留学の結果

現地時間 21:45

今日荷物を詰めてスーツケースの重さを量ってみたら、34kgあった…。
日本に段ボール2箱送るの確定…。


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留学してから約1年が経ちました。
この間もうすぐ帰ることを友達に伝えた際、
「名残惜しくない?」
と聞かれました。

名残惜しい気持ち…多分もうそこまで大きくないなあ、というのが正直な気持ちです。
留学する前に掲げていたこと、目標にしてきたこと、
すべて達成できたわけではもちろんないですが、
物足りない!!という気持ちよりも、
やることはやった、これからはまた違う人生。という気持ちの方が大きい気がしています。

そういえばスペインに留学したきっかけとか目標とか、
そういうものをこのブログに書いた記憶がありません。
正直留学出発前には恥ずかしくて書けないような内容だからですが。

自分のブログを振り返ってみたら、こんなこと書いてました。
さらば日本、ようこそスペイン

決意は書いてますが、具体的な目標とかは何も書いてませんね。
書きたくなかったんだと思います。無謀な夢を追ってスペインに行くって、自分でも認識していましたし。

けれど、このブログに書いてる決意は、自分の1年間の支えになったものでした。
常にすべてのことに全力で、ていうことは無理でしたが、自分の目標が具体的でぶれなかったおかげで、
目標に対する取り組みは自分が納得できるくらいまで頑張ることが出来たと思っています。




自分の中で、この留学の目的はとても具体的でした。
「レアルマドリードに就職する」
ただその1点です。

…あまりに夢すぎて、留学前には口に出せないような内容ですよね(笑)。
でも自分は本気でそれを目指していました。
どうすれば就職できるのか、そもそもスペインの就活ってどんななのか、
そんなことすら知らない状態でしたが、この1年が最大のチャンスだという認識がありましたから、
とにかくきっかけを模索していました。

結果、
結論としては就職することはできませんでした、ということなんですが(日本帰国時まであきらめてはいませんが)、
けれど、目標に対し自分の出来うるアクションは出来ました。
夢への道程

自分は1年みっちりここでスペイン語勉強して、お金があったらあと半年延長してマドリードで職探し…、
なんてことまで留学前には考えていました。
1年で自分の目標にここまで近付けるなんて、今から思えば奇跡のような出会いがあって実現したことです。
でも、
「自分でアンテナを張っていたから、こういう縁に恵まれたんだよね、きっと」
友達に言われたこの言葉が、今は何となくしっくりきています。

今は、自分が積極的に目標に対し何かできないか考え続けていた結果、この奇跡に巡り合ったんだと思っています。
この奇跡を残念なことに活かしきれなかった自分の実力不足が悔しいですけれども…。


上記のとおり目標に対するアプローチが出来たから、ブログの初めに書いたように、
自分は100％の満足とは言えないけれど、スペインに思い残したことはないんです。



一方、他の留学生に常々言いたいのが、
「何のために留学してる(する)の?」
ということ。

学生時代からそんなこと考えないし、半分遊びに来ている学生も多いのが実態ですが、
留学って一番明確で、一番大きく自分を成長させるチャンスだと自分は思うんですよね。
だからその貴重な時間を無為に過ごして欲しくない、ってこう、社会人目線でつい言いたくなります(笑)。
(学生のうちに遊んどきたいんです!!てたまに言われるけどぶん殴りたくなる(笑))



多分自分は日本に帰ってからも何らかの目標、夢を見つけて、それを追い続けるんだろうなと思います。
だって、目標に向かって行動することがどれだけ充実してて、重要なことなのかっていうことを、
自分はこの留学で学んだわけですから。