今日まで、色んなエアーガンを紹介してきましたが、「東京マルイ」の代表作、「電動ガン」を紹介していませんでした。
他のメーカーの電動ガンは何度か紹介しましたが、本家の電動ガンを紹介していないのはおかしいので、今回、「3点バースト」機構を初めて搭載した、スイスの銘銃、「SIG550 」を紹介します。
この銃ですが、スイスの国民が成人したら必ず持つ銃です。
スイスでは、徴兵制度があるので、成人男性は必ず軍事教練を受けなくてはなりません。
そして、この銃の射撃訓練を受けなくてはなりません、
一昔前前は、一家に一丁、SIG550 を置いて、定期的に射撃訓練を受けなくてはならなかったようですが、最近では銃を郵便局が管理するようになり、家庭での事故が起きないように管理されています。
この銃は電動ガンなので、バッテリーを繋いでBB弾の発射をします。
バッテリーの搭載は、まず、フレームのピンを一本抜きます。
そして、下半分のハンドガードを後ろ側にスライドします。
すると、ハンドガードの上半分が上方向に外れます。
銃身の上に細長いバッテリーを横たえてコネクターを繋ぎます。
そして、この銃にはバースト機能が有り、2〜7発まで可変して、弾を発射できる機能が有ります。
実銃ではセミオートの1発ずつと、3発連続発射の3点バーストと、連続で発射できるフルオートの三種類の撃ち方ができます。
マルイのエアーガンでは、一回に引いた引き金でスイッチが繋がった際、タイマーで電気の流れる時間を制御し、発射するBB弾の数をコントロールしているのだと思います。その調整つまみがこれ、
この小さなつまみを回すことで、一度に流れる電気の時間を調整しているのだと思います。
外観ですが、
セレクターレバーが、セーフ、セミオートの1、3点バーストの3、フルオートの20と切り替えられるようになっています。
このレバーは反対側にも有ります。
そしてマガジンですが、
半透明のプラスチック製で、実銃もこのようなプラスチック製の物です。
本来なら装填されたカートリッジが透けて見えていますが、このマガジンは何も見えません。
そして、この銃のストックは、
折りたためるようになっています。
そして、分厚い手袋をしていても引き金を引けるように、
写真のようにトリガーガードがたためるようになっています。
ホップ調整はダミーのボルトを引いて、出てくるダイヤルを回します。
フロントサイトは幅や高さを切り替えられます。
レシーバー上部にはスイス軍のマーク(十字)のマークが有ります。
リアサイトですが、ドイツのH&Kの銃のようなドラム式の切り替えリアサイトになっています。
ちゃんとクリック感も有りリアルに動きます。
左右もネジで微調整できます。
ちょっと分かりにくいのですが、リアサイトの付け根は溶接したようなモールドがありますし、レシーバーには随所にスポット溶接のモールドが有ります。これはプラスチックのレシーバーなので、金型による整形ですが、結構リアルな感じがします。
サイトドラムの後ろの小さなネジを回すとドラム自体を上下に調整できます。
銃身にはグレネードを取り付ける膨らみを再現しています。
銃身上のガスレギュレーターも可動します。
エアーガンでは何の機能もありませんが。
バイポッドも亜鉛ダイキャストで出来ていて、実銃通りに折りたためます。
レシーバーには、
「SIG550-1の刻印が有ります。
レシーバーの色ですが、実際にこのようなグレーの入りです。
結構イメージに近い色合いになっていると思います。
最近の銃は、ガンブルーのような化学変化の表面処理ではなく塗装で仕上げている銃が多いようです。
日本でも「パーカーライジング」という錆にくい塗装をする業者がいるようです。
このスイス軍正式ライフルですが、実射は次回にアップします。
3点バーストや、初速、命中精度などレポートします。
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