カブトの世界。クロックアップして超光速で移動するカブトに人々は不安を感じ、ゼクトはカブト捕獲作戦を進行させる。士は「自分にも妹がいたような気がする」とマユとおばあちゃんのおでん屋を手伝うが・・・。
脚本、古怒田健志さん。
お名前にすごく見覚えがあって、ライダー作品で何か担当されてたんだなと思ったら
ディケイドのみだった。ウィキペディア見たらキバの小説版を書かれていた方だったので
「そこか!」ってなった。面白かったっす。
・ZECTの隊員になった士。役割が妥当!妥当!
・矢車想さんあらため「弟切ソウ」さん。名前がダジャレ的ですが、
本編に弟分の影山さんがいたことを思うと、「弟切」という苗字も意味深である。
・ともあれ。矢車さんがZECTで生き生きしているのを見ると「良かったね」ってなる。
ディケイドの世界だと、本編で不遇だったキャラが報われてる様子に一番ほっこりするなぁ。
・ゼクトルーパーの白い人たちを見て「なんかシロアリみたいだな」と思ったんですが、
もしかしてゼクトルーパーってアリモチーフ?(いまごろ)
・この世界では、カブトはクロックアップで動いていて、
存在は認識できても肉眼で感知できないという、都市伝説みたいなモノで。
なるほど一般人から見たら、カブトってそういう存在だよなぁと。面白い。
・「自分を自分で、殴れないだろ?」と言われた直後に
士ワームの頭を殴りつけるディケイド。殴り方とか絶妙なタイミングとか大変良い。
・おばあちゃん登場。
カブトの世界では「これはおばあちゃんという『概念』にすぎないのでは?」というレベルで
常に存在を意識させながらもまったく登場しなかった、あのおばあちゃんが
今回あっさりの登場。
・しかしおばあちゃん。士が勝手に作ったおでんを流しにぶちまけるのはいかがなものか。
このあとスタッフがおいしくいただいていて欲しい(貧乏性)。
・「おばあちゃんは言ってた。真の才能は少ない。
そのことに気づくのは、もっと少ないって!」
写真館の背景をめちゃくちゃ活かした構図がすげぇ。
・そんなマユちゃんは、おばあちゃんを引用するところは樹花っぽいけど、
飲食店で働いて、肉親をカブトに殺された記憶を持つところはひよりっぽい。
いずれにしろ、「殺されたお兄ちゃん」はカブトなんだろうな~と思ってたら。
「お兄ちゃん・・・?」
って、ソウさんかよ!っていう。
本編見てた人ならではの、どんでん返しにやられました。
・さて、この世界のライダー達のクロックアップで、完全にワンサイドゲーム状態だったんですが、
何かしらこの事態を打開する策は・・・と思ってたら。
「そうかな? とも限らないぜ。つきあってやる!10秒間だけな!」
ファイズのアクセルフォーム!その手があったか!ってテンションあがりました。
あと、クウガのペガサスフォームで打ち抜いたりとかね。楽しいなぁディケイド。
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