くまの自転車日記

景色のいい海辺でメシを食う。これ最高♪ ( ̄(工) ̄)ノ

R390手組みホイールの経過記録 グリス馴染みと初期当たり、乗り味

2021-04-05 05:13:00 | citta CTA24
※自分用メモなので読みにくいと思います。お好きな方はどうぞ♪笑


ハブのグリス馴染みと初期当たりはどのくらいで落ち着くのか、記録していたので記しておこう。 

cittaのホイール、R390リムはそのままにハブとスポークを組み換えてから600km程走った。
前ハブは未使用新品、後ハブはそこそこ走り込んだ中古品、前後とも組み換え時にグリス交換をした。
グリスの量は多め、特にリアは音対策で目一杯詰めたw


ハブ:7400デュラエース
グリス:ベルハンマーゴールド#2


・計測方法
自転車をひっくり返して、前輪は手でびゅっと回して止まる迄の時間を計測。
後輪はトップギアに入れてペダルを回してホイールが止まる迄の時間。カッコ内はチェーンを掛けずに手で回して止まるまでの時間。
複数計測した時は平均値。


・記録

走行  前輪  / 後輪

70km    1m25s  /    

150km  2m46s  /  0m55s

250km  3m22s  /  1m11s

400km  3m55s  /  1m17s

500km  4m06s  /  1m23s(2m09s) 

600km  4m01s  /  1m25s (1m53s) 



回す手加減で数値が左右するので正確ではないけど、ざっくりとした傾向は見えて来た。


今回はグリス馴染みも、初期当たりもおよそ500km走行したぐらいで落ち着いた感じ。


ちなみに前ハブは新品という事で、玉当たり調整は渋目に与圧を掛けた調整にした。(ミカシマペダルの調整を参考にした)

600km走って、当たりが出た現在もガタは出ていない。

手で軸を回した感じは、最初は渋々だったけど今はスルスルで極端に違う。

ここまで変化したハブは初めてだw


今迄の経験だと、通常のグリス量なら50kmも走ればグリス馴染みは完了する感じ。



・ハブの強度

クイックの締め加減でホイールの回転が変わるハブが多いが、7400デュラのハブはクイックをかなりキツく締めても回転に影響が出ない。

回転時間を計るとキツく締めた方が長時間回ることもあるくらい。

持つと重いし、かなり頑丈に作られているのだろう。

DA22ホイールのジャイアントハブは、クイックの締め加減で回転時間がかなり影響されるし、データのバラつきが大きい。

5分近く回ったかと思ったら3分しか回らなかったり…

繊細なシールドベアリングという事が影響しているだろう。


軽量ハブなど強度のないハブは、今時のロードエンドなら特に問題は起きないだろうけど、プレステージ号みたいに逆爪エンドみたいな昔のロードエンドだと、クイックでキツく締めると回転に影響したり、緩く締めるとホイールが動いたり、なかなか難しいかもしれない。



・スポークテンション

前輪のスポークテンションをほんの少しだけ上げた。1/32回転締めた。

試乗すると思いの外、バンと張りが出てびっくり!

サピムのストロングスポークはかなり強度があるので張り加減がとても微妙みたい。

そもそも前輪に使うのは過剰だったかも知れない笑



・乗り味比較
前6.75bar 後7.75bar(室内)
DA22ホイールとこのR390ホイールを乗り比べた。
10kmの近所の周回コースを各1周。

DA22はベタっと座ったままでも、ボヨンボヨンとウィップ感満載で路面のギャップを吸収しながらヌルンヌルンと進む。後ろにサスペンションがついていて1Gで少し沈んだかのような尻下がり感が絶えずある。
大きな衝撃があったらリアホイールがグシャッと潰れそうな不安感ありw
前回りの神経質さもなくいたって平和でのどかな自転車。タイヤのエアボリュームが増えたかの印象。

1周回ってR390ホイールに替えると余りの違いに驚く。サスペンションが無くなってリジットになったかの如くw
リムの真円が常にキープされる程しっかりとパン!と張った感じ。走り出すと軽い!転がり始めや加速、登り坂の軽さが全然違う。
細かい路面の凸凹まで拾う。ハンドリングもシャープで気を抜けない。とても同じタイヤで同じ空気圧とは思えないほど乗り味が違う。2barぐらい高圧にして乗ってる感じ。
転がりは断然軽いが、高速域までスピードが伸びていく感じは無い。

やはり、cittaにはDA22ホイールの路線の方が合うのが再確認できた。

以上



( ̄(工) ̄)ノ