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自称米子のプロモデラー

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コクサイ コルトパイソン ガスリボルバー

2025-07-08 15:05:51 | Gun

今日も30度を超える暑さになっています。

今回のガスリボルバーですが、夏場ならちょっとはパワーが上がるか?と思ったのですが、やはり元の設計がパワーの出ない設計としか言いようが有りません。

まずは外観からですが、

見ての通り、非常に良くできています。

さすが、「リボルバーのコクサイ」と呼ばれただけあります。

コクサイは、以前にカートリッジにガスを注入する方式のガスガンを発売し、これが、銃刀法に違反する構造になっているとのことで、回収騒ぎになりました。

そのせいか、このパイソンのパワーを過剰なまでに制限しているのでは無いでしょうか?

カートリッジを使用するのですが、

こんな形です。

シリンダー内部には、真鍮製の薄いスリーブが入っていて、専用のカートリッジ以外は装填できない構造になっています。

カートリッジの緑色のゴムとカート本体の隙間にシリンダーのスリーブパイプが入り込んでカートが装填できます。

実弾のようなカートは装填できません。

シリンダーと銃身のの接続部分にはゴムのリングが付いていて、スプリングでシリンダーに圧着するような仕掛けになっていて、ガス漏れしにくい構造になっています。

銃身内に真鍮のインナーバレルが有り、スプリングで後方に押し出されるようになっていて、シリンダーに常に圧着する構造になっています。

撃鉄ですが、ちょっと細身の変わった形です。

カートリッジにBB弾を装填すると、

こんな状態で、これをシリンダーに装填すると、

このような状態になります。

緑色のパッキンのすぐ外側が、真鍮製のスリーブパイプです。

この部分がカートリッジの中に差し込まれた状態になって装填されています。

ガスはグリップの底部から注入します。

もう、何十年も使っていなかったので、ガス漏れするかな?と思いましたが、全く問題なく注入出来ました。

そして、弾速を測ってみたら、

40,21mです。

これじゃ〜10禁のエアーガン並みのパワーですね。

最初5メートルから撃ちましたが、弾痕が分かりにくかったので、3メートルから撃ちました。

その結果がこれです。

3メートルとはいえ、結構まとまっている感じです。

リボルバーでカート式でここまで纏まれば上等では無いでしょうか?

もう少しパワーがあればね〜。

S&Wのリボルバーのガスガンもコクサイは発売していましたが、この頃は割とパワーが有りました。

以前、シューティングマッチに1人だけですが、ダットサイト乗せて撃っている人がいましたので。

何でここまでパワーがないのか?

それはこの構造のせいでは無いかと思います。

グリップのを外すとガスタンクが出てきます。

そしてサイドプレートを外すと、

こんな構造で、赤い矢印の部分がガスの通り道です。

ガスタンクから出たガスはサイドプレートの小さな穴に入り、撃鉄側の穴からカートリッジ方向に流されます。

おそらく、このガスルートが狭く、ガスの流量が少ないのだと思います。

ガスタンクの注入バルブを外し、小型のエアータンクから、ちょっと高圧のエアーを入れて見ても、パワーが上がりませんでした。

やはりガスの流れるルートが狭すぎるのだと思います。

これはどうしようも無いですね。

10禁のエアーガンとしてコレクションするしか有りませんね。

幸い、外観はモデルガン並みに良く出来ています。

リアサイトはフル可動します。

フロントサイトにはレッドランプが埋め込まれています。

ピンを抜けば交換も出来ます。

ま〜この銃で、シューティングマッチに出るわけでも無いので、これはこれでいい銃だと思いますので、大切にしまっておこうと思います。

もう手に入らない絶盤モデルですので。

 


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