屁理屈爺さんIT放談

お気に入りソフトやデジモノ紹介。その逆に使っていて困る事例の紹介(主にヒューマン・インタフェースの観点から)

列方向の比率が、行集計に対する比率、と同じ意味だなんて??

2012年06月07日 | Excelあれこれ
Excelのピボットテーブル。
以前、Excel2007へのバージョンアップの際には、メニューの考えたが根本から変わって「リボン」なんて呼称になり、それ以上に欲しい機能がどこにいったのか、あれこれ探しまわる毎日だった。

それに比べると、Excel2010へのバージョンアップは、見た目は殆ど変わらない。ピボットテーブルの操作性も特に大きな変更はなし、ということで安心して使っていた。

と こ ろ が !!!
クロス集計して、カテゴリー間の違いを比率(%ベース)で比べるときに使う、『フィールドの編集』の「計算の種類」のところに、とんでもない変更があったのだった。

(旧)標準→(新)計算しない
(旧)列方向の比率→(新)行集計に対する比率
(旧)行方向の比率→(新)列集計に対する比率

こんな、人を馬鹿にしたような、現場を混乱に陥れるような変更は、さぞかしネットでも話題になっているだろうと、Google神様にたずねてみたら…
ほとんど見つからない。まさかどこかの国のようにフタをしているわけではあらまい。これはいったいどういうことなのか……

皆さん、お仕事でピボットテーブルはあまり使っていないのか、それとも、こんな言葉に悩まなくても済む、もっとスマートな方法を使っているのか。だったら教えて。
本来2010へのバージョンアップの主眼は、そういったユーザに適切なガイドをするように改善したのではなかったのか。

こんなことで騒ぐ事自体が実はすごく恥ずかしいことだったりして…