こねたみっくす

映画なしには生きられません。
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『ドリーム』

2017年09月29日 | 映画レビュー【た行】

NASAで偉大な前例を作った黒人理系女性たちがいた!
何と心地良い映画なのか。『ライトスタッフ』の裏にもライトスタッフがいたという史実。しかもそれが黒人女性たちだったという衝撃。己にしかない正しい資質を理知と機転でいくつも乗り越えてきた彼女たちと、その頑張りに男前な決断で応えた男たちに拍手を送りたくなる映画だ。

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10月戦線映画あり!

2017年09月28日 | 映画予告編
早いもので今年もあと3ヶ月。ついこの間まで夏映画を見ていたはずなのに、歳を重ねると日々の流れも早く感じてしまうのは淋しい限りです。
さてそんな秋風が心の奥まで届きそうな時にこそ、秋映画で心を満たしましょう!と言いたいところなんですが…、注目作が少なすぎるんですよね~。
てな訳でそんな10月公開の注目作をピックアップしたいと思います。

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『スイス・アーミー・マン』

2017年09月23日 | 映画レビュー【さ行】

「美しい」と「気持ち悪い」は紙一重。
やはり映画はマイノリティが作る文化だ。そう思わざるを得ない、この映画の本当のテーマが何とも切ない。
けれどシュールでブラックな笑いがインパクトとして強く残らないのは勿体無い。それでもこの監督コンビ「ダニエルズ」の今後が楽しみでならない。

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『エイリアン:コヴェナント』

2017年09月17日 | 映画レビュー【あ行】

「カントリー・ロード」から「ヴァルハラ城への神々の入城」へ。
嗚呼、勿体無い。エイリアンの起源を描くことばかりに注力しちゃって、本当に楽しみにしていた恐怖要素が全然物足りない。『プロメテウス』の続編でありながら、『エイリアン』の前日譚なんだから、描くべきものはきちんと描いてもらわないと!

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『ダンケルク』

2017年09月12日 | 映画レビュー【た行】

残酷なものほど美しい。
凄まじい映画だ。たった106分の映画なのに、何て長く感じることか。もちろん見終わった後は心身共にヘトヘトになるはずだったのに、なぜか見てはいけない美しいものを見た喜びで心の奥底が満たされている。
戦場の臨場感で震えさせたその先に、映画でしか見せることの出来ない美しき光景に言葉を失う。

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『三度目の殺人』

2017年09月11日 | 映画レビュー【さ行】

他人の命を奪う。自分に嘘をつく。そして見て見ぬふりをする。どれも「人」を殺めること。
家族ドラマでお馴染みの是枝裕和監督がオリジナル脚本で挑んだ法廷サスペンス。しかしこれは法廷サスペンスとして最後まで走り切れず、無意識のうちに十八番の人間ドラマを重視してしまった構成ミスの作品。
だからあまりにも勿体無い。

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『新感染 ファイナル・エクスプレス』

2017年09月07日 | 映画レビュー【さ行】

ゾンビだらけのエクスプレス。大切な命は何があっても、絶対に守り抜け!
何て気持ちのいいゾンビ映画なんだ!一切の中弛みもなく、ノンストップで最初から最後まで突っ切ってくれるこの清々しさに加え、命を賭けた男たちの泣きのドラマ。ギレルモ・デル・トロが「傑作!」と称賛するのも納得の素晴らしきパニック映画だ!

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