように行っています。

そうしないと、木が土が虫や病気にやられてしまって、弱ってしまうからです。

これからも人間はもちろんのこと、果物たちの命も大切に

育てていこうと思っています。



最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ありがとうございました (もも)
2011-06-01 17:36:05
わざわざ ご返答ありがとうございました。
安心した結果が出て良かったですね。
昨年は桃を買いに行きましたが、今年は兄家族と一緒に観光がてら、さくらんぼを買いに行きますね。
毎日 気温の差が激しいですが、身体を大切に…

頑張ってくださいね。
応援しています
(^O^)
返信する
こちらこそありがとうございます (あづま果樹園)
2011-06-02 13:41:01
ももさん、ありがとうございます。
みなさんの励ましや応援のお言葉が何よりもがんばる力となります。
生産者としてみなさんに美味しい果物をお届けできるようこれからもがんばって参りますので、今後ともよろしくお願い致します。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。