植物好事魔多し

植物を育てる、とある趣味家の備忘録兼管理ノートです。

台湾ヤドリコケモモ(オオバコケモモ)

2018-04-25 14:00:00 | Ericaceae ツツジ科
今年も開花した。
昨年の記事は5月のため、当地では春頃に開花するらしい。
自家受粉のようなことを試みたが、受粉したような兆候はない。
恐らくは他花受粉でないと結実しないと思われるが、経過観察とする。

栽培した傾向としては比較的乾燥に強いものの、冬季もある程度は灌水が必要のようだ。
断水すると葉が萎み、最終的に葉が枯れる(もちろん気温の要素もあるだろうが)。
意外と耐寒性はあるようで、冬場でも少しずつ生育が見られた。



昨年(2017年2月)播種のもの。

種子が微細ということもあり、播種床は細粒としていた。
そこから通常の培養土に馴らす観点で二度植え替え。
今回、完全に通常の培養土に移行した。
播種当時からはそれなりに減ってしまったが、苗はある程度維持できている。
ここからの生育も経過観察。

Dioscorea fastigiataの塊根

2018-02-09 14:00:00 | Dioscoreaceae ヤマノイモ科
Dioscorea fastigiata Gay
2016年9月16日播種。
ヤマノイモ科の植物。
チリ原産。

情報は少ないものの、塊根ができるのらしいことは判明していた。
植え替えのため、鉢から抜くとパチンコ玉ほどの塊根が出来ていた。
抜く前に鉢底の穴から既に見えてはいたが、どうやら地下性らしい。




ちなみにDioscorea sp. #1217も植え替えてみたが、5mmほどの塊根だった。

Talinum caffrum (Thunb.) Eckl. & Zeyh.

2017-08-24 11:00:00 | Portulacaceae スベリヒユ科
Talinum caffrum (Thunb.) Eckl. & Zeyh.

タリナム カフラム
タリヌム カフルム

スベリヒユ科。
Flora of Zimbabweによれば、エチオピア、スーダン、アンゴラ、ナミビア、南アフリカの開けた林地、草原に自生する。
Useful Tropical Plantsによれば、葉と塊根は食用になるらしい。



国内業者より入手。
塊根は直径5cmほど。


これは上とは異なる株の根元。
株元から今年発芽した自然実生苗が生育している。
これは昨年のこぼれ種が発芽したもの。


どうやらTalinumは採り蒔きに向かない傾向にあるらしい。
本種や草花火Phemeranthus calycinus (Engelmann) Kiger = syn. Talinum calycinum Engelm. は採種後、すぐ播種しても発芽しない。
これは後熟なのか、発芽抑制物質を含むせいなのか、それ以外なのか不明だが共通している。
発芽しなかったとしても、翌年発芽することもあるので、鉢は処分しない方がよい。


花は黄色で昼咲き。
自家受粉で容易に採種可能。
耐寒性は比較的あり、屋内管理下で断水すれば越冬可能。

ブルームーン

2017-08-21 11:00:00 | Orchidaceae ラン科
青いフウラン系の交配種とのこと。
なかなか開花を拝めなかったが、入手2年で初開花。


Ruschia intricata (N.E. Br.) H.E.K. Hartmann & D. Stüber

2017-06-16 19:00:00 | Aizoaceae ハマミズナ科
Ruschia intricata (N.E. Br.) H.E.K. Hartmann & D. Stüber

syn.
Eberlanzia ferox (L. Bol.) L. Bol.
Eberlanzia intricata (N.E. Br.) Schwant.
Eberlanzia munita
Eberlanzia persistens (L. Bol.) L. Bol.
Eberlanzia puniens (L. Bol.) L. Bol.
Mesembryanthemum intricatum N. E. Br.
Mesembryanthemum munitum L. Bol.
Mesembryanthemum munitum L.Bolus
Ruschia ferox L. Bol.
Ruschia puniens L. Bol.


輸入種子の実生。
2016年9月16日播種。
棘をもつメセン(マツバギクの仲間)。

まだ草丈は10cm程度だが、棘が出来た。


棘は柔らかい。
次第に硬くなるのだろうか。