こねたみっくす

映画なしには生きられません。
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『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』

2017年08月20日 | 映画レビュー【アニメ】

青春の苦みが失われた打ち上げ花火。下から見る意味も横から見る意味もない。
あぁ、これは残念なリメイクだ。ただの数ある薄い青春映画の一本でしかない。珠玉の作品ではなくなってしまっている。
その理由はこの作品のタイムリープ色を強調しすぎたこと。強調すべきはそこではなく、青春の苦みだったはずなのに…。

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『メアリと魔法の花』

2017年07月10日 | 映画レビュー【アニメ】

ジブリの看板が重ければ、新たにポノックの看板を背負えばいいじゃない。
スタジオジブリの製作部門が一旦解散になったとはいえ、まさにまんまスタジオジブリの作品どころか、既視感だらけの前半に萎えて欠伸まで出るも、EDロールではスタジオジブリの作品らしい「あの感情」が蘇ってくるとは…。
これは評価が分かれますな。

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『この世界の片隅に』

2016年11月13日 | 映画レビュー【アニメ】

ありがとう。この世界の片隅にうちを見つけてくれて。
これは万の言葉を用いても表現することの出来ない、今年の、いや日本映画界における屈指の稀有な傑作。見終わると他の映画と同じ扱いをしたくないと思える秀作。
昭和20年を生きておられた全ての先人に感謝します。私たちが今生きているのはあなた方のおかげだと。

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『映画 聲の形』

2016年09月17日 | 映画レビュー【アニメ】

この“こえ”を伝えたくて。その“こえ”を聞きたくて。生きるのを手伝ってくれる大切な人だから。
簡単な想いなのに伝えられない。簡単な言葉なのに聞き取ってあげられない。コミュニケーションはそんな後悔の繰り返し。なのに、どうしてそんなコミュニケーションを続けるのだろうか。
これはそんな疑問に温かい涙で素直に応えてくれる秀作です。

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『君の名は。』

2016年08月28日 | 映画レビュー【アニメ】

オリジナルストーリーを期待したのにアナザーストーリーを見せられるとは…。
我々新海ファンが待ち望んでいるのは余韻を残してくれる大人のオリジナルストーリーであって、一般ウケするような既視感のある作品ではない。ましてや、絶対不可侵である過去作品の余韻にまで足を踏み入れてしまうとは…。
残念でなりませぬ!

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『心が叫びたがってるんだ。』

2015年09月20日 | 映画レビュー【アニメ】

言いたいけど言えない想い。伝えたいことを伝える勇気。
言葉は人を傷つける。言葉は人に一生のトラウマを与える。でも言葉は人を助ける。言葉は人に一生の宝を与える。
そんな言葉に傷つき、言葉に助けられた経験をした誰もが自然に涙を流してしまうミュージカル「青春の向う脛」。本当にミュージカルには奇跡が付き物ですな。

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