仮面ライダーギーツ ７話「邂逅Ⅵ：ラスボスと缶けり」

突然ジャマーウォールが出現。ラストミッションとなる「缶けりゲーム」がスタートする。 今回のジャマトは世界を滅ぼす力を持つ強力なラスボス。足元にある動力源の缶を蹴れば、ラスボスを倒すことができるという。 ということは、缶を蹴ったライダーがゲームの勝者“デザ神”になれる！英寿、景和、祢音、そして道長の４人が生き残りを賭けて、強大な敵に立ち向かう！・・・。

「俺をその気にさせたのは、そのアイテムを手に入れるためか？」
「また化かされたな」
「そんなにゲームが楽しいか？
　世界がピンチになってるこんなときに！」

え？？？
いや、景和が勝手にその気になってただけじゃないの？

たとえ騙されていたとしても、結果、世界が救われるんだったら
景和だったら逆ギレしたりしないんじゃない？
せいぜい「最初からそう言ってくれれば、俺も普通に協力したのに」って
文句言うくらいのイメージだったんだけど。

うーん・・・・・・。
でも、世界の崩壊にリーチかかってる状態、ではあるんですよね。
だから、景和が感じてるプレッシャーとか考えると、そうなるか。
慣れた視聴者だから、「まだまだ７話だよ」とか思ってるし、
「決着がつくとしても次回かな」とか思ってしまうんだけど。

なにしろ、英寿のことを
「そうは言っても、彼は間違いなく良い人ですから」
と信じてしまっているからなぁ（苦笑。
なんやかや言ってもメインライダーだし。

「かつて、ライダーたちが一人残さず倒され幕を閉じた
　デザイアグランプリがあった。
　そのエリアのラスボスは、ジャマーエリアに存在する人々を
　根絶やしにして姿を消した」

「その悲劇は人々の記憶から消された。
　全てを忘れ、幸せに生きられるように」

ということは、やっぱり並行世界の話とかいうわけじゃなく、
ひとつの世界でデザイアグランプリを続けているって感じですね。

ジャマーエリアの規模がどれだけかわかりませんが、
たとえばひとつの街がまるごと消されて、
しかも街の存在すら忘れられて、「消えたこと」すらなかったことにされるって
ちょっと恐怖だなぁ。

とは言え。

「英寿くんってデザグラのこといろいろ詳しいみたいだけど
　いつから参加してるの？」
「西暦元年」
「真面目に聞いてるんだけど」
「信じないなら聞くな」

であり、なおかつ英寿の参戦以来、ライダー側が勝利し続けていると仮定すると
（ゲームオーバー条件がライダー全滅なので）
ジャマーエリアの消滅は西暦元年より前ってことになるのかな。

てか。西暦元年って2022年前ってことであってるの？
「西暦元年」っていう言い方を初めて見たから
まずそこから「えっ？」ってなってしまうｗ。

ともあれ。デザグラが１シーズン、大体３ヶ月くらいでケリがつきそうじゃないですか。
開催ごとにパターンが変わるとしても、３ヶ月っていうのが短スパンの方だったとしても
2000年の間に開催されたデザグラは、やっぱ４桁回数いってるだろうなぁという印象。

それでなくとも、デザグラ、経験者の方が有利に決まってるというのに
そんな古参が参加してたら、そりゃもう無双決められるのも当然だし、
勝者である英寿が「俺がスターになる世界」なんてふざけた願いをかなえるのも
なるほどなーという感じではありますが。

なにしろ、2000年もの間、こんなゲームにつきあってるとか
狂気しか感じない。怖い。

なんだなぁ、「西暦元年」が冗談であっても良い気がしてるよ。
真面目に考察してる人にしてみたら、「冗談でそんなこと言うな」って
話でしょうけれどもｗ。

仮面ライダーが全滅したらゲームオーバー
そのエリアは消滅する