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読後感想:「サッカーが消える日」(5/5)

2012-01-29 21:18:20 | 日記
最後の本は「サッカーが消える日」。



サッカーというスポーツが世界から消えて20年がたった後の話。
スポーツ記者の視点からサッカーの楽しさ、厳しさ、感動などを振り返る、ユニークな作品です。

内容は、サッカーファンなら楽しめる内容なんじゃないでしょうか。
サッカーの魅力について客観的な視点から確認できる面白い本だと思います。
特にサッカーが世界で禁止されたという設定が、あり得ないと思いつつも秀逸だなと感じさせました。
サッカーの原動力は、人間の奥底にある歓喜から沸き起こるものなんだと感じました。

一方サッカーに興味がない人にとってはどうかな、あんまりおもしろくないかもしれませんね。
小説としては描写が少ないし、感情移入という点で難しいんじゃないでしょうか。
また、作者がおそらくイタリア人なので、イタリアサッカーにフォーカスされています。
サポーター死傷事件などは一部知らない部分もあったりで、そういう点で分からない部分も出てくるかもしれません。


総合的に言うと、サッカー好きなら読んで損しないと思います。個人的には(サッカー好きなので)お勧めです。
サッカーの魅力を再認識したいなら読んでみましょう。





そんな感じで1カ月で5冊読み切りました。
頑張ったおかげで1月の半ば過ぎくらいには全部読み終わっていました。
せっかくの機会だし、これからも定期的に本を読みたいと思いますね。

次回はまたちょっと違う嗜好のものをチャレンジしたいと思います。

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