連日エアーガンの記事をアップしていますが、今回は、「東京マルイ」のベストセラーのシリーズ、「ハイグレード/ホップアップ」のエアーコッキングガンです。
このシリーズは、同じコッキングガンでも、マガジンがフルサイズになっていたり、スライドやフレームにねじ止めの穴がなかったり、仕上げもちょっと高級感がある物です。
価格も、1900円ではなく、3500円です。
その外観です。
サイドにネジ穴が有りませんが、フレームもスライドもモナカ構造です。
マガジンは割り箸タイプではなく、実銃に似せて作られています。
マガジンのリップ部分はこの位置にBB弾を入れます。
MGCのG17のマガジンと比べてみると、
こんなに大きさが違います。
MGCのマガジンが実銃と同じかどうかも分かりませんが、マルイのマガジンはかなり小さいのが分かります。
でも、割り箸マガジンよりはずっと良いですね。
ちょっとだけ錘も入っていますし。
MGCのガスガンのグロックと比べて見ました。
やはりちょっと安っぽい感じがします。
スライドだけでも、もう少し艶消しの仕上げになっていればもう少し高級感が出たと思います。
分解して「インディ」の「パーカーシール」のようなスプレー塗料を吹き付けて艶消しにしたらかなり見栄えが良くなると思います。
MGCと比べると、やはりちょっとだけ細い気がします。
長さが長いからそういうふうに見えるのかも。
スライド上部から見ると、やはりモナカ構造なので、真ん中に継ぎ目があります。
ただ、側面にネジで止めた穴は見当たりません。
おそらくスプリングピンのような物で双方のパーツを繋いでいるのだと思います。
フレームも同じ構造でしょう。
スライド側面には、しっかりとグロックのマークと17lの刻印が有ります。
フレームにも細かいプルーフマークや製造ナンバー等の刻印が有ります。
これが有ると無いとでは見栄えがかなり違います。
やはり刻印は大事ですね。
グロックの特徴でも有る引き金の安全装置もライブで、機能しています。
銃身には銃口いっぱいにアルミのインナーバレルが入っています。
肝心な射撃性能ですが、初速は、
1994年前の11月に発売された固定ホップアップ搭載で、0,2gのBB弾なら、軽く30mくらい飛ばせます。
しかし、31年も前に発売されたエアーガンですので、若干スプリングやゴムパッキンの劣化が出ているのかもしれません。
本来なら75mくらいの初速があっても良いのですが、ちょっと低めですね。
そして、5mから撃った集弾性ですが、
ホップアップが搭載されているせいか、かなり上に飛ぶ傾向があったので、狙点を下の黒丸にして撃ちましたが、その上に着弾しています。
おそらく、0,25gの弾を使えば、サイト通りの着弾になるのかもしれません。
着弾が左右に散っていますが、これは私の腕による物だと思います。
銃を万力に固定して撃てば、もっとまとまると思います。
「東京マルイ」のコッキング式エアーガンですが、低コストで高性能と言われてきました。
1900円よりちょっと高級なエアーガンですが、塗装をしたり、簡単なカスタムのベースにするのも面白いかと思います。
高級なガスブローバックモデルから、このようなコッキングガンまで発売してくれる「東京マルイ」には、頭が下がります。
本当にありがとうと言いたいですね。
大阪のショットショーに行くと、必ずマルイのブースが有り、いつも新製品をいじらせてもらっています。
これからも、面白い製品をお願いします。
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