６月 サンダル 紫陽花の

紫陽花を見ると、俵万智さんのこの短歌を思い出します。

思い切り　愛されたくて　駆けてゆく　六月　サンダル　あじさいの花

紫陽花の花言葉は、移り気。

お堅い学名の方が愛情を感じるなんて、なんだかおもしろいです！

それを考慮したら、もう少し愛の込められた花言葉を作れなかったのかな。

移り気だろうと、学名は愛する女性の名前を付けるだけの魅力がある花。

楚々とした趣もありながら、花色によっては、とても艶やかです。

紫陽花の花は、少女を卒業した、瑞々しい女性のような印象を受けます。

もし紫陽花が人の姿になったなら、紫陽花色のワンピースでも着て、サンダルで駆けていくのかな。


　　　　　　


　　　　　　


花瓶に挿しているの以外は今朝の撮れたてです

歩いていると、この季節は軒先、庭先に、街路樹の根元にと目を楽しませてくれます。

紫陽花、漢字で書いたこの名前、きれいで大好きです。

おたくさ、シーボルトさんが付けた素敵な名前も大好きです。




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